ハイブリッドVC の最新ファンド、NSV Wolf Capital IV が立ち上げ完了

NSV Wolf Capital（NSVウルフキャピタル、米国カリフォルニア州ロスアルトス市）は、「ハイブリッドVCファンド」NSV Wolf Capital IV（NSVウルフキャピタル4号）の募集を、2024年1月29日をもって完了いたしました。

NSVウルフキャピタルのハイブリッドVCファンド は、米国の新興アーリーステージVCへの分散出資と、それらのインナーサークルでのみアクセス可能なミドルステージのスタートアップへの投資を連携させた先進的でユニークなVCファンドです。複数の新興VCに投資することにより、シードステージの優良スタートアップ企業を広くカバーします。1000社以上に及ぶスタートアップの中で成長軌道に乗り始めた案件にアクセスでき、新興VCと協調投資を行うことが可能です。この戦略により、シードステージでのリスク分散、優良ディールソースの最大化、インナーサークルのミドルステージ投資を連携することができるようになりました。この仕組みにより、高い安全性と収益の両方を可能にします。

また、ハイブリッドVCファンド投資を通じて得られた豊富な戦略的価値を、出資企業（LP；リミテッドパートナー）に提供いたします。複数の業界の最新トレンド、証明されつつあるビジネスモデルなどの知見と洞察を共有し、LP企業の事業改革、新事業創造への支援をいたします。

今回の4号ファンドでは、現時点で19の新興VCに出資し、6社のミドルステージ投資を行っています。出資先新興VCの投資先ポートフォリオ企業の数は1000社以上に上ります。LP企業とは戦略的な議論を既に開始し、スタートアップ企業との協業などの具体的な活動も活発です。さらに、LP企業の体制再編、人材育成、コーポレートVCの立ち上げ・運営などの踏み込んだ支援も行っております。

LP企業（五十音順、略称）：SBI新生銀行、NTTグループ、日本生命保険、日本ビジネスシステムズ、BIPROGY、フューチャーグループ、三井住友海上火災保険