「先生、余裕なさそう…」保護者から見ても実感する教員の多忙化。子どもへの教育の質に不安も、求められる改善策とは?

約6割が教育の質低下に不安、約8割が情報共有の円滑化で指導の質向上に期待。デジタル化による負担軽減にも前向きな声

システックITソリューション株式会社

システックITソリューション株式会社(所在地:岡山県津山市、代表取締役:市 克吉)は、私立中学校・高等学校に子どもを通わせている保護者を対象に「教員の働き方と教育の質に関する保護者の意識調査」を行いました。

近年、学校現場では教員の業務が多岐にわたり負担が増えてます。授業に加えて事務作業、保護者対応、行事運営などが課題とされています。

その中で、教員が子ども一人ひとりと向き合う時間が十分に確保されているのかについて、関心を持つ保護者も多いと考えられます。

また、学校からの連絡や各種手続きにおいては、依然として紙の配布物や電話連絡といったアナログな運用が残っている場面もあり、利便性や効率性の面で改善の余地があると感じる保護者もいる可能性があります。

そこで今回、システックITソリューション株式会社https://www.systech-its.co.jp/)は、私立中学校・高等学校に子どもを通わせている保護者を対象に「教員の働き方と教育の質に関する保護者の意識調査」を行いました。

調査概要:「教員の働き方と教育の質に関する保護者の意識調査」

【調査期間】2026年5月26日(火)~2026年5月29日(金)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,002人

【調査対象】調査回答時に私立中学校・高等学校に子どもを通わせている保護者と回答したモニター

【調査元】システックITソリューション株式会社(https://www.systech-its.co.jp

【モニター提供元】サクリサ

保護者の約7割が実感…教員の「多忙さ」。生徒対応にも余裕なし?

はじめに、「学校の教員に対して、『業務の多忙さ』を感じることはあるか」と尋ねたところ、約7割が『頻繁に感じる(21.0%)』『ときどき感じる(45.8%)』と回答しました。

多くの保護者が、教員の多忙さを実感していることが分かりました。保護者が教員と直接接する機会は限られているものの、その短い時間を通じても、業務量の多さが伝わっている様子がうかがえます。

では、保護者はどのような場面で教員の多忙さを感じ取っているのでしょうか。

「子どもが通う学校の教員に対して、『業務の多忙さ』を感じる理由」について尋ねたところ、『生徒一人ひとりへの対応に余裕がなさそうだった(44.8%)』が最も多く、『行事前後に慌ただしさを感じた(34.5%)』『授業以外の事務作業に追われている様子だった(29.3%)』と続きました。

4割以上の保護者が、「生徒一人ひとりに対する対応に余裕がない」と回答し、個別対応の質への影響が懸念されます。

また、「行事前後の慌ただしさ」や「事務作業に追われている様子」から、教員の業務が多岐にわたっている実態があり、こうした負担が、教育活動に割ける時間を圧迫している可能性があります。

教員の多忙さで約6割が「教育の質」を懸念!保護者が教員に求めるのは事務作業ではなく「生徒との対話」

教員の余裕のない対応を目にした際、保護者は教育の質に不安を感じているのでしょうか。

「教員の多忙さが、子どもへの『教育や指導の質』に影響するのではないかと不安を感じることはあるか」と尋ねたところ、約6割が『よくある(14.2%)』『たまにある(44.8%)』と回答しました。

約6割の保護者が、教員の業務負担が教育や指導の質に影響を及ぼすのではないかと不安を感じていることが明らかとなりました。

また、具体的に「『教育や指導の質』への影響として、どのようなことが懸念されるか」と尋ねたところ、『個別の学習状況への対応が十分でなくなる(45.7%)』が最も多く、『子どもの小さな変化や悩みに気づきにくくなる(45.2%)』『進路指導の質が低下する(38.1%)』と続きました。

保護者は一人ひとりに合わせたきめ細かな指導が損なわれることに強い懸念を抱いているといえます。また、「子どもの小さな変化や悩みに気づきにくくなる」という回答も同水準であることから、学習面だけでなく、子どもの心理面・生活面へのケアの低下も危惧されていることがうかがえます。

