使用済み容器包装プラスチックを株式会社LIXILの循環型素材「レビア」に供給 再資源化が困難で焼却されていたプラスチックを製品化することで資源循環を推進
大栄環境株式会社
資源循環システムズ株式会社
大栄環境グループは、使用済み容器包装プラスチックを再生材料として株式会社LIXIL(以下、「LIXIL」という。」の循環型素材「レビア」へ供給を始めました。プラスチック製容器包装廃棄物は半数が製品利用され、半数はリサイクル不適物として焼却処理されております。リサイクル不適物として焼却されていたものをマテリアルリサイクルなどに有効利用することは、焼却処理されていた場合と比べてCO2排出削減にも寄与する重要な取組みとなります。
1.取組みの概要
LIXILは、これまで再資源化が困難とされ、焼却や埋め立てによって処理せざるを得なかった複合プラスチックをはじめとするほぼすべての種類の廃プラスチックと、廃木材を融合した循環型素材「レビア」を2022年に発表、2023年1月には「レビア」製品第一弾となる舗装材「レビアペイブ」の発売をしております。
レビアの量産化を図るにあたり、プラスチック製容器包装の再資源化を行っている大栄環境グループが実施しているプラスチック製容器包装の材料リサイクル工程で発生するリサイクル不適物を対象にレビアへの活用が可能か検討してまいりました。
今回、リサイクル不適物の特性を把握し、溶出検査による有害物質の含有調査と成形テストを実施した上で、安定した品質と量を確保できると判断し、供給することが可能となりました。本製品は2024年12月に量産体制が整い、iCEP PLASTICSのリサイクルコーディネートのもと大栄環境グループのDINS関西株式会社R&E事業所より順次材料を供給してまいります。今後LIXILのレビア事業のさらなる拡大に向け、廃プラスチックの回収・供給面での支援および関連行政との調整など、密に連携してまいります。
大栄環境グループは、資源循環型社会の実現に向け、廃プラスチックから再生ペレットやリサイクルパレットを製造する施設の強化を図りながら、パートナー企業との連携により、廃プラスチックの新たなリサイクル技術の開発にも取り組んでおります。自治体・パートナー企業と連携し、より良い資源循環モデルの創出につながるよう、今後も様々な施策を検討してまいります。
2.その他参考資料
▽溶出検査結果
▽LIXIL 循環型素材「レビア」 商品画像
▽動静脈連携リサイクルトータルコーディネート iCEP PLASTICS
大栄環境株式会社、資源循環システムズ株式会社、株式会社八木熊、株式会社ユニアデックスの4社により、各社の強みを活かした廃プラスチックの回収・再生樹脂化・成形加工・製品化をワンストップで提供し企業のリサイクルスキームの構築を支援
https://icep-plastics.rcs-dx.jp/
■本リリースに関するお問い合わせ先
資源循環システムズ株式会社 取締役 瀧屋
Mail:info@rcs-dx.jp
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