Angel Bridge、大手機関投資家などによるLP出資のもと260億円の3号ファンドを設立

PEファンド的アプローチで日本の将来を担うメガベンチャーの創出を目指す

Angel Bridge株式会社

 独立系ベンチャーキャピタル(VC)のAngel Bridge株式会社(東京都千代田区、代表取締役 河西佑太郎、以下「Angel Bridge(エンジェルブリッジ)」)は、2号ファンドに引き続き、大手機関投資家や地方銀行をLPとして迎えた260億円の3号ファンド「Angel Bridge Unicorn Fund3号」(以下「3号ファンド」)の募集を完了し、運用を開始したことをお知らせします。

 3号ファンドでは、これまで同様にPEファンドの理論や手法をソーシング/目利き/ハンズオン支援/イグジットに取り入れながら、日本から世界に羽ばたくメガベンチャー創出に邁進していきます。

■Angel Bridgeのミッションと実績

 Angel Bridgeは、「資金を正しく投下し、正しく働かせ、日本発のメガベンチャーを多数生み出す」というミッションを掲げ、メガベンチャーを再現性高く生み出し、生産性の向上と産業の創出を行うことで、日本のGDPに大きく貢献することを目指しています。

 2015年組成の「Angel Bridge Deal-by-deal Fund」と2019年組成の「Angel Bridge Small-cap Fund」から構成される52億円の1号ファンド、2023年組成の100億円の2号ファンドを通じ、これまでに48社へ総額122億円の投資を行いました。建設DXを推進するクラフトバンク株式会社、リーガルテックサービスを提供する株式会社リセ、サービス産業の生産性向上のプラットフォームおよびSaaSを運営する株式会社ミツモアなどのITサービス、2024年7月にIPOをしたiPS細胞による心筋再生医療を進めるHeartseed株式会社などの大学発ベンチャー/ディープテックを注力領域と定め、手厚いサポートが望まれるシードからアーリーステージを中心としたスタートアップへの投資ならびに支援をしてきました。

投資先ポートフォリオ:https://angelbridge.jp/portfolio-list/ 

・PEファンド的アプローチとチーム

 Angel Bridgeの投資活動は、ソーシング/目利き/ハンズオン支援/イグジットにPEファンド的アプローチを取り入れていることを特徴としています。ファクトベースの深い事業分析を行い、優良案件へ大きくかつ継続的に投資をし、企業価値最大化に向けたハンズオン支援を行います。世界トップクラスのプロフェッショナルファームにおける経験を持つメンバーで構成されたチームは、高い分析力とフットワークを強みに、潜在投資先を見つけ、論理的かつ情熱的なコミュニケーションで起業家・投資先の支援に尽力します。

■「Angel Bridge Unicorn Fund3号」概要

 3号ファンドからは、既に9社39億円の有望なスタートアップへの投資を実行し、順調な立ち上がりを見せています。3号ファンドの投資戦略は、2号ファンドの実績を踏襲しつつ進化させており、従来のアーリーステージに加えミドルステージの成長企業への投資機会も積極的に追求・拡大していきます。

・「Angel Bridge Unicorn Fund3号」投資方針

 投資対象の事業領域および配分は、これまでと同様にITサービスに7割程度、大学発ベンチャーおよびディープテックに3割程度を予定しています。ITサービス領域においては大きな市場と深いペインに対しプラットフォームやSaaSによって取り組み、大学発ベンチャーおよびディープテックにおいてはアカデミアに眠る高度な技術力やサイエンスでグローバル展開を目指すスタートアップ/起業家に注目しています。

投資ステージ:シード/アーリー/ミドルを初回投資ステージの主な対象とする

対象事業領域:ITサービス/大学発ベンチャー/ディープテック等

想定投資先数:30~40社

投資金額:初回 3千万円~20億円、累積ベース 最大50億円、追加投資も積極的に実行

リード・フォロー:リードがメイン、フォローも一部可

投資決定に要する時間:1~2か月

・「Angel Bridge Unicorn Fund3号」LP出資者について

 3号ファンドは2号ファンドに引き続き機関投資家による出資比率が9割以上であり、2号ファンドの既存機関投資家に加え、新たに多くの機関投資家の皆様からご出資いただきました。私たちは、このお預かりした資金が人々の老後の生活や未来を支える大切な原資であることを肝に銘じ、その信頼に応えるべく、適切な運用とリターンの創出に尽力します。また、本ファンドの運用を通じて有力なメガベンチャーを世に送り出し、新産業の創出による経済の活性化を促すことで、日本経済の再興に貢献する所存です。

 上記に加えて、新しく迎えたLP出資者である11行もの地方銀行との協働により、地方の課題解決に向けた取り組みを進める予定です。具体的には、地方産業のDXに貢献可能な投資先スタートアップとのマッチングイベントや地銀系キャピタル向け勉強会の開催を企画していきます。Angel Bridgeの投資先と日本全国の各地方がWin-Winの関係となれるよう地方銀行を巻き込んだエコシステムの構築も同時に目指していきます。

・LP出資者からのメッセージ

エー・アイ・キャピタル株式会社 代表取締役社長 チーフ・インベストメント・オフィサー 佐村 礼二郎様

Angel Bridgeのメンバーは、投資銀行やPEファンドなど金融のプロフェッショナルなバックグラウンドを持ち、ロジカルで力強い言葉を用いたコミュニケーションに信頼を感じています。特に投資先への付加価値の創出方法は、私たちにとっても大きな学びとなっています。

日本のVC業界は、グローバルと比較して市場規模が圧倒的に小さいのが現状です。Angel Bridgeには、この10年間の成長カーブを維持し、質・量ともにユニコーンを生み出し続けることで、マーケット拡大の牽引役となることを強く期待しています。

今後とも、より濃密な関係を築いていけることを願っています。

SMBC日興証券株式会社 常務執行役員 マネジングディレクター 坪井 均様

Angel Bridge最大の強みは、VCでありながらPE出身の河西さんが徹底する「再現性」への強いこだわりです。この再現性の追求こそが、LP投資家としての我々に大きな安心感を与えてくれました。また、緻密なプロセスや高度な採用水準にもAngel Bridgeのプロ意識を感じています。今後は、日本という枠に捉われず、アジアでのユニコーン候補の発掘を含め、経済圏をグローバル化されることを期待しています。日本のベンチャーキャピタルと言えば「AB」と言われるような存在になってほしいと応援しています。

横浜キャピタル株式会社(※) 代表取締役社長 田邉 俊治様

河西さんはPEファンドでのご経歴を持つ異色のキャピタリストであり、その誠実さとAngel Bridgeが特徴とするファクトベースでの目利き手法は、銀行員である我々とも波長が合う、確実性の高い投資を実現されています。共同投資を通じて、その卓越した知見を学ばせていただく機会が多いことを感謝しております。今後、日本を活性化し、世界で戦える企業を作るためにも、河西さんには日本一、そして世界一のキャピタリストになっていただきたいと強く思っております。これからの日本再興に向けて引き続き共に頑張りましょう。

※LPは株式会社横浜銀行

【会社概要】

会社名:Angel Bridge株式会社

代表取締役:河西佑太郎

設立:2015年10月21日

所在地:〒100-0014 東京都千代田区永田町2-17-4 笠松千代田ビル101号室

連絡先:contact@angelbridge.jp

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会社概要

Angel Bridge株式会社

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URL
https://angelbridge.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
千代田区永田町2₋17₋4笠松千代田ビル101号室
電話番号
-
代表者名
河西佑太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年10月