宇宙ビジネスの共創と支援を行うALTILAN、宇宙領域への新規参入を支援する「ストーリードリブンの宇宙ビジネス開発」サービスの提供を本格開始
企業の歴史・強み・ビジョンからストーリーを紡ぎ、宇宙への道筋を描く。コンセプト及びビジュアルイメージの策定から事業企画・検証活動の推進まで、参入の羅針盤となるサービスをワンストップで提供
「行きたい星に、行ける時代を」をビジョンに掲げ、宇宙機器および新事業の開発と、異業種企業の参入支援を行う株式会社ALTILAN(本社:静岡県浜松市、代表取締役CEO:永利光、以下、ALTILAN)は、非宇宙・異業種企業の宇宙ビジネス参入を支援する「ストーリードリブンの宇宙ビジネス開発」サービスの提供を本格的に開始いたします。
本サービスは、企業が宇宙ビジネスに参入する際の「なぜ我々が宇宙を目指すのか」という根本的な問いに答えるため、企業の歴史や強み、大切にしてきた価値観を紐解き、宇宙へと繋がる説得力あるストーリーを創出します。将来像のコンセプトイメージとキャッチコピーの策定から、具体的かつ論理的な未来のプロット及びユースケースの立案、取り組む意義や生まれる価値の言語化まで、事業開発を推進するうえでの羅針盤となるアウトプットを提供いたします。
また、策定したストーリーを起点として、本格的な事業企画の立案や技術検証活動などの支援にシームレスに接続することも可能です。ALTILANが保有する新規事業開発のノウハウと宇宙業界の専門知識を融合させ、各社の状況に応じた内容を最適な形式で提供してまいります。

1. 「ストーリードリブン」という独自のアプローチ
宇宙産業が2040年に世界で100兆円を超えると予測される中、国内外で多くの企業が宇宙ビジネスへの関心を高めている状況にあります。しかし、「自社に本当に関係があるのか」「どこから始めればよいのか」といった声も多く聞かれます。
ALTILANが提唱する「ストーリードリブンの宇宙ビジネス開発」は、宇宙ビジネスの創出にいきなり本格投資するのではなく、企業の本質的な価値や歴史を起点に、宇宙へ挑戦する理由を漸次的に構築していくアプローチです。企業が培ってきた想い、大切にしてきた価値観、独自の強みを丁寧に紐解き、それが宇宙という舞台でどのように活かされ、どのような未来を実現するのかを物語として描き出します。
このアプローチの詳細については、代表の永利が執筆したnote「ストーリーを起点に生み出す宇宙ビジネス」にて解説しています。
本記事では、なぜ「ストーリー」が宇宙ビジネスの成否を分けるのか、どのようにストーリーを構築していくのかについて、具体的な例も交えながら説明しています。
ストーリードリブンのアプローチにより、社内外のステークホルダーに対する説得力が格段に高まり、経営層の意思決定、社内の機運醸成、投資家や取引先への説明、メディアへの訴求など、あらゆる場面で有効に機能します。

2. 包括的なサービスラインナップ
ALTILANは、企業の宇宙ビジネス参入の各フェーズに応じて、以下のサービスを提供いたします。

また、各社のニーズと状況に応じて、最適なご支援形態をご選択いただけます。

※費用はご支援範囲、プロジェクト内容により変動します。詳細はお問い合わせください。
3. Relicグループの新規事業開発ノウハウを活用
ALTILANは、5,000社以上の新規事業支援実績を持つRelicグループの企業として、体系的かつ再現性のあるノウハウを活用することができます。
大企業からスタートアップまで、あらゆる規模・業種の企業の事業開発を支援してきた知見と、宇宙ビジネスの専門性を組み合わせることで、実現可能性が高く、説得力のある事業計画の策定を実現します。
4. 活動実績「スペースジムニー」プロジェクト
ALTILANは、2024年に「スペースジムニー」プロジェクトを実施いたしました。本プロジェクトは、宇宙で走行している姿をイメージしたラッピング車両「スペースジムニー」を製作し、展示および体験イベント開催、浜松市内の小・中学校への出張講演を実施するなど、地域の子どもたちに宇宙への興味を持ってもらうことを目的とした取り組みです。
この活動を通じて、企業が宇宙というテーマを通じて地域貢献や教育支援、ブランド価値向上などさまざまな価値を生み出しました。「ストーリードリブンの宇宙ビジネス開発」にも繋がる好例の1つと言えます。
スペースジムニープロジェクト詳細:https://altilan.co.jp/works/space-jimny
5. 代表・永利光の専門性とアプローチの背景
当社代表取締役CEOの永利光は、大学では宇宙物理を学び、学外でも一貫して宇宙に関わり続けてきました。その後は大学院で得たシステムズエンジニアリングの知見をもとに、新規事業開発のプロフェッショナルとして経験を積み上げてきています。
また、個人として小説「タイタンの星火」を執筆しており、物語創作を通じて、技術や事業を「ストーリー」として表現し、世界観を伝える活動を推進しています。これらの経験と学びを組み合わせることで、「ストーリードリブンの宇宙ビジネス開発」という独自のアプローチを提供できると考えています。
宇宙ビジネスは、技術力だけでは成功しません。なぜその企業が宇宙を目指すのか、どのような未来を実現したいのかという「物語」が、社内外のステークホルダーを動かす原動力になります。
参考記事:
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代表note「ストーリーを起点に生み出す宇宙ビジネス」
https://note.com/hikaru_96_1104/n/n6c09cecf4748
小説「タイタンの星火」(物語投稿サイト「Tales」掲載):
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現在、世界観をさらに掘り下げ、時間軸を拡張・拡大した長編「星鉄(ほしがね)の導き」を執筆中
6. 地域発の宇宙ビジネス創出への貢献
ALTILANは、浜松を拠点とする企業として、ものづくり産業が集積する地域特性を活かした宇宙ビジネスの創出に取り組んでいます。
これまでに「浜松から宇宙へ」と題した大型イベントを3回開催し、地域企業の宇宙ビジネスへの理解促進と参入機運の醸成を推進してまいりました。
本サービスの提供を通じて、さらに多くの地域企業の宇宙ビジネス参入を支援し、地域発のイノベーション創出に貢献してまいります。
■会社情報
商号:株式会社ALTILAN
企業URL:https://altilan.co.jp/
設立:2024年5月1日
代表取締役:永利 光
所在地:〒430-0933 静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館 B1F
事業内容:
・月・火星以遠を目指す宇宙機器の開発、打上げ及び運用
・上記に伴う宇宙機器および要素技術の開発・検証
・開発した宇宙機器によって取得したデータを活用したサービスの提供、販売
・その他、宇宙ビジネスに関するコンサルティングなど
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