防災の日に考える「電話が止まる=医療が止まる」

病院向け「AI電話」、提供開始から約15か月で全国116施設に導入               同時100回線×24時間×SMSで、災害時の混乱を抑え診療継続を後押し

Dr.JOY株式会社

Dr.JOY株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・医師:石松 宏章、以下「当社」)は、
9月1日の「防災の日」に合わせ、医療機関特化型AI電話サービス(以下「AI電話」)の活用事例
を発表します。提供開始(2024年6月)から約15か月で116施設に導入(2025年9月1日現在)、
災害や交通障害の発生時に患者および医療従事者の安全・安心確保の備えとして活用が広がっています。

自然災害時の医療現場で何が起きるか


地震・台風・大雨・大雪等の際、医療機関には「今すぐ受診できるか」「予約変更・キャンセル」「薬が切れそう」「入院患者の安否確認」「行政からの照会」などの電話が殺到します。

通信インフラの障害が重なると患者と病院の命綱が途絶えかねず、不要不急の来院や薬切れによる慢性疾患の悪化、現場職員の業務停滞、患者・家族の不安増幅といった混乱が予想されます。

・今すぐ受診できる?(受診可否)

・予約をキャンセル・変更したい

・薬が切れそう(処方・継続)

・透析・化学療法は実施できる?

・入院中の家族の安否は?

・行政からの照会など

▶起こりえる混乱
●不要不急の来院や薬切れによる慢性疾患の悪化

●現場職員の業務停滞

●患者や家族の不安の増幅 など

さらに、病院BCPの整備状況には大きなギャップがあります。国が公表する全国調査(平成30年12月1日)によれば、災害拠点病院のBCP策定率は約71%、一般病院は約20%、全体では約25%にとどまっています。

「AI電話」が一次受付、混乱を“手前で”止める

 

当社の「AI電話」は、自然な発話を認識して要件を理解し、外来案内や予約変更などを人手を
介さず即時に案内。長いガイダンスや番号押下を不要にします。

SMSによる即時の一斉通知にも対応し、同時100回線※で“話中”を緩和、自然災害時の混乱の中でも24時間体制で事業継続を支援し、スタッフが診療に専念できる環境を実現します。

※ベストエフォート 実効値はネットワーク/回線/運用条件により異なります。

                   台風による交通障害時の通話内容イメージ

【主な機能】

・電話殺到時もAIが一次受付し、混乱を回避

・FAQ手動更新で、AIが自動応答(診療可否/予約キャンセル/面会情報 など)

・24時間対応で現場負荷を平準化

・SMSで患者・職員・家族へ即時周知
   紹介動画→
1分でわかる!AI電話

導入実績と第三者評価

 

提供開始から約15か月で116施設に導入。さらにCBnews社が主催する「第1回病院DXアワード
2025」において優秀賞を受賞し、医療現場のDXソリューションとして評価されています。

自然災害時に備える病院の活用事例

 

「AI電話」のサービスを導入することで、患者および医療従事者の安全・安心確保に備えている病院の事例をご紹介します。

◆災害で通常の倍以上の電話にも対応 湘南鎌倉総合病院(神奈川)のAI電話活用事例

湘南鎌倉総合病院 事務部長 芦原様

去年2月の大雪の日に、当日は交通機関にも大きな影響が出ました。それに伴い来院の予約変更やキャンセルの電話が通常の倍以上の件数が集中。

それを当時導入したばかりのAI電話が問題なく捌ききってくれて、AI電話の実力を知ることができました。

◆台風直撃でも受電に支障なし(同院談) 浦添総合病院(沖縄)のAI電話での備え

台風が来たとしても多分そこに関しては、電話を受けきっていただけるので、緊急の場合でも活用できると思います。予約センターの担当者が急遽0名だったんですね。

そういった時でもAIを導入していることで、応需は確実にできますので、午後から出勤者が対応することで、患者様にもご迷惑をかけることなく対応できます。

浦添総合病院 医療連携支援室かけはし 入退院支援室 室長 喜納様

◆大雪でも安心 札幌徳洲会病院(北海道)が語るAI電話の便利さ

札幌徳洲会病院          メディカルクラーク 主任 高橋様

去年も雪がすごく、家から出られないという方もいると思うので、

どうしても代表電話にすごく電話が殺到してってことが例年あります。

AI電話で完結できるのであれば、すごく便利だと思います。

災害時であっても、医療従事者が自らの安全を確保しつつ、患者からの問い合わせ集中時にも

混乱なく事業を継続できることが、地域医療の使命です。

当社は「すべての医療従事者に、次の一手を」を理念に、今後も医療現場の業務負担軽減と医療サービス向上を実現するソリューションを提供してまいります。

会社概要

多くの病院で、電話が鳴りやまない病院の課題を目の当たりにしてきました。災害が起きれば、その負荷は一気に大きくなります。それでも医療は、必要とする人のために止めてはなりません。

だからこそ、AI電話は病院の事業継続に向けた希望です。

自然な受け答えで要件をすばやく整理し、初動の混乱を手前で抑え、現場が診療に集中できる状態を支えていきます。

医療従事者の負担を減らし、その先にいる患者さまやご家族の安心を守る——それが私たちの役割だと考えています。

 

自然災害が頻発・激甚化している今だからこそ、企業理念『すべての医療従事者に、次の一手を』を形にしたこのサービスを、責任をもって届け続けてまいります。

  代表取締役社長|医師 石松 宏章

●社名:Dr.JOY株式会社

●本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F

●設立:2013年11月

●事業内容:医療分野におけるソフトウェア開発・運用 / 医療機関への医療・医薬品情報の提供

●公式ウェブサイト:https://drjoy.co.jp/

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会社概要

Dr.JOY株式会社

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URL
https://www.drjoy.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門2丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー17F
電話番号
-
代表者名
石松宏章
上場
未上場
資本金
38億円
設立
2013年11月