認知機能低下リスクを早期発見し、認知機能改善・維持の支援をトータルで行う 「ニューロトラック 脳ケア」アプリの提供開始
SOMPOひまわり生命保険株式会社(社長:大場 康弘、以下「SOMPOひまわり生命」)は、米国シリコ ンバレーのスタートアップ企業である Neurotrack Technologies, Inc.(Co-Founder and CEO:Elli Kaplan、以下「ニューロトラック社」)と認知機能低下リスクを早期発見し、認知機能の改善・維持を支援するアプリ「ニューロトラック 脳ケア(以下、「本サービス」)」の共同開発を行い、本サービスの提供を2020年1月30日より開始します。
1.目的・背景
MCI(軽度認知障害)と認知症高齢者の国内における総数は、2012年に約862万人と推計されています。その総数は 2025年には約1,300万人に達するとの予測もあり、要介護者の増加による介護職員の不足等のさまざまな認知症に関する社会的課題が増加していくことが想定されています。これを踏まえ、SOMPOホールディングスグループでは、「認知症に備える・なってもその人らしく生きられる社会」を目指す「SOMPO認知症サポートプログラム」を展開しています。
また、SOMPOひまわり生命は、「健康応援企業」への変革を目指し、保険本来の機能(Insurance)に健康を応援する機能(Healthcare)を組み合わせた、従来にない新たな価値「Insurhealth®(インシュアヘルス)」を提供しています。2018年10月には認知症の前段階であるMCIの段階で一時金が受け取れる「笑顔をまもる認 知症保険」を発売し、認知症に対する経済的備えである保険だけではなく、認知機能低下に備えられるサービスも一体で提供しています。
2.本サービスの新たな価値
本サービスでは、目の動きから認知機能の状態を把握するテストを含む複数の臨床研究に基づいた認知機能チェックテストを行います。同時に認知機能低下に影響を与える「食生活・運動・睡眠・リラックス(ストレス管理)・脳のトレーニング・交友関係」の6つの生活習慣について質問をします。その結果から、自身に適した改善項目を提案し、改善を促していくプログラムです。科学的な観点で早期発見から改善までをトータルで支援し、 かつスマートフォンで手軽に利用することができます。
自身の認知機能の現状を把握し、定期的にテストを繰り返すことで、認知機能低下にいち早く気づくことができ、また、認知症について学び、プログラムに沿ったアドバイスを日々の生活の中に取り入れることで、認知機 能の改善を実感することができます。
これらのプロセスは、世界的にも有名な認知症予防に効果を示したフィンランドの高齢者の生活習慣への介入研究「FINGER 研究」を参照し、認知症研究における各種専門家の監修および米国での臨床実験実施により、科学的なエビデンスに基づくプログラムとなっています。
3.本サービスの概要
(1)ニューロトラック認知機能テストによる認知機能の状態を把握
スマートフォンのカメラを活用し、10分間画面内の画像確認テストを実施することで、認知機能低下リスクが分かります。撮影された動画の眼球の動きから、独自のアルゴリズムで解析されます。また、その他複数の認知機能チェックテストや生活習慣に関する質問からそれぞれ総合的な結果を出します。
(2)認知機能低下を予防または改善するための学習および認識
テストの結果に応じて、認知機能の低下に影響する6つの生活習慣である「食生活」「運動」「睡眠」「リラックス(ストレス管理)」「脳のトレーニング」「交友関係」のコンテンツの中から、科学的根拠に基づき、お客さまに合ったアドバイスを提供し認知症に関する理解を深めるための実践に繋げていきます。
(3)行動促進
お客さまご自身が日々の行動を改善していくために、目標設定を行い、それに沿った無理のない行動をしていく仕掛けや提供された正しいアドバイスを取り入れることで、日々の生活を少しずつ変化させることができます。
(4)結果の把握と改善の実感
定期的にニューロトラック認知機能テストを実施し、生活習慣テストの結果をフィードバックすることで、認知機能の改善、維持を実感することができます。
4.今後の展開
本サービスをより快適かつ継続してご利用頂けるように、有人によるサポートサービスの提供開始に向けて、 日本の特定保健指導事業で業界 NO.1※の実績を有するSOMPOヘルスサポート株式会社(社長:角 秀洋)と 検討を行っております。
SOMPOホールディングスグループは、国内のみならず海外の最先端の技術を積極的に活用することで、今 後も「安心・安全・健康」に資する最高品質のサービスを提供してまいります。
