茨城いすゞ自動車、地方企業が“次の一歩”を踏み出すエコシステムの提供開始

地域経営者コミュニティで、刺激・繋がり・学び・成長を促進するプロジェクト

茨城いすゞ自動車株式会社

地方企業の挑戦を「見える化」し、仲間・人材・成長をつなぐエコシステムを構築ー茨城いすゞ自動車株式会社(本社:茨城県水戸市)で人材支援事業を行うCRANカンパニーは、地域で挑戦する経営者の想いを社会に伝え、事業成長まで伴走する新プロジェクト「DOITER(ドゥーイッター)」を2025年9月に始動しました。人口流出や人材不足が課題となる地方で、挑戦を続ける経営者の姿は地域の未来そのものです。そうした「行動する経営者=DOITER」たちの挑戦を発信し、さらに事業支援・採用支援・コミュニティ運営を通じて、“想いを形にできる地方”をつくることを目指します。

背景|3人に1人が県外就職、それでも地元への想いは強い

近年、茨城県出身の若者を中心に、就職先として県外を選択する動きが顕著になっています。茨城県の調査によると、茨城県出身の県内4年制大学卒業者のうち31.0% が県外企業へ就職していることが明らかになりました。

東京圏への就職・転職を選んだ理由では、「就職したい企業が茨城県内になかった」 38.5%、「就職したい業種や職種が茨城県内になかった」 25.3%と、選択肢の少なさが課題として浮き彫りになっています。

しかしその一方で、「UIJターンの必要性がある・希望がある」と回答した人は19.2%。「UIJターンをなんとなく考えている」人まで合わせると41.8%になります。つまり、「地元に戻りたい」「地方で働きたい」という想いは、確実に存在しています。

それにも関わらず、地方企業の存在や魅力が十分に伝わっていないのが現状です。

これに対して、茨城県は以下の2つの政策を掲げています。
(1)良い会社を誘致する
(2)地元の会社の魅力を発信する

DOITERは、「(2)地元の会社の魅力を発信する」ことに注力します。なりたい・ありたい姿に向かって行動している経営者と企業を記事化し、世の中に広めることで、課題の解決に寄与したいと考えています。

DOITERとは|「挑戦する経営者」を可視化し、出会いと成長を生み出す仕組み

DOITERプロジェクトは、魅力的な企業をメディアで広めるのみではなく、地方企業経営者の“なりたい・ありたい姿”を実現に導く エコシステム をつくります。

私たちは人材紹介事業を通じ、地方にはスタートアップに負けない熱量をもった経営者が多く存在することに気づきました。「DOITER(ドゥーイッター)」は「Do Itする人=行動する人」を意味します。経営者達は、なりたい・ありたい姿に向けて日々努力されています。しかしながら現場では、挑戦に対するノウハウ不足、そして実行する人材不足という声が上がっています。特に、やりたいことを形にする方法に対して、課題感を感じている経営者が多くいました。

DOITERは、そんな挑戦者たちをメディアにより「見える化」し、想いと人材、事業成長をつなぐための新しい仕組みです。

①取材
取材やメディア掲載は、経営者の想いを社会に届ける第一歩です。DOITERでは、経営者の原点やビジョン、挑戦の背景まで丁寧に掘り下げることで、「言語化できない想い」を形にしていきます。取材を通じて経営者自身も自己理解を深め、自社のブランド価値を再定義しています。

②メディアへの掲載
メディア「DOITER」に記事を掲載します。掲載されたストーリーは、読者や他の人々に勇気を与え、共感と応援の輪を広げます。

DOITER ー地方企業経営者のパーソナリティに迫るメディアー

https://doiter.jp/

③事業・採用支援
DOITERは、取材・発信にとどまらず、地域企業の成長を支える具体的なサポートを提供します。事業課題の整理から採用・人材確保、経営計画の実行支援まで、次のステージに進むための実践的な支援を行います。また、共に成長を目指すパートナーとして、専門家・他企業・自治体との連携を促進。挑戦する経営者が孤立せず、実践的な支援を受けながら事業を進化させていける環境を整えます。

