リジェネフロ株式会社(https://www.regenephro.co.jp/)はシリーズBにて資金調達を実施
リジェネフロ株式会社(本社:京都市、代表取締役:森中紹文、以下当社)は、この度、シリーズBラウンドを実施し、DCIパートナーズ株式会社、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社、日本ベンチャーキャピタル株式会社、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社、Golden Asia Fund Ventures Ltd.、三井化学株式会社、グローバル・ブレイン株式会社、京都大学イノベーションキャピタル株式会社、ジャフコ グループ株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、QB2パートナーズ有限責任事業組合、旭化成株式会社、他(別表の通り)に対する第三者割当増資による資金調達を行いました。本シリーズにおける資金調達は合計25億円で組成しており、初回の入金額は22.5億円となりました。これにより、創業以来の資金調達累計額は44億円となりますことをお知らせいたします。今回の調達により当社では、開発プロダクトであるRN-014の国内前期第二相臨床試験の完遂と海外での臨床試験準備、及びRN-032の非臨床試験の完遂に向けた動きを加速させてまいります。
投資者様からのコメント
DCIパートナーズ株式会社
本ラウンドのリード投資家として弊社の大和日台バイオベンチャー2号ファンドから投資実行に至りました。弊社はリジェネフロの成長を全力で支援してまいります。
JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社
長船教授のご発見に基づいた 高度な創薬研究を進めておられ、難治性腎疾患に対する新たな治療ソリューションを提供できると信じております。
京都大学イノベーションキャピタル株式会社
創業前からご支援させていただいたリジェネフロがいよいよ臨床段階に入ったことを喜ばしく思っています。今回の資金調達により臨床試験を加速し、早期に新規治療薬を患者さんに届けられることを期待しています
ジャフコ グループ株式会社
今回の資金調達によって、iPS創薬に取り組むリジェネフロの研究開発が更に加速し、治療選択肢の限られた疾患で苦しむ患者さんに対して新たな治療選択肢が提供されることを期待しています。
三菱UFJキャピタル株式会社
シリーズAラウンドでのご出資以降、目覚ましい発展を遂げたリジェネフロに追加出資できることを嬉しく思います。長船教授の革新的なiPS細胞技術の社会実装に邁進するリジェネフロの取り組みを、弊社は引き続き支援してまいります。
リジェネフロ株式会社
リジェネフロは、京都大学iPS細胞研究所 長船健二教授の研究シーズを基盤とする技術を駆使する、2019年に創業した臨床ステージの創薬スタートアップです。腎臓を中心に肝臓、膵臓に関わる疾病の治療薬を開発しています。
RN-014について
常染色体優性(顕性)多発性嚢胞腎(ADPKD)の治療薬候補。レチノイン酸受容体(RAR)作動薬で、嚢胞形成を抑制し腎機能を改善する効果が見込まれています。2023年12月より前期第二相臨床試験を開始しています。前期第二相臨床試験はPKフェーズと無作為化フェーズから成り、ただ今無作為化フェーズの被験者募集中です。尚、ADPKD患者さんへのタミバロテン投与は今回の臨床試験が最初であることから、段階的な被験者のリクルート、定期的な効果安全性評価委員会による第三者的な安全性のモニタリングの実施、治験薬の減量・中止基準、治験全体の中止基準など種々の安全対策を設定しています。現時点までに大きな問題は発生しておりません。
RN-032について
ヒトiPS細胞由来ネフロン前駆細胞による慢性腎臓病(CKD)に対する細胞療法。ヒトiPS細胞より作製したネフロン前駆細胞(iNPC)を腎被膜下に移植すると、複数のマウスモデル実験で、低下した腎機能の改善がみられています。ネフロン前駆細胞とは、当社の科学顧問長船教授が発見した、腎機能の最小単位であるネフロンの起源となる細胞で、腎機能を改善する能力を持ちます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像