※ SOMPOヘルスサポート社調べ(2018年度末時点)
以上
【参考】
■ニューロトラックの概要
MCI(軽度認知障害)と認知症高齢者の国内における総数は、2012年に約862万人と推計されています。その総数は 2025年には約1,300万人に達するとの予測もあり、要介護者の増加による介護職員の不足等のさまざまな認知症に関する社会的課題が増加していくことが想定されています。これを踏まえ、SOMPOホールディングスグループでは、「認知症に備える・なってもその人らしく生きられる社会」を目指す「SOMPO認知症サポートプログラム」を展開しています。
また、SOMPOひまわり生命は、「健康応援企業」への変革を目指し、保険本来の機能(Insurance)に健康を応援する機能(Healthcare)を組み合わせた、従来にない新たな価値「Insurhealth®(インシュアヘルス)」を提供しています。2018年10月には認知症の前段階であるMCIの段階で一時金が受け取れる「笑顔をまもる認 知症保険」を発売し、認知症に対する経済的備えである保険だけではなく、認知機能低下に備えられるサービスも一体で提供しています。
2.本サービスの新たな価値
本サービスでは、目の動きから認知機能の状態を把握するテストを含む複数の臨床研究に基づいた認知機能チェックテストを行います。同時に認知機能低下に影響を与える「食生活・運動・睡眠・リラックス(ストレス管理)・脳のトレーニング・交友関係」の6つの生活習慣について質問をします。その結果から、自身に適した改善項目を提案し、改善を促していくプログラムです。科学的な観点で早期発見から改善までをトータルで支援し、 かつスマートフォンで手軽に利用することができます。
自身の認知機能の現状を把握し、定期的にテストを繰り返すことで、認知機能低下にいち早く気づくことができ、また、認知症について学び、プログラムに沿ったアドバイスを日々の生活の中に取り入れることで、認知機 能の改善を実感することができます。
これらのプロセスは、世界的にも有名な認知症予防に効果を示したフィンランドの高齢者の生活習慣への介入研究「FINGER 研究」を参照し、認知症研究における各種専門家の監修および米国での臨床実験実施により、科学的なエビデンスに基づくプログラムとなっています。
3.本サービスの概要
(1)ニューロトラック認知機能テストによる認知機能の状態を把握
スマートフォンのカメラを活用し、10分間画面内の画像確認テストを実施することで、認知機能低下リスクが分かります。撮影された動画の眼球の動きから、独自のアルゴリズムで解析されます。また、その他複数の認知機能チェックテストや生活習慣に関する質問からそれぞれ総合的な結果を出します。
(2)認知機能低下を予防または改善するための学習および認識
テストの結果に応じて、認知機能の低下に影響する6つの生活習慣である「食生活」「運動」「睡眠」「リラックス(ストレス管理)」「脳のトレーニング」「交友関係」のコンテンツの中から、科学的根拠に基づき、お客さまに合ったアドバイスを提供し認知症に関する理解を深めるための実践に繋げていきます。
(3)行動促進
お客さまご自身が日々の行動を改善していくために、目標設定を行い、それに沿った無理のない行動をしていく仕掛けや提供された正しいアドバイスを取り入れることで、日々の生活を少しずつ変化させることができます。
(4)結果の把握と改善の実感
定期的にニューロトラック認知機能テストを実施し、生活習慣テストの結果をフィードバックすることで、認知機能の改善、維持を実感することができます。
4.今後の展開
本サービスをより快適かつ継続してご利用頂けるように、有人によるサポートサービスの提供開始に向けて、 日本の特定保健指導事業で業界 NO.1※の実績を有するSOMPOヘルスサポート株式会社(社長:角 秀洋)と 検討を行っております。
SOMPOホールディングスグループは、国内のみならず海外の最先端の技術を積極的に活用することで、今 後も「安心・安全・健康」に資する最高品質のサービスを提供してまいります。
※ SOMPOヘルスサポート社調べ(2018年度末時点)
以上
【参考】
■ニューロトラックの概要
名称 | Neurotrack Technologies, Inc. |
本社所在地 | 399 Bradford Street Suite 100 Redwood City, California 94063 |
設立年 | 2012 年 |
代表者 | Co-Founder and CEO Elli Kaplan |
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