予防医療視点から生活のコツをお届けする「SAKURA LIFE TIPS」 配信開始!
第一弾はプロが教える、今年試したい冬の快眠ライフハックをご紹介
冬の寒さと乾燥で眠りが浅くなること、ありませんか?
医療・介護・予防医療を軸にウェルビーイング・フロンティアを目指す桜十字グループは、「人生100年時代の生きるを満たす」を実現するため、日々の生活に役立つライフハックをお届けする「SAKURA LIFE TIPS 」の配信を開始しました。第一回のテーマは「冬の快眠」。このニュースレターでは、日常生活に取り入れられる簡単なコツや最新のテクノロジーで、あなたの眠りと健康をサポートします。夜のリラックスルーティンから話題のウェアラブルデバイスまで、寒い冬でもぐっすり眠れるヒントが満載となっています。
冬の睡眠がもたらす健康リスクとは?
寒い冬、暖かくして眠ろうとしても、なかなか眠れないことってありませんか?冬は手足が冷えることで体温が下がりにくく、眠りにくくなることが原因。これが長引くと、実は免疫力が下がり、風邪をひきやすくなったり、疲労が溜まったりする可能性があります。そこで、手軽に取り入れられる快眠ライフハックをいくつかご紹介します。
【専門家:保健師 公認心理師】
医療法人桜十字 メディメッセ桜十字
予防医療センター保健看護部部長/予防医療事業本部 人財開発部部長 辻本 直美
急性期医療や在宅医療を経て2011年桜十字病院に入職。予防医療推進の保健師として特定保健指導体制を確立し、東大発ベンチャーとの睡眠事業共同開発にも携わり活動中。
予防医療のプロが教える冬場に特に注意すべき睡眠のポイントとは?
「お風呂は夜のリセットタイム」
寒い冬こそ、お風呂でしっかり体を温めることが大切。シャワーよりも、ややぬるめのお湯に20分ほど浸かることで、体がリラックスし、手足が温まります。これで交感神経が落ち着き、ぐっすり眠れます。お風呂から出た後は、温かい靴下を履いてベッドへ向かいましょう。
「寝室の温度管理がポイント」
辻本氏によると、理想的な室温は18〜22度。手足が冷えると眠れなくなるので、暖かく保つことが大事です。また、冷たい寝具を使うとさらに眠りが浅くなるので、電気毛布や湯たんぽで寝具を温めておくのもおすすめ。
出典: 厚生労働省「ヒートショックを防ぐための室温管理」
「照明を変えて、眠気を促す」
寝る前は、リビングの明かりを少し落としてみましょう。蛍光灯の代わりに間接照明やキャンドルライトで、部屋をほんのり照らすことで、自然と眠気が訪れます。「日本のリビングはコンビニに近いぐらい明るいですが、これでは眠気が来ません」と辻本氏。ぜひ、欧米のレストランのような落ち着いた雰囲気を意識してみてください。実は消費者庁も「過度に明るい照明は体内時計の乱れを引き起こす可能性がある」として、夜間の照明管理を注意喚起しています。
出典:消費者庁「照明の影響による体内リズムの変化」
「リラックスルーティン」
寝る前の30分〜1時間は、リラックスするためのルーチンを取り入れることが推奨されます。辻本氏は「寝る前に深呼吸や軽いストレッチを行うことで、心身をリラックスさせ、深い眠りを促します」とアドバイスしています。
よくある睡眠の誤解と解消のためのライフハック
「アルコールで眠りが深くなる?実は逆効果!」
アルコールを飲むと、眠りにつきやすくなると思っていませんか?実は、アルコールは眠りの後半に体を覚醒させてしまい、途中で目が覚めたり、睡眠の質が低下します。夕食時に軽めのワインぐらいであれば大丈夫ですが、寝る直前のアルコールは避けましょう。
「スマホの使いすぎで眠れなくなる!」
辻本氏が指摘するもう一つの誤解は、スマホの使い方。夜、ベッドでスマホを使うとブルーライトが脳を刺激し、眠気を妨げてしまいます。「寝る前の30分はスマホ断ちを!」。スマホの代わりに、お気に入りの本を読む時間を作ると、ぐっすり眠れること間違いなしです。消費者庁によれば、ブルーライトの影響でメラトニンの分泌が妨げられることが証明されており、スマホの使用は就寝1時間前には控えるべきとされています。
出典:消費者庁「スマートフォンとブルーライトの影響に関する研究」
「短時間睡眠は不十分」
