内定辞退を防ぐ「KIRIHARE AI & HR 内定辞退予防」を提供開始　内定者向けのAIカウンセリングおよび内定者と人事担当者が気軽にコミュニケーションを取れるチャット機能で内定辞退を予防します

キリハレ株式会社

2023年10月5日 09時10分

AI活用でカウンセリングサービスを提供するキリハレ株式会社（所在地：神奈川県横浜市、代表取締役：佐藤元輝）は、2023年10月5日、内定辞退を防ぐコミュニケーションツールとして、内定者向けのAIカウンセリングおよび内定者と人事担当者が気軽にコミュニケーションを取れるチャット機能「KIRIHARE AI & HR 内定辞退予防」を提供開始しました。料金は内定者1人あたり月額100円です。

提供サイト：https://eap.kirihare.jp/prevention_of_job_offer_declines

KIRIHARE AI & HR 内定辞退予防とは？

「KIRIHARE AI & HR 内定辞退予防」は、AIカウンセリングおよび人事とのチャットでのコミュニケーションで内定辞退を防ぐサービスです。AIを使ったカウンセリングは、人よりも相談のハードルが低い特徴があります。早めの相談で、内定者の不安が大きくなる前に介入し、内定辞退を防ぎます。さらに、AIで網羅できない部分を人事担当者とのコミュニケーションでカバーできるよう、内定者が気軽に利用できるチャットツールを導入しました。

チャットツールは、LINEや、Web、スマホアプリから選べます。内定者は身近な媒体を使い、時間のあるときにカウンセリングを受けられます。AIカウンセリングで解決できない悩みでも、同じメニュー画面から人事担当者への相談も選択でき、操作の複雑さから内定者が相談を諦めるのを防ぎます。

内定者へのカウンセリングを扱ったことがない企業でも、導入は簡単です。管理者アカウントを登録後、内定者をメールで招待し、内定者にアカウント登録してもらうだけで利用を始められます。

▽AIカウンセリング操作画面（内定者用）

トップメニューから「内定者フォロー」メニューを選択。「AI お悩み相談MENU」を選ぶと、AIが相談に対応します。同じ画面から、人事担当者への相談も選択可能です。

▽メニュー画面　表示例

内定者向けAIカウンセリングで相談できること

内定者向けのAIカウンセリングで相談できる内容は、以下のカテゴリーです。

内定した仕事について
就職後の準備について
人間関係
カウンセリング（メンタルヘルスケアなど）
家族関係

半数以上の企業で内定辞退の防止が課題に

多くの企業で、内定辞退を防ぐことが課題となっています。採用担当者を対象とした調査では、採用活動の課題として「内定辞退の防止」を挙げた企業は52.2％と半数を超えました。さらに「前年と比較した内々定辞退者数」が「増えた」と回答した企業は36.2％で、辞退率の上昇を抑えられず、頭を抱える人事担当者は3割以上にもなることがうかがえます。（参照：株式会社学情「2023年卒の採用状況」の調査、調査期間 2022年7月11日～20日）

内定者を対象に「内定先企業について不安に思うこと」を調査したところ、内定先の仕事に関する一般的な悩みや人間関係など、72.5%がAIカウンセリングで対応できるという結果が出ています。残り22.5%は、今後のキャリアや働き方、給与面など内定先企業に直接相談しないと解決が難しい悩みとなりました。

以上の調査結果から、内定者の不安を解消するには、一般的なカウンセリングおよび内定先とのコミュニケーションが欠かせないことがわかります。

誰にも相談できず内定辞退を決める内定者

人に相談する心理的ハードルの高さから不安が解消されず、内定辞退を決めてしまう内定者は少なくありません。内定後、不安を誰にも相談できなかった人は73%にも達しています。

人には相談できないこともAIになら打ち明けられる

日本には、人への相談を恥ずかしいと思う文化が根強くあります。心理士とAIのどちらのカウンセリングを受けたいかのアンケート調査では、「AIによるカウンセリングを受けたい」と回答した人が55％と半数以上を占め、人への相談を選ばない傾向が表れました。誰にも相談できず内定辞退を決める内定者でも、AIであれば気軽に不安を打ち明けられると予想されます。

内定先への相談は特にハードルが高い

相談したと回答した人の中から、誰に相談したのか併せて調査しました。親や友達、学校など身近な場所での相談が9割以上となり、内定先企業への相談はわずか7％に留まりました。学生にとって内定先への相談は、よりハードルが高いことがうかがえます。また、これらの相談先を選んだ人のうち、悩みが解決した人の割合はわずか8%でした。