ライバルは大手文具メーカー。創業110年の印刷工房「アサヒコミュニケーションズ」が、廃材を使ったステーショナリー・ブランド「ミニマルラボ」を発足。
株式会社アサヒコミュニケーションズ(本社:埼玉県鴻巣市、代表取締役社長:新井貴之)は、
廃材や在庫紙のみで作られたステーショナリーブランド「ミニマルラボ」の展開を開始いたしました。
廃材や在庫紙のみで作られたステーショナリーブランド「ミニマルラボ」の展開を開始いたしました。
●創業110年。サステナブルな印刷工房の、サステナブルなグッズ開発。
当社は、早くから環境保全活動やCSR支援活動※1に積極的に取り組んできた創業110年の印刷工房です。
しかし、リサイクル対応型印刷資材の積極的な導入を続けているものの、廃材や余剰材が発生してしまうのが実情です。
そんな中、国連サミットでSDGs(持続可能な開発目標)が採択されたことは、
天然資源に依るところが大きい製造事業者にとって極めて関心が高い出来事でした。
当社はこのSDGsの幾つかのターゲット※2を更なる生産活動継続のエンジンと捉え、
印刷業務から出る廃棄物を資材とした持続生産可能なオリジナル文具の開発をスタートいたしました。
使用する資材は、長期保管によって顧客に提供できなくなってしまった紙や、断裁された紙の切れ端、余ってしまったゴムバンドなど様々。
いずれも廃棄やリサイクルの運命にある印刷用の資材たちです。
「ミニマルラボ」が「廃材は宝の山」という精神のもと、行き場を失ったものに知恵と技術で生命を吹き込み商品化していきます。
資材は必要最小限にとどめて、アイデアや制作工程に重きを置くのが創業時から続く当社のDNA。
通常、「サステナブル」や「エコ」というと、ストイックなイメージを持たれるものですが、わたしたちが開発するグッズは、
製品ライフサイクルにおける環境負荷が低いだけでなく日常を楽しくするアイデア溢れるものばかりです。
※1 CSRマークの認証取得/リサイクル用紙と植物油インキの使用/グリーンプリンティング認証取得 等
※2 Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)「ターゲット12.2:2030年までに天然資源の持続可能な管理及び効率的な利用を達成する。」
「ターゲット12.8:2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。」
●コンセプトは“Simple is good!”。
「最小限」から生まれる商品で「最大限」の喜びをお届けしたい。
「ミニマルラボ」の最初の取り組みは、新型コロナウイルスの感染拡大防止啓発ポスターの制作でした。
当社のホームページからフリーダウンロードが可能なものです。
おかげさまで銀行や駅、役所など様々な場所に掲出され、最終的に新聞にも取り上げていただきました。
今回の新型コロナウイルスの流行で、私たちのライフスタイルは原点回帰と再構築を余儀なくされています。
身の回りが物で溢れかえっていた時代が終わり、
必要なものだけを買い備える「備蓄の時代」が到来するとさえ言われています。
この変化は製造業における生産手段やそのプロダクトにまで大きな影響を与えることでしょう。
今後は、「資材やデザインは必要最小限でありながら、
本当に必要ものづくり」が主流となってゆくのではないでしょうか。
わたしたち「ミニマルラボ」は、今の時代に相応しい“Simple is good!”な商品を
アイデアと技術力で生み出していきます。
私達が生産したステーショナリーグッズを楽しく使って頂くことで、
一人でも多くの人が資源や環境について考えるきっかけになればこんなにうれしいことはありません。
●ミニマルラボホームページ
https://minimal-lab.jp/
●ミニマルラボYahoo! ショップ
https://store.shopping.yahoo.co.jp/minimal-lab/
●ミニマルラボ BASE店
https://minimallab.handcrafted.jp/
●ミニマルラボ インスタグラム
https://www.instagram.com/320lab/
●株式会社アサヒコミュニケーションズ
https://www.asahi-com.net/
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