「あの人はナゼこんな事をするのか?」職場に潜むモヤモヤの背景を理解する。DI&Eの次の一歩を促す「職場の見えない多様性研修」実証実験スタート

~人口約3000人の村から、上場企業、金融機関まで 組織変容を目指し実施~

株式会社陽と人

女性のデリケートゾーントータルケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』を企画・運営する、株式会社陽と人(ヨミ:ひとびと、本社:福島県伊達郡国見町、代表取締役:小林味愛、以下陽と人)は、株式会社ライフサカス(本社:群馬県前橋市、代表取締役:西部沙緒里)との協業のもと、令和4年度経済産業省「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の採択事業として、フェムテックの切り口から企業・自治体が組織のD&I促進やイノベーションの創出につなげるための、対話形式のアクティブラーニング型研修『働くみんなのヘルシー・プログラム』実証事業を2022年12月から開始いたしました。


 本研修は、月経痛・PMS・更年期など「まわりに共有しづらい女性の身体特有の悩み」を知り理解することで、「職場のあの人はどうしてこんな事をするのか?」と思ってしまう背景が理解出来ずに引きおこる"職場のモヤモヤ”を解消する糸口を見つけ、多様性の促進やイノベーションの創出につなげるプログラムです。

 またこの実証事業は、群馬大学 大学院保健学研究科准教授の恩幣 宏美さんと共に第三者評価を測定し結果を検証してまいります。検証結果は、2023年2月頃の公表を予定すると共に、より一層のD&I促進やイノベーションの創出を目指し、今後の活動内容にも応用していく予定です。

▼経済産業省 フェムテック等サポートサービス実証事業 公式HP
https://www.femtech-projects.jp/project/35.html

 

  • プログラム製作の背景と目的

会社内の性別や年齢などの身体的差の包括や公平を目指すことを促される近年においても、これまでは"言わないことが当たり前”であった「身体の問題」が多くの職場のモヤモヤを生み出しています。月経・PMS・更年期などの「生物学的女性の健康課題」が働く女性の悩みとしてようやく顕在化し始めましたが、いまだに知識にとどまり解決へ向かう知に繋がっていない職場が多くあります。本プロジェクトでは、そのような課題をもつ組織の経営者や人事担当者、また当事者である女性だけでなく全ての従業員などに向け、組織や個人の中にある"アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)”に気づき、D&Iの促進やイノベーションのきっかけに繋げることを目的とした研修を企画作成いたしました。

私たち株式会社陽と人と株式会社ライフサカスは、これまでに女性の健康課題に関する研修を企業や自治体で実施してきましたが、同時に男女問わず、様々な胸の内・モヤモヤも伺ってきました。

 そこで、この度両社が手を組み、このような「モヤモヤ」が解消できるような体感型の新しいプログラムを開発しました。日本全国の女性が自らが望むキャリアの形成や職場での活躍がより良くできる環境づくりを促進することはもちろん、「人材多様化による企業価値の向上」や「地方創生」などイノベーションの創出に繋がっていくことも目指します。
 

  • プログラムの特徴

❶「あの人はなぜあんなことするのか」を考えアウトプットする「対話型モヤモヤワークショップ」
受講後の行動変容をより強化する為、一方向インプット型のセミナー形式ではなく、悩みを持つ当事者の気持ちを参加者自身が考えながらアウトプットしていくワークなど、「対話型」のアクティブラーニング形式を取り入れました。

相手の背景を理解するためのヒントとして体に関する知識を手にし、気持ちを対話することで多面的な理解と行動を促します。

 

❷課題やニーズに応じた研修パターン
経営課題・組織の課題・地域の課題は様々です。そこで、企業・自治体の多様なニーズに対応できるよう、①経営・人事視点でD&Iを捉え直す「組織の変容編」、②セルフケア能力の向上を測る「当事者の変容編」、③自社・地域の資源から事業創造を目指す「イノベーション編」といった3つのプログラムパターンをつくりました。企業・自治体のニーズに応じて選んでいただけます。

❸研修内でのフェムテックアイテム展示
今回、東京や大阪にもフェムテック専門店を構えるfermata株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:杉本亜美奈)にご協力いただき、デリケートゾーンケアから、生理用ショーツ、月経カップなどのフェムテックアイテム製品を、各実証先で展示することとなりました。

女性だけでなく男性も一緒にフェムテック商品を直接手に取って見ていただくことで、より「女性の健康課題」をリアルに感じ、ワクワク楽しく行動変容に繋がることを目指します。

  • 「性別だけでなく年齢や年代背景、個人としての“違い”も共有しやすい組織に」参加者からの感想

・まず男性の知識が足りない。それだけでなく、女性同士でも分かり合えない、言い合えないのではないかと思った。(受講者男性)
・その人の性格なのでは?と思っていたけれど、女性特有の背景があったのではないかと気づいた。しかし、その先どう解決すればいいのか?が本当の課題だと思っている。(受講者男性)
・女性としても、これからの世代に同じ思いはさせたくない。でも、「私たちの時はこうだった。がんばれ」という人もいて、その人たちをどうするかに対する解がまだ見つからない。(受講者女性)
・「誰もが健康課題を持っていることを理解し、お互い様精神を持って働ける環境を作る」。男性社員にも健康課題はあるのではないか。伝えづらい、共有しづらいこともあると思うので、それぞれの状況を共有でいる組織、環境にしていく必要があると感じた。(受講者男性)
 

