熱海市で35年ぶりの新銭湯が、昭和の原風景が残る渚町に10月に登場 / 銭湯『渚ゆ』がWebサイトを開設。9/21(土) 会員募集開始、お披露目トークイベント&内覧会開催

熱海のまち全体を活かした暮らしのカタチを考える ”まちごと暮らし” がコンセプト

株式会社machimori

株式会社マチモリ不動産(本社:静岡県熱海市渚町、代表取締役:三好 明)、株式会社machimori(マチモリ)(本社:静岡県熱海市銀座町、代表取締役:市来広一郎)は、熱海市で35年ぶりとなる新銭湯『渚ゆ』(なぎさゆ:熱海市渚町16-7)を2024年10月中旬のオープンに向けて、Webサイト<https://nagisayu.jp/>で、9月21日から会員の募集を開始するとともに、”渚ゆ”お披露目 記念トークイベントを開催いたします。


『渚ゆ』は、熱海に残る人や文化や不動産などの地域資産を活かし、100年後も豊かな暮らしができるまちをつくることを目指し、空き物件再生を行うマチモリ不動産が掲げるコンセプト ”まちごと暮らし” の一環で生まれる会員制を主にした銭湯です。地域で共有できる居場所としていま再評価が起こっている”銭湯”を、渚町の未活用物件のリノベーションで作りました。渚町は昔から飲食店と住民とが混じり合い、昭和の風情が残るエリアです。熱海に残る渚町の原風景での暮らしを愛する人々との新しい暮らしのカタチを『渚ゆ』は作っていきます。


かつて熱海にはたくさんの公衆浴場がありましたが、現在の熱海では申込みをすれば自宅で温泉を引けるようになり、公衆浴場は姿を消しました。一方で共同浴場があった時代の「風呂なし住居」も多く残っており、52.7%という高い空き家率(2018年統計)にも影響しています。『渚ゆ』が、今の時代の”共同浴場”となり、新しい暮らしのカタチを作る起点となりたいと考えています。


グループ会社であるmachimoriが2015年から取り組んできた ”熱海まちやど構想” では、街全体をひとつの宿と捉えながら、古い物件のリノベーションすることで「guesthouse MARUYA」「ロマンス座カド」「Kiten - slow & work stay」などを生み出し、熱海の観光のカタチを組み直してきました。今回のコンセプト ”まちごと暮らし” は、10年つづけてきた ”熱海まちやど構想” を、観光から暮らし全体に発展的に応用するものです。


ここ最近では、2023年11月には30年以上続いた老舗銭湯「日航亭 大湯」の閉館という出来事もありました。『渚ゆ』は基本は会員制ですが、会員以外の単発利用も可能にして気軽に温泉に入れる環境が減る熱海における新しい選択肢にしたいと考えています。


■株式会社マチモリ不動産  代表取締役 三好明 より

いま各所で開発が進む熱海のまちなかですが、下町的な暮らしの文化が残っている面白さがここにはあると感じてきました。それを象徴する、街なかにある喫茶店や路地裏の風景、そして数多くあった共同浴場、そうした、熱海の暮らしとともにある風景を残していきたい、と思っています。


ですが、そうした風景は次々と失われています。特になくなってきたのは共同浴場。観光で脚光を浴びている熱海ですが、観光と暮らしが混在していることこそが、この街の面白さだと感じており、いかに暮らしを少しでも豊かにしていくものを残し、つくっていくかが大事だと考えています。


熱海のまちなかには、空き家として「風呂なし物件」が数多く存在しています。この「渚ゆ」をつくることにより「風呂なし物件」を「銭湯付き物件」に変えることができます。


私たちが目指すのは、まちを一つの家と見立てて、住居に足りない機能を街につくっていく「まちごと暮らし」。その第一弾として「渚ゆ」をオープンします。

温泉地熱海において、観光で訪れる人だけでなく働く人も暮らす人も望めば、誰もが毎日温泉に入って暮らせる、それが当たり前になる未来をつくりたい、と思っています。


■ 基本情報

営業開始日:2024年10月中旬を予定

営業時間:14:00-21:00 定休日:火・水

入浴料金(税込):

