つなぎ目ゼロ、木工ろくろ職人の新作「花立て」登場。仏壇を持たない53.7%の現代家庭に——本棚にしまえる祈りの道具
仏壇を置かない家庭が半数を超える中、伝統の木工ろくろ技術で削り出したつなぎ目のない「花立て」を開発。仏壇の代わりになる供養箱『遠憶 祈りの小箱』と共に現代の暮らしに添う新しい“祈りのスタイル”を提案。
リルビースタイル(徳島市)は、仏壇の代わりになる供養箱「遠憶 祈りの小箱」に合わせた「花立て」を発売しました。仏壇を置かない家庭が53.7%に上る中(2019年 楽天インサイト調べ)、伝統技法を活かしながら現代の暮らしに馴染む供養のかたちを提示する「遠憶 祈りの小箱」は広辞苑ほどのコンパクトサイズです。同商品に合う小さな「花立て」がなかったことから、伝統の木工ろくろで継ぎ目のない「花立て」を開発しました。伝統工芸と現代のライフスタイルを結ぶ新しい供養のスタイルです。
▼「遠憶」公式オンラインショップ:https://tohkubox.com/
<ハイライト>
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仏壇のない家庭に、新しい祈りの選択肢
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木工ろくろで削り出す、継ぎ目ゼロの花立て
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本棚に収まるサイズの小箱と花立てで手軽に供養

■商品情報
国産の無垢材を使用しており、風格のある黒色が美しい「神代ケヤキ」と ほんのり赤みを帯びたやさしい色合いの「サクラ」の2種類をご用意しています。
まるで蝋燭のようなかたちから「木工ろくろの花立て[ローソク形]」と名づけました。
遠憶 木工ろくろの花立て[ローソク形]
発売日:2025年7月1日
サイズ:上部直径13mm ×高さ98mm ×底直径40mm(底高さ5mm)
重量:10g
素材:総無垢造り(国産神代ケヤキまたは国産サクラを使用)
仕上げ:蜜蝋ワックス
生産地:日本製(徳島県)
※水は入れられないため、生花はご使用いただけません。
※線香に火をつけてのご使用はできません。


■特長:木工ろくろ技術で削り出す、継ぎ目のない一点もの

この花立ては、徳島市在住の腕利きの木工ろくろ職人が、無垢材から丸ごと削り出しました。
つなぎ目は一切ありません。
華奢な円柱部から、ゆるやかなカーブを描いて底の部分が削り出されています。
■次世代に残したい手技”木工ろくろ”
木工ろくろは、回転する木材に刃物をあてて形を整える伝統技術です。形のバランスを手の感覚だけで調整するため、熟練の技が必要です。
リルビースタイルが拠点を置く徳島市でも、木工ろくろ職人の高齢化が進み、後継者不足が大きな課題となっています。そうした中で、今もなおこの貴重な技術を受け継ぐ職人と協働して制作しています。
今後もこの職人と力を合わせながら、新たなデザインのプロダクト開発に取り組んでいく予定です。


◾️花立てというより「祈りのオブジェ」:使い方いろいろ
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小さなドライフラワー1本で、ささやかな供養の場に
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香りの線香を挿して、お気に入りの匂いを手元に
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ミニマルでインテリアになじむ「祈りのオブジェ」として


■開発の背景:現代人に合う「祈りの場」を目指して
「宗派や形式ではなく、自分らしく祈りたい」 ——代表・今枝美加(リルビースタイル)
父の死をきっかけに仏壇の必要性と違和感を感じ、2024年にブランド『遠憶』を立ち上げました。徳島の唐木仏壇職人の技を継承し、本棚にしまえるサイズ、無宗教でも心を込めて祈れる供養箱を製作。今回の花立ても、同じ哲学のもと誕生しました。


リルビースタイルについて
リルビースタイルは、新しい祈りのかたちを提案する徳島発の木工ブランド。
仏壇や信仰に縁のない家でも、自分らしく祈れる供養箱「遠憶(とおく) 祈りの小箱」を職人の手仕事で丁寧に制作。
オンライン経由で全国へお届けしています。
製品の詳細・購入は公式オンラインショップへ:https://tohkubox.com/
遠憶 公式オンラインショップ
遠憶Facebook
https://www.facebook.com/tohkubox
遠憶Instagram
https://www.instagram.com/tohkuboxcom/
※製品写真・職人による制作風景(画像・動画素材)の提供が可能です。取材や素材提供をご希望の方はお気軽にご連絡ください。
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