◾️事業支援
実現したい姿を叶えるため、上場企業を創った経験者や大手子会社社長経験者を擁する、事業支援のエキスパート集団・Squad社と連携し、事業支援を行います。
Squad合同会社
https://squad-japan.com/
◾️採用支援
記事をきっかけに、条件マッチ型では出会えない人材が興味を持ち、採用につながります。茨城いすゞ社は、茨城県で100名以上の採用支援実績を誇る人材紹介事業、CRAN(クラン)を有しています。
人材紹介事業 CRAN
https://cran-ii.com/

④成長
支援と発信を経て成長した企業は、地域における「ロールモデル」となり、次の挑戦者を生み出します。成功のストーリーが地域社会に広がることで、「自分も挑戦してみよう」という前向きな空気が生まれます。こうして一人の経営者の成長が地域全体の活性化へと波及的に広がり、DOITERの輪は新たな経営者を迎え入れながら、持続的に拡大していきます。

⑤コミュニティで発信
DOITERに掲載された経営者によるコミュニティを運営します。DOITERコミュニティは、同じ志を持つ経営者が集まり、互いの刺激や想いを分かち合う場所です。日々の経営課題や成功体験を共有することで、単なるネットワークではなく「なりたい姿の場」として機能します。さらに、自社のビジョンを言語化し、発信する経営者同士で、自分自身の「なりたい経営者像」を明確化。仲間との対話から、次の一歩を踏み出す気づきや方向性が生まれます。

成長の成果は再びメディア・DOITERで取り上げられ、その挑戦と実績がさらなる優秀な人材を引き寄せ、事業の成長を更に加速させていきます。

DOITERメディア掲載者限定|経営者ミートアップイベントを開催

DOITERでは、掲載経営者とその紹介者を対象とした少人数制の経営者コミュニティイベントを、2025年11月4日(火)に開催します。テーマは「組織マネジメント」。IPO経験を持つ、元ランサーズ取締役CEvO・根岸やすゆき氏、同じく元ランサーズ経営幹部の 城戸内大介氏 をゲストに迎え、普段はなかなか話せない経営課題やリアルな経験を共有しながら、DOITER掲載経営者同士の横のつながりを深める場をつくります。

DOITER メディア掲載者の声

株式会社NEXT・カワシマ 代表取締役 川嶋啓太さん

DOITERの記事をきっかけに、会社の採用面接に応募してくださった方がいました。勤務条件だけでなく、私たちのビジョンに共感していただけたことがとても嬉しかったです。想いに共鳴する方と出会えるきっかけになりました。

小野瀬自動車株式会社 代表取締役社長 小野瀬征也さん

幹部メンバーと共に、自社のコアバリュー(自社にしかない提供価値)を整理するワークショップの事業支援を受けました。曖昧だった自社の強みがクリアになり、会社としての軸がしっかりと定まったと実感しています。幹部メンバーにも自信が生まれ、社内では「強みをベースに何ができるか?」という前向きな会話が広がり始めました。次の成長に向けた大きな一歩になりました。

株式会社村田農園 代表取締役 村田 和寿さん

取材を通して、自社の「なりたい・ありたい姿」がはっきりと見えるようになりました。言葉にできたことで、会社として進むべき方向がより鮮明になったと感じています。今後、記事をきっかけに自社に興味を持ってくれる方と出会えることを楽しみにしています。さらに、イベントなどで分野を超えて経営者同士がつながる機会が広がることにも期待しています。

代表コメント|豊﨑 悟

日本が低成長に陥った理由は、いくつかあると言われています。バブル崩壊で不良債権が一気に増えたこと。世界を席巻するIT企業を生み出せなかったこと。冷戦の終結による地政学的な影響などなど。

でも、私が思うもう一つの要因は、「空気感」です。「それは無理だよ」「できっこない」「どうせ変わらない」——そんな諦めのような空気が、社会を覆いはじめたのではないでしょうか。特に地方地域には、いまもその空気が少し残っている気がします。