一般 大人 1,000円 [12才以上]/ 小人 500円[12才未満]

一般会員(単発利用の近隣住民) 一律 500円

一般会員(月極) 7,500円

その他 お湯の温度のチェックや、巡回等をたまにになっていただくような形で運営に
    関わっていただく湯守(ゆもり)会員も募集いたします。


営業許可申請:その他公衆浴場(予定)

住所:静岡県熱海市渚町16-7

Webサイト:https://nagisayu.jp/


■「会員申込方法」

期間:2024年9月21日(土)〜

以下のURLからアクセスして、必要事項を記入のうえ、お申し込みください。

Webサイト<https://nagisayu.jp/>



■「内覧会&お披露目トークイベント」概要

2024年9月21日(土) 

15:00-19:30 渚ゆ内覧会(ご自由にご覧ください) 

トークイベント 第1部 16:30-17:30 /  第2部 18:30-19:15

トークイベント詳細・申し込み方法:こちらのWEBサイトをご覧ください

https://nagisayu-ohirome.peatix.com


        

内容: 

■「渚ゆ」について


室内の説明

温泉は、近くの温泉管から(渚湯貯湯槽の温泉)を引いています。

湯船は、男女1つずつで、洗い場は、男女2つずつ設置。

アメニティは、シャンプー、ボディーソープ、コンディショナー、が揃っています。タオル200円。(バスタオルはご持参ください)


壁画

壁にはアートディレクターの小杉幸一氏がデザインした、山と海の間で湯を楽しむ人々をイメージした壁画が描かれています。湯船に浸かりながら、新鮮でありながらも懐かしさを感じるアート作品を楽しむことができます。

そして、男女の浴室は、可動式の間仕切りで分けられていて、お湯を抜くとイベントスペースとしても利用可能な作りになっています。地域の人々の集いの場となるよう多目的利用を視野に入れ、設計しました。


ロゴアート

ロゴアートはアートディレクターの小杉幸一氏がデザイン。山と海のはざまに温泉のある熱海•渚エリアならではの暮らしを楽しむ人々をイメージしています。銭湯内のサインやグッズ、温泉に浸かりながら楽しめる壁画などにも生かされています。


■利用方法

会員登録をしていただくと、月極で、営業時間中に自由に利用することができます。

また、会員登録なしでも、近隣の提携施設で受付を行うことで、利用することも可能です。後日お知らせする近隣店舗での受付が可能です。

会員登録は、9/21以降、Webサイト<https://nagisayu.jp/>より行っていただけます。(実際のご利用できるのは10月中旬以降のオープン以降となります)

会員登録および利用方法の詳細については、WEBサイトにて、改めてお知らせさせていただきます。

Webサイト<https://nagisayu.jp/>



建築デザイン:瀬川 翠

Studio Tokyo West一級建築士事務所

平成元年東京都生まれ。大学3年生のときに自ら一軒家を改修し、「武蔵境アンモナイツ」を結成、シェアハウスの運営を開始。日本女子大学住居学科卒業、横浜国立大学大学院Y-GSA修了、同学博士課程在籍。木造密集市街地、次世代都市居住を研究。2014年に設計事務所スタジオ・アンモナイツ設立。銭湯を中心としたエリアデザインをはじめ、多くのコンサルティングや事業計画に携わりながら新たな建築家の職能を探求。


クリエイティブディレクター 日野 昌暢(ひの まさのぶ)

博報堂ケトル チーフプロデューサー、ローカル発Webメディア『Qualities』編集長。

1975年福岡県生まれ。2000年博報堂入社。営業職を経て、2014年よりケトル加入。商品開発、店頭プロモーションから、PR、マスメディアにわたる幅広い経験を活かした統合プロデュースを手がける。また「本質的な地域活性」をマイテーマに、ローカルプロモーションを得意とする通称”ローカルおじさん”。受賞歴に、ACC TOKYO CREATIVE AWARD グランプリ、Spikes Asia、カンヌライオンズ、ADFEST、グッドデザイン賞など、受賞多数。