では、このような懸念がある中で、保護者は教員にどのような役割を求めているのでしょうか。

「教員に『もっと時間を使ってほしい』と思う業務」について尋ねたところ、『生徒との対話・コミュニケーション(37.1%)』が最も多く、『個別の学習指導・フォロー(31.9%)』『進路指導・キャリア相談(26.3%)』と続きました。

前問では、個別指導や子どもの変化への気づきといった“きめ細かな対応”の不足が懸念されていましたが、本設問からも同様に、一人ひとりに向き合う時間の確保が強く求められていることが分かります。

保護者は、教員に対して事務的な業務よりも、生徒との直接的な関わりや対話を重視した役割を期待していると考えられます。こうしたニーズに応えるためには、教員が生徒と向き合う時間を確保できるよう、業務の見直しや負担軽減が一層重要になるといえるでしょう。

約4割が感じる学校DXの遅れ 保護者が求めるのは情報の一元化と学習の見える化

このように、生徒と向き合う時間の確保が求められる中、その妨げとなる業務負担にも課題があると考えられます。では、学校業務のデジタル化の状況について、保護者はどのように感じているのでしょうか。

「子どもが通う学校からの連絡や各種手続きにおいて、デジタル化(校務DX)が進んでいないと感じることはあるか」と尋ねたところ、約4割が『頻繁に感じる(12.5%)』『ときどき感じる(31.5%)』と回答しました。

学校現場におけるデジタル化は一定程度進んでいるものの、依然として十分とはいえない状況がうかがえます。

約4割の保護者が「進んでいない」と感じていることから、学校間や業務内容によってデジタル化の進捗にはばらつきがあるようです。

では、具体的にどのような場面でデジタル化の遅れを感じているのでしょうか。

前問で『頻繁に感じる』『ときどき感じる』と回答した方に

「デジタル化(校務DX)が進んでいないと感じる理由」について尋ねたところ、『学校からの連絡手段が複数に分散している(紙・メール・アプリなど)(32.0%)』が最も多く、『紙のプリント配布や回収が多い(31.5%)』『提出物や書類のやり取りが手作業で煩雑(30.4%)』と続きました。

保護者がデジタル化の遅れを感じる背景には、情報伝達や手続きの非効率さがあることがうかがえます。

特に、情報が一元化されていないことで確認の手間が増えているほか、「紙のプリント配布」や「手作業での書類対応」など、アナログな業務も依然として多く残っている状況が見受けられます。

こうした課題がある中で、保護者はデジタル化にどのような価値を求めているのでしょうか。

「学校のデジタル化(校務DX)が進むとしたら、どのような情報が共有されたり、機能が充実したりすると安心か」と尋ねたところ、『テスト結果や成績の推移の確認(33.2%)』が最も多く、『宿題・提出物の状況管理(24.9%)』『日々の学習進捗の可視化・共有(22.8%)』と続きました。

保護者は「連絡がデジタルになること」だけでなく、子どもの学習状況を継続的に把握できる仕組みを求めているようです。

特に、「テスト結果や成績の推移の確認」が最も多いことから、単発ではなく長期的な成長の可視化へのニーズが高いと考えられます。また、「宿題・提出物の管理」や「日々の学習進捗の可視化」への回答も多く、日常的な学習状況を把握し、家庭でのサポートに活かしたい意識がうかがえます。

約8割が指導の質向上に期待 教員負担軽減に向けたDXにも前向きな姿勢

では、情報の可視化や連携強化は、最終的に子どもへの指導にどのような影響を与えると考えられているのでしょうか。

「教員間の情報共有や記録管理がスムーズに行われるようになれば、子どもへの対応や指導の質は向上すると思うか」と尋ねたところ、約8割が『大きく向上すると思う(15.3%)』『ある程度向上すると思う(63.0%)』と回答しました。

