カメラ型午睡見守りシステム「ベビモニ」の販売開始
一人ひとりにデバイスを身につける必要をなくし、AIによるアラートや自動記録を提供することによって、保育士の負担軽減と、より安全・安心な乳幼児の午睡を支援します。
EMC Healthcare株式会社(イーエムシーヘルスケア、本社:東京都港区、代表取締役:伊達仁人) は、2019年7月より保育園における乳幼児の午睡見守りと記録業務支援を目的とした、カメラ型の複数人同時午睡見守りシステム「ベビモニ」の販売を開始しましたのでお知らせいたします。
■サービス開発に至った課題と背景
保育園における安全対策を強化するため、政府の「保育園における児童の安全対策強化」や、東京都の「待機児童解消に向けた追加対策」の補助金など、様々な取り組みが進められています。一方、保育施設の現場では、保育士不足や業務過多問題が叫ばれています。
そのような状況の中、弊社は、保育士の負担を軽減することで子どもと向き合う時間を増やし、より良い・より安全な保育を実現できるのではないかと考えました。
今回、重大事故が発生しやすい午睡時間に焦点を当て、保育士の業務や精神的負担を軽減することで、SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防策の一つとして活用して頂くことを目指しました。その結果、デバイスを身に着ける必要もなく業務を支援できる仕組みを検討し、「ベビモニ」の開発に至っております。
弊社は、医療やヘルスケアにおける専門性とAI・データ分析における技術力を活かすことで、世の中の子ども達や見守る大人が安全・安心に暮らせる社会を目指し、今後も開発を続けていきます。
■乳幼児がデバイスを身に着ける必要はありません
これまで午睡見守りシステムで主流となっていたマットレス型や直接身に着けるデバイス型とは異なり、子ども一人ひとりに機器を用意したりする手間がかかりません。天井に設置したカメラから室内の映像を分析することで子どもの体勢を把握することを実現しました。
ベビモニは、1台のカメラを設置することにより最大10人程度を同時に見守ることができます。また、5分ごとに記録を残すことにより、手作業で行われている保育士の記録業務を支援します。
■うつ伏せ姿勢を検知し保育士に危険を知らせます
カメラで撮影した映像を分析し、うつ伏せ姿勢といった危険な状態を察知することで、タブレット端末を通じて保育士へと伝えることができます。また、一人ひとりの記録が残るので午睡チェック記録として印刷し監査時の提出資料としても利用できます。
さらには、映像は一定期間保存されるので、室内の様子は後から見直すことを可能とし、園内におけるリスク対策としても活用できます。
■販売・導入について
当製品は、7月1日(月)より導入申込みを受付開始し、順次保育園への導入を実施して参ります。
<基本パッケージ>
- 天井設置型カメラモジュール
- 専用アプリ導入済みタブレット端末
- 乳幼児の姿勢認識機能
- うつ伏せ寝アラート機能
- 午睡チェック自動記録機能
- 午睡チェック記録の印刷機能
【EMC Healthcare株式会社について】
EMC Healthcareは、人口構造の変化や社会保障費の増大など様々な社会課題に対し、ヘルスケアの観点から解決を目指しています。特に、医療技術のヘルスケア領域への活用、データ分析技術、IoTやAIなどの先端技術の開発・活用を強みとしています。2018年8月にイーグルマトリックスコンサルティング株式会社から社名変更。
社名:EMC Healthcare株式会社 (旧イーグルマトリックスコンサルティング株式会社)
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル33F
URL:https://www.emcjpn.com/
【本件に関するお問合わせ】
担当:大石(オオイシ)
TEL:03-4580-2500
MAIL:contact@emcjpn.com
URL : https://www.babymoni.jp/
すべての画像