アートディレクター:小杉 幸一

1980年神奈川生。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科。株式会社博報堂を経て、2019年株式会社「onehappy」を設立。企業、商品のブランディングのために、デザイン思考をベースに、クリエイティブディレクション、アートディレクションを行う。CI、VI、広告、空間、プロダクトデザインなど多岐にわたるデザイン領域で活躍。グローバル戦略を見据えたアパレル事業のブランディングや、自己ブランド「FLOWORD」の開発も積極的に行う。


銭湯・地域連携アドバイザー :加藤 優一

1987年山形県生まれ。最上のくらし舎共同代表理事、東北芸術工科大学専任講師。

デザインとマネジメントの両立をテーマに、建築の企画・設計・運営・研究の一連のプロセスに携わる。銭湯を起点にしたシェアスペースの経営や、地域資源を活かした空き家再生など、事業の視点からまちづくりを実践中。近作に「小杉湯となり・銭湯つきアパート」「佐賀県庁・城内エリアリノベーション」「旧富士小学校の再生」など。『CREATIVE LOCAL』『テンポラリーアーキテクチャー』「多拠点で働く」など。



地域プランナー/現地コーディネーター : 戸井田 雄

1983年神奈川県横須賀生まれ。現代美術の作家として「あいちトリエンナーレ2010」「水と土の芸術祭2012」などに参加する中で、アートと地域の関係に興味を持ち、2012年に熱海に移住。2014年に地域交流型の芸術祭「混流温泉文化祭」を立ち上げる。20219年「現在進行形の生のアートやクリエイティブに触れる場所」をテーマに、シェア・アトリエとホステルを主な用途とし、アートと街を緩やかに結ぶ場として「Atelier&Hostel ナギサウラ」を熱海市渚町にオープン。


施工:大舘建設

明治38年に創業して以来、100年を超えて熱海の地で総合建設業を営んでいる。建築業としては、ホテルや旅館等の建設から、別荘や個人住宅の新築・リフォームを、土木業としては公共工事から民間工事まで、また造園工事も手掛けている。建築工事ではリゾートホテルや温泉旅館の建築工事、マンションなどの大規模修繕工事、別荘の新築・リフォームなど、温泉街熱海ならではの施設を得意とする建設会社。



■ マチモリ不動産、machimoriについて

<事業オーナー>

会社名:株式会社マチモリ不動産

住所:静岡県熱海市渚町5-4 大舘ビル204号室

設⽴:2019年3月18日

URL:https://machimori-fudosan.jp/

 事業内容

・不動産プロデュース業

・サブリース業

・賃貸管理業

・買取再販業

・不動産仲介業

許認可:宅建業免許 静岡県知事(1)014509

ミッション 住まいにもっと自由を。

ビジョン

熱海の中心市街地を1つの「大きな家」と見立て、街なかにリビングやお風呂、ワークスペースなどを複数持ち、好きな時に好きな場所を使える「街ごと居住」の実現。建物の使い方の柔軟性を高め、住まい手にとって叶えたい住まい方を選択できる機会をつくり、築年数が古くとも建物管理を適切に行うことで、一棟の資産価値のみならずエリア価値も向上を目指していきます。


<企画・運営・プロデュース>

会社名:株式会社machimori

住所:静岡県熱海市銀座町6-6 サトウ椿ビル2F

設⽴:2011年10⽉7⽇

URL: http://machimori.jp/

事業内容

・熱海の中⼼市街地再⽣のための事業

・エリア・ファシリティ・マネジメント事業(ビル共同化管理事業)

・飲⾷店・宿泊業経営

・遊休不動産のリノベーションによる事業開発・転貸、店舗・住宅デザイン

・企業・⾏政向け⼈材育成事業

ミッション

100年後も豊かな暮らしができるまちをつくる

⼈財育成を通して、経済、社会、⾃然、文化資本を再⽣し、持続可能な地域社会をつくる


■お問合せ先

株式会社machimori  担当:市来・近藤・江口

E-mail: nagisayu@atamista.com



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その他旅行・観光
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会社概要

株式会社machimori

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URL
http://machimori.jp/
業種
サービス業
本社所在地
静岡県熱海市銀座町6-6 サトウ椿ビル2F
電話番号
055-752-4345
代表者名
市来広一郎
上場
未上場
資本金
845万円
設立
2011年10月