最新のソフトウェアアップデートにより、コネクティビティ、AEC、エレクトロニクス分野を強化

 計算科学および人工知能(AI)分野で世界をリードするアルテアエンジニアリング株式会社(日本本社: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階、代表取締役: 加園 栄一、本社:米国ミシガン州、CEO:James Scapa、Nasdaq:ALTR、以下:アルテア)は、最新のシミュレーションソフトウェア製品のリリースを発表し、次世代のコネクティビティ、AEC(建築・土木・建設エンジニアリング)、回路基板および電子設計の機能を中心に強化しました。
【よりコネクティッドな未来に向けた製品開発】
 コネクティビティに関するアップデートでは、優れた精度でアンテナをシミュレーションし、先進運転支援システム(ADAS)向けのツールセットを拡大するための機能を含んでいます。Altair Simulation 2022は、現実的な5Gエンベロープビームパターンの自動化をサポートし、レイベースソルバー用の新しいハイブリッドレイトレーシングパターンや回転ドップラー効果などの機能も備えています。

 さらに、より大きく、より複雑なアンテナやその動作環境をシミュレーションする際の計算性能も向上しています。全波アンテナおよびアレイの特性評価をより適切にシミュレートできるようになり、無線システムを確実に解析できるようになります。

 また、超音波などのセンサーの種類を考慮できるADASツールが改良され、一緒にシミュレーションできるセンサーの数が増加します。その他の新しいADAS機能としては、ADASアプリケーションを対象とした周波数変調連続波(FM-CW)レーダーシミュレーションなど、よりアプリケーションに特化したツールやポストプロセッシングツールが追加されています。


【レジリエントでサステナブルなAEC設計のためのツール】
 Altair Simulation 2022には、新しい建築基準への対応を含んだAEC向けのアップデートも多数含まれています。旧S-FRAMEソフトウェア製品のほか、SimSolid高速解析、HyperWorks高度メッシング、CFD(数値流体力学)風力負荷シミュレーションなどにAltair Unitsでアクセス可能となり、プロジェクトのワークフローを通じて適切なタイミングで適切なAECソリューションを選択できます。

 構造エンジニアの設計時間とプロジェクトコストを削減するS-CONCRETE、S-FRAME、S-FOUNDATIONなどのツールはAltair Simulation 2022下で開発が進んでおり、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジア・オセアニア諸国の設計コードを搭載した最新の安全および材料規制に準拠しています。

 高度な解析機能を備えたS-TIMBERは、NBCC、ASCE、IB規格に準拠した地震荷重に対する構造応答をシミュレートでき、建築家やエンジニアのサステナブルな建物や構造への需要に応えます。さらに、CLT、Glulam、Sawn lumberの部材を規格に準拠して設計するためのパネルモデリングのコントロールが強化され、範囲内の予算と設計パラメータで期限内のプロジェクト遂行をサポートします。


【スマートデバイスの開発を加速】
 Altair Simulation 2022は、スマートコンポーネント、製品、システムの設計/実装能力を向上させる回路基板およびエレクトロニクス設計ツールの機能を強化しています。Altair PollExでは、設計検証、シグナルインテグリティ、プリント基板(PCB)モデリング機能を拡張しています。プリント基板(PCB)モデリング機能は、最近リリースしたAltium Designerユーザー向け無償ソフトウェア「PollEx for Altium」にも含まれています。

 Altair SimLabには、落下試験、PCBのマルチフィジックス解析、システム全体をカバーできる熱管理シミュレーションなどの機能が追加され、利便性が向上しました。また、Altair Simulation 2022には、電源、モータードライブ、制御システム、マイクログリッドのシミュレーションと設計を扱えるPSIMなど、パワーエレクトロニクスとモータードライブ用の新しいツールも導入されています。


【製品開発のあらゆるステージに対応するソリューション】
 Altair Simulation 2022には、Altairのシステムモデリング、有限要素解析、設計の着想と探求、製造性ソリューションの能力を強化する多数のアップデートも含まれています。Activate、Compose、HyperWorksおよびInspire製品のアップデートにより、新しい課題に挑戦し、新しい機械学習ライブラリ、ノーコードユーザーインターフェース作成用の対話型ツールキット、より高度なシミュレーションと製造性検証ワークフロー、その他の解析機能を利用して、最も複雑な製品や課題でも設計を最適化し視覚化できるようになりました。

 Altair Simulation 2022には、Altairの流体、熱マルチフィジックス、構造解析の各ソリューションを大幅に強化する新機能も搭載されています。AcuSolve、nanoFluidX、EDEM、MotionSolve、FluxおよびFluxMotor、OptiStruct、Radioss、SimSolidなどのツールにより、シミュレーションを新しい分野に適用し、新しい物理ソルバーの活用、電化用関連ツールの統合、強度、剛性、その他の物理指標のシミュレーション、より効率的で優れた設計につながる新しい最適化機能などを利用できるようになります。

 今回の発表にあたり、AltairのChief Technology OfficerであるSam Mahalingamは以下のエンドースメントを出しております。
「Simulation 2022のリリースは、計算科学、AI(人工知能)、シミュレーション技術をリードしてきたAltairの伝統を引き継ぐものです。ユーザーがより速く、より効率的に作業できるような機能、ツール、インターフェース、ワークフローをさらに追加することで、より良い、より持続可能な未来を実現していきます。より優れたシミュレーションが、より優れた、よりスマートな製品を生み出すのです。」
Altairシミュレーション製品群の最新アップデートに関する詳細は、www.altairjp.co.jp/simulation-2022をご覧ください。

【アルテアについて(Nasdaq:ALTR)】
 Altairは、計算科学と人工知能(AI)におけるグローバルリーダーとして、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ解析、AI分野のソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供しています。Altairは、多種多様な業界におけるお客様が、持続可能な未来を創造しコネクティッドな世界において力を発揮するためのテクノロジーを提供します。
詳細については、www.altairjp.co.jpをご覧ください。

■アルテアエンジニアリング株式会社
設立        :1996年2月
取締役社長 :加園 栄一
事業内容  :製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、人工知能(AI)に係わるソフトウェアおよびクラウドソリューションの開発、販売、サポートおよび受託サービス
東京オフィス:東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階

 

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会社概要

URL
https://www.altairjp.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン 14F
電話番号
-
代表者名
加園 栄一
上場
海外市場
資本金
-
設立
1996年02月