けれども同時に、地方地域には世界に誇れる自然があり、そこから生まれる美味しい食、長年受け継がれてきた伝統技術、そして何より——「こうなりたい」「こんなふうでありたい」と願い、行動し続ける人たちがいます。そう、DOITERたちです。DOITERたちの「なりたい」「ありたい」に触れると、ワクワクします。応援したくなる。自分も何かしたくなる。そう思えるんです。その小さな一歩の積み重ねが、やがて地域を、日本を、動かしていく。誰かの挑戦が、次の誰かの背中を押す。そんな循環が生まれたら、今よりもっと希望に満ちた地方地域や日本になる——私はそう信じています。

戦後の日本には、こんな空気感があったと思います。「この国を立て直すんだ」「世界で勝負するぞ」「まずはやってみよう」「失敗したって、またやり直せばいい」前を向く熱が、国中に満ちていた。その空気を、もう一度つくりたい。私も、そんなDOITERの一人として。仲間たち(CRAN)と共に、今日も行動(DO IT)していきます。

事業責任者コメント|須貝文音

地方には大きなポテンシャルがあります。海や自然に囲まれた環境、のびのびとした教育、そして人と人との温かなつながり。私自身、東京で長く働いた後、コロナ禍をきっかけに地方で暮らし始め、その魅力を肌で感じてきました。
一方で、「働く」という視点では、まだまだ伸びしろがあると感じています。都心と比べ、地方ではもっと“働くことを楽しめる余地”があるのではないかと。
私たちは、「地方で働くことを楽しめる会社」を増やすことで、その地域に“楽しい”を感じながら働けるフィールドを広げたいと考えています。 大人がいきいきと働く姿は、きっと子どもたちの未来にもポジティブな影響を与えるはずです。
だからこそ、私たちは地方の経営者が「こうありたい」と願う姿に寄り添い、「これがやりたい!」という想いを肯定し、全力で応援していきます。経営者が楽しく働けるようになれば、その先にある地域社会も、きっともっと楽しくなる。私たちはそう信じています。

今後の展開

DOITERは茨城からスタートし、今後は他地域にも展開予定です。
定期的なインタビュー記事に加え、コミュニティ活動や支援サービスを拡充し、地方から挑戦が連鎖的に広がる仕組みを築いていきます。

DOITER 概要

・名称:DOITER(ドゥーイッター)
・公開日:2025年9月
・URL:https://doiter.jp/
・運営:茨城いすゞ自動車株式会社

会社概要

会社名:茨城いすゞ自動車株式会社
所在地:茨城県水戸市五軒町1-2-5
代表者:代表取締役会長 兼 社長 豊﨑 繁
    代表取締役副社長 豊﨑 悟
事業内容:自動車販売・整備事業、地域企業支援事業
設立:1950年

記者の皆様へ

11月4日(火)に開催する「DOITER掲載者限定|経営者ミートアップ」イベントでは、報道関係の皆様向けに記者席をご用意しております。DOITERに掲載された経営者が一堂に会し、コミュニティ発足の第一回目の機会となります。当日はエコシステムに関するプレゼンテーションも実施します。ぜひご取材ください。

イベント詳細:2025年11月4日(火)18:30〜21:00/茨城いすゞ本社(水戸市五軒町1-2-5)

お問い合わせ:DOITER事務局(担当:須貝)

TEL:080-4831-1740 MAIL:cran.doiter@gmail.com

本件に関するお問い合わせ先

茨城いすゞ自動車株式会社 DOITER事務局
担当・広報:須貝文音
TEL:080-4831-1740
MAIL:cran.doiter@gmail.com

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会社概要

茨城いすゞ自動車株式会社

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URL
https://www.ibaraki-isuzu.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
茨城県 水戸市五軒町1-2-5
電話番号
029-225-1215
代表者名
豊﨑 繁
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1950年01月