葛飾区都市整備部が脱炭素化目指し、セイズのZEH住宅を視察
「ゼロエミッションかつしか」に取り組む葛飾区が、セイズの高断熱・高気密ZEH住宅を視察
葛飾区都市整備部建築課と環境部環境課の担当者が7月10日、セイズを訪問し、当社が設計・建築するZEH住宅を視察しました。
当日は建築中の現場で、当社建築責任者が構造・断熱・気密などの施工方法などについて説明し、モデルハウスでは実際に性能を体感。本社4Fセイズホールでは、当社スタッフがセイズのZEH住宅について情報提供を行い、高気密高断熱住宅、ZEH住宅の特徴などを説明し、脱炭素普及についての意見交換も行われました。
視察にセイズを選んだ理由
葛飾区都市整備部建築課の秋元課長は「脱炭素化を実現するには、ZEH住宅など高性能住宅の普及が極めて重要。区内ハウスメーカーの中で、東京エコビルダーズアワードを全国で唯一全5部門受賞、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを何度も受賞しているなどの実績を残し、断熱性・気密性の高いZEH住宅の設計・施工・販売に実績のあるセイズに話を聞きたいと思った」と話しました。
視察後の感想
「断熱材を選ぶところから試行錯誤を重ねて、現在の技術に辿り着いたことを感じた。また、実際の施工状況を見て、高い断熱性・気密性を確保するためには高い技術力が必要と実感。硬質ウレタンフォームという良質で耐久性のある材料を使って、最大限の効果が出るように施工している企業努力に感銘を受けた。今の時代に最も適しており、さらに普及してほしい。」と感想をいただきました。
セイズは今後も地域や自治体と協力し、脱炭素社会の実現に向け、太陽光発電システムや蓄電池なども取り入れて、環境や住まう人の健康に配慮した住宅の設計・建築を行ってまいります。
セイズの環境性能向上への取り組み
SW(スーパーウォール)工法
セイズが採用しているSW(スーパーウォール)工法は、高性能なスーパーウォールや高断熱サッシ、計画換気システムなどを用いて、高気密・高断熱・高耐震構造を創り出す建築方法です。
さらに、ハイブリッド給湯器「エコワン」を導入することで大幅に消費エネルギーを削減し、太陽光発電システムによるエネルギー創出により、高い住宅性能を実現しています。全国規模の組織「SUPER WALL BUILDERS FAMILY」の中心ビルダーとして、全ての人へ「健康・快適・安心・安全」な住宅を届けるため設計・建築を開始し、SW工法施工の最多棟数8年連続で全国ナンバーワンとなりました。
ZEHの普及率は上昇傾向にあるものの、そのほとんどが注文住宅というのが現状です。環境共創イニシアチブによれば、2021年に東京都で建てられたZEHの分譲住宅は192棟。セイズは、このうち3割以上にあたる69棟を建築しています。
セイズの住宅はHEAT20の「G2」レベル
2025年度よりスタートする「建築物環境報告書制度」の外皮基準は0.87ですが、セイズの住宅の外皮基準は平均0.44を達成しています。これはHEAT20が提唱する住宅外皮水準の「ZEH+」を上回る「G2」相当に値します。
セイズの想い
第6次エネルギー基本計画において、政府は次のような目標を掲げています。
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2030年度以降に新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す
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2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す
我が国のエネルギー消費量の約3割を占める建築分野における脱炭素、カーボンニュートラルへの取り組みは急務です。高性能住宅の普及は、カーボンニュートラルに向けた国策であるとともに、住まう人の快適や健康にも直結します。
セイズは、2001年の創業当時から「本物を追求する」ことを使命の一つとし、省エネ住宅の世界最先端といわれるドイツやスイスを訪れ、現地を視察、研修にも参加してきました。セイズが得た知識やこれまでのノウハウは、セイズ代表の及川がセミナーなどで全国のビルダーに伝え、住宅業界を牽引しています。また定期的に、消費者の皆さんに高性能住宅の良さや重要性を伝えるワークショップも開催しています。
セイズがいち早く高性能住宅の普及に取り組んできた理由は、企業理念にもあるように「本物を追求する」から来ています。自然災害や温度変化から顧客の家族の命と財産を守り、販売して終わりではなく、一生涯にわたって顧客の住まいを維持管理し続けることを使命としてきたからです。親から子へ、子から孫へと100年以上引き継いでいける価値ある住宅を提供し、住まいの維持・管理にも寄り添っていくことがセイズの役割であると考えています。
このような家づくりを通じて、顧客だけでなく社員やパートナー企業の幸せを実現し、地域社会に貢献することを目指しています。2025年には、全ての新築住宅に省エネ性能基準への適合が求められます。セイズは、今後も高性能住宅をご提供するとともに、普及に努めてまいります。
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