  • プログラム実施対象団体:8団体

①経営・人事視点でD&Iを捉え直す「組織の変容編」
・長野県佐久市:2022年12月23日(金):実施済み
・浜松いわた信用金庫:2023年1月12日(木)実施済み
・富山県庁:2023年1月23日(月)
・群馬県安中市:2023年1月25日(水)午前
・Zホールディングス株式会社:2023年1月30日(月)
・ライオン株式会社:2023年2月6日(月)午後

②セルフケア能力の向上を測る「当事者の変容編」
・群馬県安中市:2023年1月25日(水)午後
・カゴメ株式会社:2023年2月6日(月)午前

③自社・地域の資源から事業創造を目指す「イノベーション編」
・福島県鮫川村:2023年2月3日(金)

<ご取材希望の方へ>
上記団体への実証実験のご取材ご希望の方は【ご希望取材日の2日前まで】に、下記の方法で出欠のご連絡をお願い致します。

 ▽メディア取材専用ご入力フォーム 
 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeFQIQ-5H2AHQqDORZmiif22mC8Rdhj88KHB3p5En-ylORU0w/viewform
 

  • 今後の展開:大学との効果検証

今回の実証実験は、女性の健康課題と組織変容の効果をより公平に測定するため、群馬大学 大学院保健学研究科 准教授の恩幣 宏美さんにご協力いただき、第三者の視点から評価いただきます。検証結果は、2023年2月頃の公表を予定しています。

 

  • アンコンシャスバイアスに気付くための映像製作協力について

・映像撮影協力
映像コンテンツについては、Zホールディングス株式会社にご協力いただき、同社のサテライトオフィス「LODGE」(紀尾井町)で撮影させていただきました。

以上

 

▼株式会社ライフサカス とは
「働く人の健康と生きる力を応援する」をミッションに、「働く人がライフステージで抱える生きづらさ」に向き合い「みんながヘルスケアの正しい知識を持てる環境づくり」を進めることで、社会のウェルビーイング向上に資する事業を展開する会社です。 
2016年に、がんと不妊治療の経験者が中心となる創業チームにより結成され、研修・講演事業、コンサルティング・アドバイザリー事業、Webメディア・オンラインコミュニティ事業の3つの領域で全国の企業・行政・学校などとご一緒し、さまざまな伴走支援や協業を行っています。
・会社サイト:https://lifecircus.jp
・Webメディア「不妊、産む、産まないに向き合うーUMU(ウム)」:https://umumedia.jp
 

▼株式会社陽と人(ひとびと)とは
「しあわせ・笑顔・豊かさの循環」をビジョンに、「地域と都市でしあわせが循環する社会」を目指し、地域に眠る「もったいない地域資源」を需要に即したカタチで価値化し、求められる場所へ届けていく、”仕組み”を創出していく会社です。
2020年1月には、福島県国見町の特産品である「あんぽ柿」の製造過程でこれまで廃棄されていた柿の皮を使用した、女性のデリケートゾーン専用のオーガニックスキンケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』をスタート。「持続的に農家さんを応援する仕組み」と、「すべての女性が、生き生きと輝ける社会」の実装を行っています。
https://hito-bito.jp
 

▼デリケートゾーン専用のトータルケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』とは
『明日 わたしは柿の木にのぼる』は、柿にまつわる古来の知恵に着目したデリケートゾーン専用のトータルケアブランドです。柿の果皮から抽出した成分*に加え、厳選した植物由来成分*を配合。身体に優しいシンプルな処方にこだわり、国内工場で丁寧に製品づくりを行っています。
女性の身体はとても繊細です。さまざまな要素が不調の原因となり、体調に不安を抱えながら生活をされている方は少なくありません。

「デリケートゾーンは、自分の心と身体を知るバロメーター」だと、わたしたちは考えています。1日10秒でも、毎日ケアをすることで自分の身体の小さな変化に気づき、心を整え、生活を見直すことができたなら。すべての女性が生き生きと輝く社会になってほしいと願っています。(*うるおい成分)
https://ashita-kaki.com
・公式オンラインショップ
https://store.ashita-kaki.com
・商品取り扱い店舗
https://ashita-kaki.com/store/

 

 

▼「はたらく女性の心と身体 FACTBOOK」と「はたらく女性の心と身体」研修・講座のご紹介
令和3年度経済産業省「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の採択事業として、2022年2月21日に、小冊子『働く女性の心と身体FACTBOOK〜未来のわたしに、今のわたしができること』を刊行しました。
生理から妊娠・出産のしくみ、流産、不妊、更年期、デリケートゾーンのケアまで。わたしたち自身も学びながら、「知らなかった!」「知りたかった!」女性の心と身体にまつわるあれこれをまとめています。
参考:https://ashita-kaki.com/webmagazine/1411/

またファクトブックをもとに企業様・自治体様向けの研修・講座も実施しております。
「はたらく女性の心と身体」研修のほか、ジェンダーや女性活躍を取り巻く社会の現状・課題なども含めてカスタマイズ可能な幅広い講座内容になっております。
参考:https://ashita-kaki.com/webmagazine/1610/
※研修のお問合せはこちら:info@hito-bito.jp



▼株式会社陽と人 会社概要
社 名:株式会社陽と人
設 立:2017年8月9日
本社所在地:福島県伊達郡国見町大字塚野目字三本木11番1
事 業:福島県国見町の未利用資源を生かした事業展開
代表取締役:小林味愛(こばやし・みあい)



 

 

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会社概要

株式会社陽と人

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URL
https://hito-bito.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
福島県伊達郡国見町塚野目 字三本木11番1
電話番号
-
代表者名
小林味愛
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年08月