最新のDelphiとC++ Builder 12.1の全機能が無料で使えるCommunity Editionを提供開始

〜個人およびスタートアップ限定でProfessional Editionと同機能が利用可能〜

 エンバカデロ・テクノロジーズ(本社:米国テキサス州オースティン、日本法人:東京都千代田区、日本法人代表:藤井 等、以下エンバカデロ)は、クロスプラットフォームネイティブアプリの統合開発環境の『Delphi 12.1』『C++Builder 12.1』を個人およびスタートアップ企業向けに無償で提供する『Community Edition』のダウンロード提供を開始しました。

Delphi 12.1 エディタの分割ビューとSkiaサポート

Delphi Community Edition: https://www.embarcadero.com/jp/products/delphi/starter
C++Builder Community Edition: https://www.embarcadero.com/jp/products/cbuilder/starter

■Delphi/C++ Builder 12.1 Community Editionの特徴

 2024年4月に発表したDelphi 12.1 および C++Builder 12.1のProfessional版の全機能を無料で利用できます。最新の12.1では、多数の強力な新機能と改善が導入されています。Win 64 C++ Clang 15コンパイラを搭載し、64ビットアプリケーションの構築と外部ライブラリとの統合が向上しました(C++ Builder)。エディタの分割ビュー機能でコードとビジュアル設計の同時編集をサポートしたほか、C++Builder IDEのVisual Assist統合やDelphi LSPの品質改善によるコーディング作業の効率化、Android API level 34のサポートによる最新のAndroidアプリ開発に対応しています。また、VCLとFireMonkeyライブラリの改良によりグラフィックスとUIのパフォーマンスを向上させたほか、新たにSkiaグラフィックエンジンをサポートし、高機能グラフィック描画を簡単に利用できるようになりました。さらにFireDACでは、QBE(Query by Example)コンポーネントの搭載、セキュリティオプションの追加などにより、より強力かつ信頼性高いデータアクセスをサポートしています。

 その他の改善事項や変更点については、ホームページをご覧ください。

新機能:https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio/whats-new-in-12-athens


■個人およびスタートアップ企業に限り無料提供

 Community Editionは、フリーランスの開発者、スタートアップ企業、学生、個人の開発者を対象としており、年間5,000 USドル未満の売上であれば、商用開発にも利用できます。Delphi Community Editionは、iOS、Android、Windows、macOS向けネイティブアプリケーションを単一コードベースから構築できる強力な開発環境を提供します。C++Builder Community Editionは、最新のC++言語によるWindowsアプリケーションのビジュアル開発をサポートしています。その環境は、フル機能の統合開発環境(IDE)で、コードエディタ、強力なデバッグツール、ローカルデータベースへのアクセス/設計時のライブデータ表示、BluetoothおよびIoT接続サポート、多様なデバイス向けUI構築に対応したビジュアルUIデザイナが搭載されています。


■Community Editionの利用方法

 DelphiおよびC++BuilderのCommunity Editionは、下記のエンバカデロ公式ページからダウンロードできます。ダウンロードには、アカウント登録が必要です。

Delphi Community Edition: https://www.embarcadero.com/jp/products/delphi/starter
C++Builder Community Edition: https://www.embarcadero.com/jp/products/cbuilder/starter

Community Editionの利用条件を満たさない場合(満たさなくなった場合)は、無制限の商用ライセンス、ならびに永続ライセンスを持つ製品版にアップグレードが必要です。有償版にはProfessional、Enterprise、Architectの3つのエディションがあります。各エディションの比較については、下記のページをご覧ください。


https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio/product-editions


■RAD Studioについて

 RAD Studioは、クラウドサービスや主要なデータベース、広範なIoTデバイスとの接続性を提供するクロスプラットフォームネイティブアプリケーションの統合開発環境です。Windows 10対応のアプリケーション構築をサポートするVCLコントロール、Windows、Mac、モバイル向けクロス開発を可能にするFireMonkeyフレームワークが、コンポーネントによるビジュアル開発を実現。アプリケーションパフォーマンスを犠牲にすることなく、単一コードからマルチプラットフォームサポートが可能になります。


■エンバカデロ・テクノロジーズについて

 1993年にデータベースツールベンダーとして設立され、2008年にボーランドの開発ツール部門『CodeGear』と合併したエンバカデロ・テクノロジーズは、アプリケーション開発者とデータベース技術者が多様な環境でソフトウェアアプリケーションを設計、構築、実行するためのツールを提供する最大規模の独立系ツールベンダーです。2015年10月には、独立系ツールベンダーであるアイデラの傘下となり、2017年8月には、WebアプリケーションプラットフォームであるSenchaを買収し、さらなる技術革新と製品/サービスの品質向上に努めています。

 米国企業の総収入ランキング『Fortune 100』のうち90以上の企業と、世界で300万以上のユーザーが、エンバカデロのRAD Studio、Delphi、C++Builder、Senchaといったアプリケーション開発ツールやデータベースツールを採用し、生産性の向上と革新的なソフトウェア開発を実現しています。

コーポレートサイト:https://www.embarcadero.com/jp/
Sencha製品情報:https://jp.sencha.com/

一般の方からのお問い合わせ先:
エンバカデロ・テクノロジーズ
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
TEL 03-4540-4148

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会社概要

URL
https://www.embarcadero.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区内神田1丁目14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
電話番号
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代表者名
藤井 等
上場
未上場
資本金
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設立
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