聞こえる人と聞こえない人の架け橋になる! 大学生による筆談具開発プロジェクト

聴覚障がい者の生活をサポートするアイデア商品のクラウドファンディングを開始

株式会社明成孝橋美術(本社:大阪府/代表取締役:孝橋 悦逹)は、実際に商品化・販売を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジをきっかけに和歌山大学柳到亨ゼミの学生と共同プロジェクトとして『ノートラブル』(https://camp-fire.jp/projects/view/609852)を制作。聴覚障がい当事者へのモニター調査や企業・自治体・飲食店等での試用を経て、クラウドファンディングを開始しました。

 


聴覚障がいは先天的なもの以外にも病気や事故、加齢によって生じることがあります。
現在、高齢者の増加などで世界的に聴覚障がい者人口が増えており、WHO(世界保健機関)は2050年には聴覚障がい者人口が約4億7千万人から9億人におよぶ可能性があると発表しました。
当社は、商品考案者の和歌山大学生が感じた「耳の聞こえる人と聞こえない人のコミュニケーションの障壁」を打破すべく、産学協働の『ノートラブル』開発プロジェクトを始動しました。


 
  • 商品の特徴
1.大阪の印刷会社と和歌山大学の学生がタッグを組んだ共同プロジェクト
2.聴覚障がい当事者23名へインタビュー調査、飲食店や銀行・病院など計28か所に試作品を設置
3.全国の学生が参加する商品企画の大会でプラン優勝を獲得!123チームの中から選ばれた商品!


 
  • ノートラブルとは

 

『ノートラブル』は、聴覚障がい者と健常者間のコミュニケーションを円滑にする筆談具(※1)です。本体に指差しシート(シール)を貼り、シールに書かれた言葉を指差して意思疎通を図ることができます。
おもに飲食店など、お客様と従業員間の対面のやり取りが必要な店舗・施設への設置を想定しており、筆談にかかる時間・手間を削減できるだけでなく、使っていく中で聴覚障がいをお持ちのお客様のお困りごとを理解することができる、健常者向けの補助用具とも言えます。

商品考案者の学生メンバーが、アルバイト先のカフェで耳の不自由なお客様に接客対応をしたことがありました。しかし、学生メンバーは耳の不自由な方とやり取りをした経験がなく、メニューを指差したりジェスチャーをしたりと工夫して注文を受けましたが、注文内容以外の「会話」をうまく表現することができず、ご来店いただいたことへの感謝を伝えることができませんでした。上手く意思疎通ができなかったことへのお詫びも含め、他にお客様へお伝えしたいことは沢山ありましたが、何も伝えられず後悔した経験がノートラブル誕生のきっかけとなりました。
 

この経験から、学生らは「耳の聞こえる方と聞こえない方とのコミュニケーションが円滑に行われていない」という社会課題を実感し、企業と学生が実際に商品化・販売を目指すインターカレッジ・Sカレで『ノートラブル』を発表しました。アイデアや発表内容が評価され2021年度プラン優勝を受賞、商品化を目指して当社との産学協働プロジェクトが始動します。


(Sカレ公式HP:http://s-colle.ws.hosei.ac.jp/


(※1)筆談具 とは
聴覚障がいをお持ちの方とコミュニケーションを取る際、紙などに文字を書いてやりとりをする「筆談」を行うための補助用具です。


 
  • 商品内容

 

〈セット内容〉
①本体、②指差しシート(シール)、③予備シール、④ホワイトボード専用ペン
『ノートラブル』は卓上カレンダー型の筆談具として、店舗・施設の窓口やレジカウンター等に設置することができます。接客対応時に筆談が可能であることをわかりやすくするため、本体表紙に「耳マーク(※2)」を表示しています。
 

 

 

はじめに指差しシートによく使う言葉を書き込みます。例えば飲食店など接客業の場合、お客様とやり取りをする場面を想像してみましょう。聴覚障がいをお持ちの方が来店された際、あらかじめよく使う言葉を記入した指差しシートを活用することで、円滑にコミュニケーションをとることができます。
 

 

 

 

2枚目の指差しシートの一番下の行(ピンク色の箇所)には「ありがとうございます」等の感謝を伝える言葉を記入します。お客様に伝えたい大切な言葉は忘れずに記入してください。
 

 

記入後、本体に貼り付けると、オリジナル指差しシート『ノートラブル』の完成です。
 

さらに、指差しシートで対応できない複雑なやり取りは、本体3ページ目のホワイトボードで筆談を行うことができます。

指差しシートに書き込む内容を話し合って決めることで、聴覚障がいをお持ちの方を想うきっかけが生まれる、『ノートラブル』はそんな独自の魅力がある商品です。


(※2)耳マーク とは
「耳マーク」は聴覚障がい者のためのシンボルマークです。聴覚障がい者自身が「耳マーク」を身に着けることで、当事者自身の聞こえない・聞こえづらいことを相手に理解してもらう役割の他に、聴覚障がいへの配慮を表すマークとして公共機関の窓口等に表示されています。本プロジェクトでは『ノートラブル』の普及活動を通じて「耳マーク」の認知拡大を目指しています。


 
  • 商品化に向けて
本プロジェクトは「ノートラブルでコミュニケーションを円滑に!誰もが想いを届けられる社会にする」を目標に、筆談具『ノートラブル』を通して社会全体のコミュニケーションをより良く、円滑にすることを目指しています。誰もが伝えたい想いを伝えられることが当たり前の社会を実現するために、様々な取り組みを行いました。


