“タンスの肥やし”のアクセサリーが途上国の少女たちの支援になる「クリスマスのおすそわけ ジュエリーで希望を届けよう!キャンペーン」開始
片方なくした18金ピアスが縫製の職業訓練1カ月分の寄付に。不要品寄付で国際協力!
集まったジュエリーは日本で換金し、バングラデシュの児童労働に従事する少女たちの支援活動など途上国での支援活動に役立てられ、新型コロナウイルスの影響が続く中でも自宅から一歩も出ずに、誰でも気軽に国際協力に参加いただけるキャンペーンとなります。
- クリスマスシーズンに幸せをちょっとだけ「おすそわけ」してみませんか?
もう使わない片方だけのピアス、金具の壊れたネックレス、サイズが合わなくなった指輪。思い出が詰まったジュエリー類は、不要になったあとも捨てるに捨てられず、タンスや引き出しにしまったままの方も多いのではないでしょうか。本キャンペーンではこうしたジュエリーをクリスマスシーズンのこの時期に「幸せをちょっとだけおすそわけ」するキャンペーンです。収集したジュエリーは日本で換金し、バングラデシュの児童労働に従事する少女たちの支援など途上国での支援活動に役立てます*。
※ 寄付は管理費など活動全体にも使用されます。
昨年に実施した同キャンペーンでは、「少しでも役立つなら」といったお声とともに、約130万円相当のジュエリーが全国から届きました。
▲バングラデシュで家事使用人として働く少女。1日中家の中で働くため外部からの目が届かず「隠された児童労働」といわれている。
▲支援センターでミシンの職業訓練を受ける家事使用人の少女。注文を受けて縫い物をしてお金が稼げるようになった少女や、縫製工場に就職が決まる例も出ている。
- 新型コロナウイルスの影響で児童労働のリスクが増大。少女たちを守りたい
バングラデシュで家事使用人として働く少女は数十万人いるとされています(※1)。少女たちは閉ざされた室内で1日中働くことを強いられ、教育の機会、子どもの権利を侵害されています。新型コロナウイルスの影響により経済状況が悪化する中、児童労働のリスクは増大しています(※2)。シャプラニールは支援センターを通して、少女たちへ基本的な読み書きや保健衛生教育、未来の就業の選択肢を増やすための職業訓練等を支援するほか、少女の親や地域住民への意識啓発、行政への政策提言などを行い、新型コロナウイルスの影響下においても児童労働のない社会を目指し活動を続けています。
※1 出典:国際労働機関「Baseline Survey on Child Domestic Labour in Bangladesh」(2006年)
https://www.ilo.org/ipec/Informationresources/WCMS_IPEC_PUB_4647/lang--en/index.htm
※2 出典:国際労働機関「COVID-19: Protect children from child labour, now more than ever!」(2020年)
https://www.ilo.org/ipec/Campaignandadvocacy/wdacl/lang--en/index.html
- クリスマスのおすそわけ ジュエリーで希望を届けよう! キャンペーン概要
【対象】金、銀、ダイヤモンド・プラチナ・パラジウムのアクセサリー類、腕時計など
※古いもの、壊れたものも受け付けています。
※何の金属か不明な場合もお送りください。こちらで鑑定いたします。
【寄付の方法】傷がつかないよう梱包し、封筒などに入れて、下記までお送りください。
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 シャプラニール「ジュエリーで希望を届けよう!」係
【受付期間】2020年12月1日(火)~2020年12月25日(金)
キャンペーン詳細:https://www.shaplaneer.org/sutenai/kikinzoku/
キャンペーンお問い合わせ: 電話:03-3202-7863 メール:sutenai@shaplaneer.org
- シャプラニールについて ~支援を受けられない「取り残された人々、課題」にアプローチ~“すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会”を目指す国際協力NGO
1972年創立の、日本発祥のNGOとしては最も歴史の長いNGOの1つ。特定の宗教、政治、企業、団体に属さない国際協力NGOで、社会や他の援助団体の支援から「取り残された人々」への支援や「取り残された課題」に取り組んでいます。主にバングラデシュやネパールといった南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決に向けた活動を現地と日本国内で行い、「すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会の実現」を目指して活動しています。
シャプラニールとは、私たちの活動の原点であるバングラデシュの言葉・ベンガル語で、「睡蓮の家」という意味です。シャプラ(睡蓮)は、バングラデシュの国花にもなっています。
- 主な活動内容
【1】子どもの権利を守る
バングラデシュやネパールには成長・発達、保護、参加といった基本的権利を享受できない子どもたちが多く存在します。子どもの権利の中でも成長を阻害する「児童労働」と、健全な発達や社会参加に欠かせない「教育」について、行政やNGOの支援から取り残された子どもたちや地域を対象に活動しています。
【2】災害に強い地域をつくる
地域住民や行政と協力した防災インフラの設置や行政への研修など、サイクロンや洪水、地震などの災害による被害を軽減する防災活動を行政・コミュニティ・個人レベルで進め、災害に強い地域づくりに取り組んでいます。
【3】フェアトレードを通じて共生できる社会をつくる
暮らしに息づく伝統や文化、身近な素材を大切にした手工芸品作りと日本への販売を通じ、生産者の生活向上に45年以上取り組んでいます。
オンラインショップ「クラフトリンク」:http://craftlink.shop/
- 団体概要
・団 体 名:特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
・所 在 地:東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
・代 表 者:坂口和隆(代表理事)
・創 立:1972年9月1日
・主な活動国:バングラデシュ、ネパール
・主な活動内容:
児童教育支援、家事使用人として働く少女たちへの支援活動、
先住民族の子どもたちの文化教育支援、開発教育および出版活動
児童労働の予防と削減、災害緊急支援・復興支援
フェアトレード、スタディツアーなど
・職 員 数:日本:18名、バングラデシュ:13名、ネパール:6名
・公式サイト:https://www.shaplaneer.org/
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