配達状況に応じたリアルタイムルート再計算の大規模試行導入開始
〜日本郵便における配達業務支援システムの試行導入〜
・概要
このたびの試行導入は、オプティマインドが提供するルート最適化システム「Loogia」とCBcloudが提供する宅配事業者向けの業務効率化システム「SmaRyu Post」を連携させ、2020年6月より全国約200局の郵便局で順次開始し、「誰もが配達業務で活躍できる環境の実現」を目指しています。
オプティマインドは2018年2月に日本郵便主催のオープンイノベーションプログラム「第1回POST LOGITECH INNOVATION PROGRAM」にて最優秀賞を受賞して以来、ルート最適化の観点から日本郵便と配達業務の効率化に向けた共創に取組んでまいりました。「Loogia」は、配送先の時間指定などのラストワンマイルならではの制約、収集したGPSデータをAIを用いて解析することで得られた走行速度や駐車位置を加味した配送ルートの提案をします。新たに、配送の遅れや、不在による再配達などの配送状況に応じてルートをリアルタイムに再計算する機能を開発し、より最適なルート提案を行います。
日本郵便は、物流クライシスによる課題が相次ぎ、新しい外部のアイディアを前のめりに採り入れて現状を打破すべく、スタートアップ企業との共創を進めています。
CBcloudは、熟練ドライバーのノウハウを継承する機能を搭載した宅配業務の自動化・効率化を実現する宅配業務効率化ソリューション「SmaRyu Post」を開発しております。「SmaRyu Post」は、宅配シーンにおける荷積み・ルーティング/ナビゲーション・配送ステータス管理など、一連の機能を一気通貫で提供しており、初心者のドライバーや担当者でも滞りなく業務できるよう支援するサービスです。
オプティマインドは今後も、宅配事業のみならずラストワンマイル配送事業の課題を横断的に解決できるようサービスを拡大して参ります。
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