【インタビュー調査】
はじめに、聴覚障がいをお持ちの方が日常で感じる困りごとについて理解を深めるため、計23名の当事者の方へインタビュー調査を行いました。「飲食店へ行った際に注文を間違えられてしまったが、指摘することができなかった」、「外出先で聞きたいことがあったが(うまく伝えられず)諦めてしまった」といったお話を伺い、当事者の方にはコミュニケーション全般のお困りごとが想像以上に多いと気づきました。


【アンケート調査】
続いて、聴覚障がい者と健常者間のコミュニケーションのお困りごとを調査するため、接客業の経験のある方181名にアンケート調査を行いました。その結果、全体の92%の方が聴覚障がい当事者のお客様とうまくコミュニケーションを取ることができず後悔していることが分かりました。うまくコミュニケーションを取れなかった理由には「事前準備をしていなかった」「マスクで表情が見えなかった」等がありました。また、職場の窓口やレジカウンター等に筆談具が常備されていると安心する方の割合は全体の94%でした。

インタビュー調査とアンケート調査から、レジカウンター等に常設できる筆談具に需要があることがわかりました。


【現場からの声】

当社で制作した試作品を飲食店や銀行・病院など計28か所に設置し、様々なご意見をいただきました。


【販売促進】
『ノートラブル』認知拡大に向けたプロモーション活動を学生自ら行い、新聞やテレビ、福祉関連サイトなど計10のメディアでの発信が決定しました。飲食店向けのECサイトやオフィス用品を取り扱う文房具店、福祉関連用品を販売する企業など、計5社で販売に向けての交渉が成立しました。開発資金調達のためのクラウドファンディングを行い、さらに多くの店舗・施設での設置や販売を目指します。


 
  • クラウドファンディング詳細
国内最大のクラウドファンディングサイト・CAMPFIREが設立した、社会課題の解決などソーシャルグッドに特化したクラウドファンディングプラットフォーム・GoodMorningでプロジェクトを公開しました。
早期割引や企業ロゴシール付きのプラン、設置してほしいお店へギフトを送ることができるプランなど、支援者様のニーズに合わせた様々なリターンを取り揃えています。

〈クラウドファンディング詳細〉
聞こえる人と聞こえない人の架け橋になる! 大学生による筆談具開発プロジェクト 
https://camp-fire.jp/projects/view/609852

・開始日:2022年8月2日
・終了日:2022年9月8日 
・目標金額:600,000円

〈リターン内容〉
・【お礼メッセージプラン】 1,000円
・【数量限定!スタンダード早割プラン】 1,000円
・【スタンダードプラン】 1,300円
・【数量限定!オリジナル早割プラン】 1,600円
・【オリジナルノートラブルプラン】 2,000円
・【直接届けるギフトプラン】 3,000円
・【数量限定!スタンダード早割プラン×5】 5,000円
・【スタンダードプラン×5】 6,500円
・【数量限定!オリジナル早割プラン×5】 8,000円
・【オリジナルノートラブルプラン×5】 10,000円
・【スタンダードプラン×10】 13,000円
・【直接届けるギフトプラン×5】 15,000円
・【オリジナルノートラブルプラン×10】 20,000円
・【数量限定!まとめ買い割引プラン×20】 20,000円
・【直接届けるギフトプラン×10】 30,000円
・【数量限定!まとめ買い割引プラン×20】 32,000円

 ※ 上記全て税込・送料込みです。
 

 
  •  企業情報
株式会社明成孝橋美術は、主に化粧品・健康食品等のパッケージと、ポスター、パンフレット、チラシ、POP、ラベル等、SPツールの企画デザイン・特殊印刷加工を行う大阪の印刷会社です。前身である「孝橋美術印刷所」は酒類や食料品のレッテル(シール)印刷から始まり、終戦後は化粧品のラベルやパッケージを製造するようになりました。初代より技術への向上心が強く、品質の高さが求められる商業印刷を数多く手がけてきたことから”美術印刷”を社名に。時代とともに革新的な印刷技術をいち早く取り入れてきました。
そして現在「明成孝橋美術」となり、”印刷”技術だけにとらわれずメーカーとユーザーの方々を繋ぎ喜んでいただけるモノづくり・コトづくりのため、様々な取り組みにチャレンジしています。認知症リハビリの”回想法”を取り入れたカードゲーム『懐話ふだ』や、視覚障がい者の生活をサポートするシール製品『デコペタシール』に次ぐ商品化プロジェクト第3弾として、今年度は『ノートラブル』を発表させていただきました。

【株式会社明成孝橋美術】
代表取締役:孝橋 悦逹
所在地:大阪市天王寺区清水谷町12-7
設立年:1984年11月
事業内容:化粧品・健康食品のパッケージや販促物の企画デザイン、特殊印刷加⼯

ホームページ:http://ideapot.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/ideapot8/
Twitter:https://twitter.com/IdeaPot1934
Instagram:https://www.instagram.com/ideapot1934/

【和歌山大学 チームライクアス】
Facebook:https://www.facebook.com/likeus.wadai.skare
Twitter:https://twitter.com/likeus_desu
Instagram:https://www.instagram.com/__like_us___/
 
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. ㈱明成孝橋美術 >
  3. 聞こえる人と聞こえない人の架け橋になる! 大学生による筆談具開発プロジェクト