障がい者への療育事業と就労支援事業を行うGotoschoolがシリーズAで5,600万円の資金調達を実施、CFOも就任し店舗展開、事業開発を加速。
IPOに向けた管理体制の盤石化、出店計画を大きく推進、コンテンツ力を高めマーケティングを強化へ
また、IPOを視野に入れた組織作りや財務部門の整備を加速させるべく、事業推進に関して豊富な知見を持つ蘆田幸一郎氏をCFOに迎え入れました。
<第三者割当増資における引受先>
調達金額:約5,600万円
調達方法:第三者割当増資
引受先:ユナイテッド株式会社、グリットパートナーズ株式会社、個人投資家
■Gotoschoolについて
Gotoschoolは、運動によるアプローチを通じて身体機能だけでなく心まで健康で自立した児童の生活サポートを行うことを目的に、2020年に設立されました。社名のGotoschoolには、「あらゆる人に適した教育、または居場所を提供できる社会環境を」という想いが込められています。
会社ホームページURL:https://gotoschool.co.jp/
<発育発達過程から就労までをサポートする2つの事業>
●障害児通所支援事業の運営及びパーソナル運動療育施設の運営
公費での支援所運営/パーソナルトレーニング(私費)/グループレッスン(私費)
ADHD、自閉症スペクトラム、学習障害など、近年発達障がいに対する理解・認知が広がってきており、発達障がい児童向け施設も増加傾向にあります。しかしその多くは単なる預かりサービスという枠に留まっており、正確なエビデンスやメソッドを基にした療育指導を実践できている施設は多くありません。
Gotoschoolが運営する運動特化型児童発達支援/放課後等デイサービス「LUMO」は、発達障がい児童を対象にした独自の運動療育プログラムを開発。このプログラムは、原始反射や副腎疲労といった専門的観点から発達障がい児の治療を行っている医師の本間龍介氏(※)が監修しており、集団行動への適応や自発的なチャレンジを可能にするトレーニングとなっています。現在、東京都港区に1校舎、兵庫県西宮市・尼崎市・神戸市に6校舎となっており、今後さらに展開を加速していく方針です。
※本間龍介氏
スクエアクリニック副院長 医学博士
医学博士 日本抗加齢医学会専門医 日本抗加齢医学会評議員 米国抗加齢医学会フェロー
米国発達障害児バイオロジカル治療学会フェロー(Medical Academy of Pediatric Special Needs Fellowship)
日本医師会認定産業医 日本内科学会会員 NPO やさしい医療推進協議会 理事(高齢者在宅医療支援団体)
クリニックURL:https://www.squareclinic.net/
●就労支援事業の運営
障がい者雇用創出/就労支援事業のFC展開
現在、日本国内における就業可能な障がい者はわずか14%しか実際に就業ができておらず、法定障がい者雇用率2.3%を達成できている企業も47%にとどまっています。企業側の障がい者雇用への理解不足や、それによる受け入れ体制の不備、また障がい者側の就職への恐怖心など、個々の強みを活かした就業マッチングを前に多くの課題が残されています。
Gotoschoolでは、運動療育施設「LUMO」の持つ発達障がい者の受け入れ・教育ノウハウを活かし、利用者自身が「成長を実感できる場」を創出。就業継続支援を行う「弁当事業」の他、就労移行支援のプログラミング教室等、仕事を通じて精神疾患・人体障がいの改善を目指すサポートを行っています。
■資金調達の目的及び今後の展開
今回の資金調達の目的は、療育事業である療育事業である子どもの運動教室「LUMO」の出店加速化、就労支援事業の立上げ推進、IPOに向けた管理体制の強化です。また、障がい児通所支援事業者向けSaaSプロダクトへの投資も促進し、中長期的な成長を加速させ、「障がい者のできること」を増やしていくことによって、障がい者と社会の関係性をより幸福な形に親和させることを目指します。
また今回の資金調達に伴い、出店の加速化及び管理体制の強化に必要な人材採用を強化してまいります。子どもの運動教室「LUMO」における児童発達支援管理責任者(児発管)や保育士や教員、リハビリ専門資格保有者等の現場スタッフ、経営企画や経理財務の管理本部メンバーを積極的に採用していく予定です。当社が作り上げる「多様性が認められ、各人の個性が遺憾なく発揮される世界」に興味を持っていただけましたら、是非採用サイトをご覧ください。
採用サイトURL:https://gotoschool.co.jp/recruit/
■引受先からのコメント
ユナイテッド株式会社
代表取締役社長 早川 与規氏
多様な生き方が尊重されるべき現代において、Gotoschoolの事業はユナイテッドのパーパスである「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」を体現する事業であると、ユナイテッドは考えています。特に、発達障がいをもつ子どもたちの生きづらさが解消される点、また、企業に対しても障がい者雇用率の安定化を図っていく点においてパーパスとの親和性を感じ、この度株主として参画させていただくこととなりました。
今回の出資を通じて、ユナイテッドグループが保有するDXコンサルティング事業や人材マッチング事業などのアセットを最大限活かし、今後もGotoschoolの成長を支援してまいります。
株式会社グリットパートナーズ
グループ代表 三宅 雄也氏
「社会的包摂」は、日本の経済・社会的課題です。その課題解決の必要条件は、教育・就業いずれにおいても、幅広い機会、即ち十分なオルタナティブがあることだと思います。松本さんは、高い志と同時に地に足がついた現場感を有する経営者かと思います。今回の資金調達・管理基盤の拡充により、より多くの個性が包摂される社会の実現を心より期待・応援しております。
■蘆田 幸一郎(CFO)のご紹介
【経歴】
大和証券SMBC(現:大和証券)入社後M&Aアドバイザリー業務、自己勘定投資部門で様々なアセットクラスへの投資を経験。その後、日本成長投資アライアンス、キャス・キャピタルにて日本の中堅中小企業へのバイアウト投資や投資先の経営支援活動に従事。2022年10月にGotoschool取締役CFO就任。大阪大学基礎工学部卒、大阪大学大学院工学修士(機能創成専攻)。
【コメント】
「多様性が認められ、パーソナリティーが共生できる社会を実現し、各人が個性を遺憾無く発揮できる環境をつくりあげる」という当社の考え方に共感しGotoschoolへの参画を決めました。今後はGotoschoolの一員として、スピード感をもったグロースと財務強化の両立を達成する攻めの管理部門の構築を進め、全てのステークホルダーに対して貢献すべく、企業価値の向上と当社が目指す世界の実現に邁進してまいります。
■松本 哲(CEO)
【コメント】
当社のミッションである「障がい者の輝き場・可能性を創造する」を実現すべく、さらにコンテンツの強化や店舗展開を行って参ります。この度、資金調達にあたっては多くの方々に当社の社会的意義や、提起する解決策についてご賛同いただきました。多様性の社会への親和が社会的課題となる中で当社のビジョンを確実に達成し、障がい者の社会の変革に寄与するとともに、より良い方向へ前進させる人材育成産業のリーディングカンパニーを目指します。
この度、大和証券SMBCやJ-GIA、CAS CapitalといったPEファンドを経験された蘆田幸一郎氏をお迎えし、管理体制の強化はもとより経営全般においてさらなる成長を担う攻めの管理部門の構築を進めて参ります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像