アイルランド政府食糧庁(ボード・ビア)アイルランド最新の乳製品にまつわる研究結果を発表
ヨーロピアン乳製品fromアイルランド「アイルランド、自然との共生」キャンペーン
セミナーでは、乳製品に関する最近の研究に焦点を当て、基調講演を行いました。ダブリン大学の食品研究所所長で、グローバル・エンゲージメント担当副所長のドロレス・オリオーダン教授は「今回、ボード・ビアの業界向けセミナーを通じて、“アクティブエイジングをサポートする革新的な乳製品”に関する我々の研究の一部を、日本の業界の皆様にご紹介する機会を得たことを嬉しく思うとともに、食品と健康における我々のグローバルパートナーシップを拡大・進化させることを楽しみにしています」と述べました。また、“ヨーロピアン乳製品 from アイルランド:サステイナブルなグラスフェッド乳製品の栄養学的特徴”をテーマに講演をした、フード・フォー・ヘルス・アイルランド・テクノロジーセンター・ディレクターのネッサ・ノローニャ博士は、「同センターが、現在グラスフェッドによる持続可能な乳製品の真のグローバルリーダーとしてのアイルランドの地位を維持、サポートするのに役立つ科学的証明に注力していること、またヘルシー志向の昨今において、乳成分のポテンシャルを高め、商業化するため適切な研究を重ねることが、牛乳に付加価値を与え、今後のアイルランドの乳業にとって主軸となる研究である」と発表しました。
またこの機会に来日した、ボード・ビア乳製品食材部門マネージャー、マーガレット・バトラーは「アイルランドから日本への乳製品の輸出は、過去10年間で大幅に増加し、その大部分はチーズが牽引しています。アイルランドの乳業は、日本マーケットとの高いニーズに応えることができるユニークな立場にあります。乳製品のカテゴリーを問わず、オーダーメイドの仕様が可能であることに加え、生乳の収量が年々増加していることから、アイルランドの大切な輸出パートナーである日本に対し、安定した供給と、機能的で用途を絞った製品をお約束できるのです。アイルランドは小さな国ですが、2022年の輸出量は160万トンを超え、世界130の市場に出荷されており、アイルランドの乳製品の足跡はまさにグローバルです。昨年、アイルランドは牧草で育てた乳牛から88億リットル以上の牛乳を生産しました。そのグラスフェッドの酪農システムと、厳しい食品安全基準に支えられた製造業者の多面的な能力は、消費者に焦点を当てた、ソリューション指向の提案を提供し、簡単に真似できるものではありません」と述べています。
また、セミナー終了後、ネットワーキングレセプションが開催され、40名の業界関係者ならびにメディアは、「ヨーロピアン乳製品fromアイルランド」キャンペーンの主軸となるチーズを使用したアイルランド料理の数々を試食しました。
ボード・ビア、日本マネージャー、ジョー・ムーアは「ボード・ビア、ならびにアイルランドから来日したメンバー企業にとって、東京での1週間はとても実りの多いものであり、業界向け乳製品技術セミナーならびに、FOODEX JAPAN 2023のブースにも、新規および既存のお客様から非常に多くのご参加をいただき、大変嬉しく思っています。日本の皆様から、グラスフェッドのヨーロピアン乳製品from アイルランドに大きな関心を寄せていただき、より強固な関係が築けたと確信しています」と、業界向けセミナー、FOODEXと続いた先週を振り返りました。
登壇者のプロフィール:
ドロレス・オリオーダン教授
アイルランド・ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(UCD)、Institute of Food and Health部門ディレクター兼グローバル・マネージメント部門副所長
UCDの研究の主要なテーマは「健康な世界の構築」であり、この分野における研究の卓越性、革新性、影響力を高めることに努めている。
ネッサ・ノローニャ博士
フード・フォー・ヘルス・アイルランド・センター・ディレクター
フード・フォー・ヘルス・アイルランド・センターは、アイルランド乳業メーカーが、食品、栄養、ウェルビーイングと健康にまつわる世界的な課題に関して、世界最高峰の研究結果へのアクセスを叶える「ゲートウェイ」の役割を果たしている。
※今回の研究について詳しい詳細は、下記リンクよりダウンロードいただけます。
是非ご高覧いただけますようお願いいたします。
資料閲覧用:https://bit.ly/3FjNshi
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