完売店続出!話題のビジネス書『ジョブ理論』(クレイトン・クリステンセン他 著)10月25日頃より全国の書店へ重版出荷
破壊的イノベーションで知られるクリステンセン教授の最新著作
本書は“破壊的イノベーション”の提唱者として世界的に有名なクレイトン・M・クリステンセン教授の最新刊。
数字データを重視する従来型マーケティングが陥りがちな誤りを、豊富な事例で解説。商品スペックの向上ばかりを追い求めるのではなく、顧客が本当に欲しがる商品・サービスを生み出すための手助けをしてくれる、全ビジネスパーソン必読の書。ビジネスにイノベーションを起こしたい、または商品の差別化に悩む多くの企業にとっての必携バイブルとなることでしょう。
■本書より一部抜粋■
何が顧客にその行動をとらせたのかを真に理解していないかぎり、賭けに勝つ勝率は低い。だが、イノベーションとは本来、もっと予測可能で、もっと確実に利益をあげられていいはずだ。必要なのは、ものの見方を変えること。大事なのはプログレス(進歩)であって、プロダクト(商品)ではない。成功を願ってイノベーションにわが身を投じ、組織の資源も注ぎこみ、そのたびにぱっとしない結果で終わっているのなら、あるいは、顧客がプレミア価格を払ってでも手に入れたいと切望するようなプロダクト/サービスを生み出したいのなら、あるいは、運頼みのライバルを蹴落とし、イノベーションの競争に真に勝ち抜きたいと願うのなら、本書をぜひ読んでほしい。本書はあなた自身の生活も進歩させるはずだ。
■本書で語られる事例(一部)■
<ファーストフード・チェーン店の場合>
とあるファーストフード・チェーンが「どうすればミルクシェイクがもっと売れるか」という調査を行った。数か月をかけて価格や量、味を顧客にアンケートを取るなどしたがミルクシェイクの売上に変化は見られなかった。
そこで、調査チームは全く違う方向から調査を行うことにした。「来店客の生活に起きたどんなジョブ(用事、仕事)が、彼らを店に向かわせ、ミルクシェイクを“雇用”させたのか」。来店客はたんにプロダクトを買っているのではなく、<朝の車での通勤時間に空腹と退屈を紛らわせたい>という生活の中で発生した具体的な“ジョブ”を、ミルクシェイクを“雇用”することで片づけているのだ。
<ウォークマンの場合>
世界中にブームを巻き起こしたポータブル音楽カセットプレーヤー<ウォークマン>は、事前の市場調査の結果が思わしくなかったが、ソニー創業者・盛田昭夫の「人々の生活を注意深く観察して彼らの望みを直観し、それに従って進む」という信念に則り、マーケティング部門の反対を押し切って発売。結果、3億3000万台以上を売り上げ、個人用の音楽携帯プレイヤーという新しい文化を創出した。
<エアビーアンドビーの場合>
エアビーアンドビーを利用する消費者の状況は、ホテルを利用する人のそれとは大きく異なる。
エアビーアンドビーによると、利用者の40%は「エアビーアンドビーがなければ旅行に出かけなかったか、家族の家に泊まっただろう」と言ったのだ。つまり、エアビーアンドビーの競合相手には「無消費」も含まれる。
◎その他、イケア、ゼネラルモーターズ(GM)、サザンニューハンプシャー大学、プロクター&ギャンブル(P&G)、アマゾンなどの事例も収録。
-『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』公式サイト
http://www.harpercollins.co.jp/job/
※マーケティング・セールス全般関連書籍で1位を獲得(2017年8月1日調べ)
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