伊豆の和菓子店「石舟庵」が函南産カボチャを使った新商品2種を期間限定販売
函南の田中農園が育てた高糖度のカボチャ、ハロウィーンに合わせた地産商品に
和菓子製造販売の株式会社石舟庵(本社:静岡県伊東市 代表取締役社長:髙木康行)は10月19日(土)、函南産「箱根西麓三島野菜」のカボチャを使った菓子2種を期間限定で販売いたします。函南産カボチャを使った菓子の販売は、当社にとって初めてとなります。
「箱根西麓三島野菜」は、「坂もの」と呼ばれて高級野菜として愛されてきました。今後、「JAふじ伊豆」と共に、「箱根西麓三島野菜」を使った「坂もの野菜菓子」として和菓子の新しいブランドづくりを進めてまいります。
■函南産カボチャを使った菓子販売の経緯
石舟庵は、伝統を大切にしながらも、常に新しい挑戦に取り組んできました。
これまでも、ニューサマーオレンジやダイダイなど伊豆の柑橘、西伊豆産の桜葉、下田で採取したハチミツなど地元の自然が育んだ素材を生かした和菓子づくりを続けています。
現在、当社では、箱根連山の西麓の高原で育つ「箱根西麓三島野菜」を使った和菓子づくりを「JAふじ伊豆」と進めております。
今回、当社がちょうどカボチャを使った菓子の開発を進めていたタイミングで、「箱根西麓三島野菜」として函南町でカボチャを栽培する「JAふじ伊豆」カボチャ出荷グループの田中農園よりお声がけいただきました。試作をしたところ、これまで以上に香り高いカボチャの菓子ができたことから、新商品への採用に至りました。
ハロウィーンの時期に合わせて、家族でカボチャの菓子を味わいながら地元の風物を知ってもらいたいという思いで開発しました。
■商品のこだわり
1. スイカ農家が作った糖度の高いカボチャを使用
「坂もの」と呼ばれて高級野菜として愛されてきた「箱根西麓三島野菜」は、豊富に湧き出る富士山の湧水、豊潤な土壌、日当たりの良い斜面など、野菜づくりに適した恵まれた環境で育っています。
田中農園は、スイカ栽培が有名な函南町で長くスイカ農家を営んできました。40年ほど前にスイカ畑の空いたスペースを使ってカボチャ栽培をスタート。スイカ栽培のノウハウを取り入れて栽培するカボチャは糖度が高く、とてもおいしいカボチャに育ちます。日当たりが良く肥沃な畑で、有機堆肥と最低限の消毒で育てられています。
収穫した後は1〜2週間ほど風通しの良い日陰で寝かし、甘みが増した状態で出荷します。今年は特に天候に恵まれたこともあり、糖度が12度ほどある甘いカボチャに育ちました。(スイカの平均糖度が11度)
2. 完熟カボチャの良さを生かした“ほっこり”食感の菓子に
田中農園が丁寧に育てたカボチャをペースト状にしたものを使い、「坂もの野菜菓子・かぼちゃの蒸しどら」「坂もの野菜菓子・ほっこり かぼちゃプリン」に仕上げました。
丁寧に育てられた「完熟カボチャ」の“ほっこり”した食感を感じられる菓子です。
今回のポイントは、「完熟」という点が味の決め手です。そのため、滑らか食感ではなく“ほっこり”食感の菓子に仕上げました。
■商品概要
商品名:「坂もの野菜菓子・かぼちゃの蒸しどら」
価格:216円(税込)
商品名:「坂もの野菜菓子・ほっこり かぼちゃプリン」
価格:期間限定388円(税込)※通常価格399円
販売店舗:石舟庵全店 https://www.sekishuan.co.jp/shop/
販売期間:10月19日(土)〜10月31日(木)
■石舟庵について
1948(昭和23)年に伊東で飴の行商を始め、昭和30年頃に店を構えて羊羹などの製造を開始。1984(昭和59)年12月、和菓子専門店「石舟庵」を創業し、伊豆の大自然がもたらす豊かな恵と固有の文化を大切にしながら、四季の移ろいを感じさせる菓子づくりを続けています。
創業から続く「石舟庵まんじゅう」、伊豆特産ニューサマーオレンジを使った「みかんの花咲く丘ベイクドチーズ」を代表銘菓として、伊豆・熱海・平塚に9店舗を展開しています。
この秋、「坂もの野菜菓子」を素材テーマに地産ブランドを進めています。
■リリース会社概要
会社名:株式会社石舟庵
代表者:代表取締役社長 髙木康行
住所:静岡県伊東市荻549-6
ホームページ:https://www.sekishuan.co.jp
オンラインショップ:https://shop.sekishuan.co.jp/
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