5時間以下の睡眠は、生活習慣病や精神的なストレスに繋がるリスクが高いことが、行政の調査でも明らかにされています。辻本氏は「レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが崩れると、十分な休息が得られず、体にストレスが蓄積します」と述べています。忙しい日々でも、7時間以上の睡眠を確保するために、寝る前のルーティンを整え、早めに就寝することが大切です。厚生労働省の調査では、睡眠時間が5時間未満の成人は、生活習慣病や精神的なストレスに関連するリスクが高まるとされています。
出典:厚生労働省「生活習慣病と睡眠の関連性に関する調査」
桜十字の最新テクノロジーで快眠をサポート「ウェアラブル睡眠ドック Hypnos」
桜十字グループでは東京大学医学部発ベンチャー ACCELStarsとの共同開発により、世界最高精度のアルゴリズムとウェアラブルによる「睡眠データ」と「健診データ」等の医療データを組み合わせた「ウェアラブル睡眠ドック Hypnos」を提供しています。
【プロジェクト責任者】
桜十字グループ 執行役員 CMO 那須 一欽
グループ全体のマーケティングおよびブランディングを担当。また、予防医療領域における新たなコンセプトを持つ「メディメッセ桜十字」事業責任者や全国予防医療の事業本部なども兼任。
プロジェクト責任者の那須氏は「桜十字グループ発祥の地熊本県は、全国的に見ても睡眠偏差値が低く、医療費も高い地域でした。こうした問題に対処するため、2021年から東大発のスリープテック・ベンチャー ACCELStarsとの共同開発を進め、2023年9月ウェアラブルデバイスによる睡眠計測を家庭でも簡単に行えるようにしました」と語ります。
さらに、ウェアラブル睡眠ドックを利用することで得られるメリットについて、「自分では気づきにくい睡眠中の異常が可視化されることで、必要な治療や生活習慣の見直しが可能になります。たとえば、昼間の眠気や作業効率の低下が改善され、日中のパフォーマンスが向上するのです」と述べ、特に、睡眠時無呼吸症候群を早期に発見し、適切な治療を行うことで、健康リスクを大幅に軽減できるとしています。
(商品詳細ページ:https://medimesse-kumamoto.jp/lp/)
桜十字グループでは、睡眠の研究開発拠点として「メディメッセ桜十字」でのウェアラブル睡眠ドックをベースに、睡眠を測ること、分析すること、そして改善することに取り組んで来ました。技術開発と同時に、実際の臨床に活かしていくために、評価システムの開発や、睡眠衛生指導のプログラムだったり、疾患リスクの判定など、技術と医療をヒトに繋いでいく段階での検証と構築を繰り返し、2023年に本サービスHypnosの完成に至りました。その後、医療機器認可を取得し、受診勧奨まで可能な状況となり、さらなる質の向上とともにウェアラブル睡眠ドックの認知拡大と啓蒙に取り組んでいます。
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「人生100年時代の生きるを満たす」
桜十字グループは、2005年熊本県の民間病院では最大の病床数を有する「桜十字病院」から、医療・介護・予防医療のヘルスケア領域において、社会に必要な様々な事業やサービスを全国に展開して参りました。人生100年時代を迎えるにおいて、これまで高齢者医療に向き合ってきた私たちにできること。それは、幼少期から成人期、そして老年期にいたるまで、生きることがひとつの「Life Story」として繋がっているなか、病気やケガを治す身体的なケアだけでなく、精神的・社会的に「生きるを満たす」新たな概念による事業やサービスで、すべての世代における人生の楽しみや、生きる喜びを支えると共に、その基盤たる社会づくりに貢献していきます。私たちは、時代の変化に対し、進化し続けることで、カラダの健康だけでなく、ココロのしあわせ、ひと・マチ・社会のあり方、これら3つを基軸に、QOL(生活の質)の豊かな未来を切り拓く「ウェルビーイング・フロンティア」を目指します。
会社概要
桜十字グループ
創業:2005年7月
東京本社:〒105-6003 東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー3F
熊本本社:〒861-4173 熊本市南区御幸木部1-1-1
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