多くの保護者が、情報共有や記録管理が円滑になることで指導の質が向上すると考えていることが明らかとなりました。

最後に、「教員の業務負担軽減につながる場合、保護者の視点から『簡略化・デジタル化してもよい』と思うものはあるか」と尋ねたところ、『紙でのプリント配布(39.4%)』が最も多く、『通知表のデジタル化(オンライン閲覧・電子化)(37.7%)』『電話での欠席・遅刻連絡(37.7%)』『家庭訪問や個別面談の簡略化・オンライン化(25.8%)』と続きました。

保護者は、教員の業務負担軽減につながるのであれば、デジタル化や簡略化を求めていることがうかがえます。

特に、「紙でのプリント配布」や「欠席連絡」など日常的なやり取りに関する項目が上位に挙がっていることから、利便性の向上と負担軽減を両立できる領域では、デジタル化への抵抗感は比較的低いと考えられます。一方で、「家庭訪問や個別面談」は割合がやや低く、対面での関わりが重視される場面では慎重な姿勢も見られます。

こうした結果から、学校DXを進める際には、利便性の高い業務から段階的にデジタル化を進めつつ、対面の価値とのバランスを考慮することが重要といえるでしょう。

【まとめ】教員の多忙化と教育の質への懸念、そして学校DXへの期待

本調査から、多くの保護者が教員の多忙さを実感しており、それが教育や指導の質に影響を及ぼすことへの不安を抱いている実態が明らかとなりました。特に、一人ひとりへのきめ細かな対応や、子どもの変化への気づきといった側面において、十分な時間が確保されていないことへの懸念が強く示されています。

その一方で、保護者は教員に対して、事務作業ではなく生徒との対話や個別指導といった「直接的な関わり」により多くの時間を割くことを求めています。こうしたニーズに応えるためには、業務負担の軽減が不可欠であり、その手段の一つとして校務のデジタル化(DX)への期待が高まっているといえます。

しかしながら、現状では情報の分散や紙中心の運用などにより、デジタル化の進展は十分とはいえず、かえって保護者側の負担につながっている側面も見受けられます。保護者は単なるデジタル化ではなく、学習状況の可視化や情報の一元化といった、実質的な利便性向上を求めていることも明らかとなりました。

また、教員の負担軽減につながるのであれば、日常的な業務におけるデジタル化には前向きな姿勢が見られる一方で、対面での関わりが重要とされる場面では慎重な意識も残っています。

これらを踏まえると、学校DXの推進においては、単なる業務の置き換えではなく、教員が生徒と向き合う時間を創出するという目的に立ち返り、利便性の高い領域から段階的に進めるとともに、対面の価値とのバランスを考慮した設計が求められるといえるのではないでしょうか。

高校・中高一貫校向け校務支援システム「Major School System」

今回、「教員の働き方と教育の質に関する保護者の意識調査」を実施したシステックITソリューション株式会社https://www.systech-its.co.jp/)は、高校・中高一貫校向け校務支援システム「Major School System」https://www.systech-its.co.jp/service.html)を提供しています。

■高等学校向け教務・校務支援システム「Major School System」

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・システム導入途中の画面を確認出来るので意見が出しやすい。

・トラブル発生時の対応が早い。

・コストパフォーマンスが非常に高い。(システム導入初年度の機能追加・変更は原則無償)

■学校関係者(中高)の89%が導入したいと回答

調査方法:インターネット調査

調査期間:2022年11月14日~16日

アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ

調査対象:学校関係者(中高)1005名

調査選定方法:アンケートを基に所定の条件に合致する対象者を抽出

学籍管理・成績管理・出欠管理・進路管理を基本機能として、入試管理、保健管理、グループウェア、保護者連携機能など校務全般でシステム構築支援を行って参ります。

■岡山を代表する企業100選に選出

■Major School System:https://www.systech-its.co.jp/service.html

■お問い合わせURL:https://www.systech-its.co.jp/contact.php

■システックITソリューション株式会社:https://www.systech-its.co.jp/

■お問い合わせE-mail:info@systech-its.co.jp

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会社概要

URL
https://www.systech-its.co.jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
岡山県津山市沼6-8
電話番号
0868-25-2131
代表者名
市 克吉
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2015年11月