株式会社セカンドハート、シードラウンドで"おおさか社会課題解決2号ファンド"と"エンジェル投資家"から資金調達を実施

クラウド型フットチェックアプリSteplifeの機能拡張と新規開発に向けた成長戦略を強化

株式会社セカンドハート

2024年10月23日 14時00分

株式会社セカンドハート（代表取締役CEO 石田幸広、大阪事務所：大阪府大阪市淀川区西宮原1-5-33 新大阪飯田ビル1F YUMEARATA、以下、セカンドハート）は、シードラウンドにおいて、おおさか社会課題解決2号ファンドおよびエンジェル投資家からの資金調達を実施したことを発表いたします。

■ 代表コメント

セカンドハートは、「自分の足で社会参加を続けられる未来をつくる」というビジョンのもと、糖尿病合併症重症化予防に関するソリューションの開発および販売を行っています。
20年の臨床経験を持つ臨床工学技士である私を筆頭に、糖尿病専門医、糖尿病療養指導士など、糖尿病領域における専門性の高いメンバーで構成されたチームで、日々、糖尿病患者さんの生活の質向上のために尽力しています。
今回の資金調達により、主力製品であるクラウド型フットチェックアプリ「Steplife」の機能拡張と、新たな製品開発を加速させることが可能となりました。より早期の足病変発見と治療開始を実現し、重症化予防に大きく貢献します。
今後も、医療機関や関連企業とのパートナーシップを強化しながら、デジタルヘルスケア分野で新たな価値提供を行い、「糖尿病による足切断ゼロ」の実現に向けて邁進してまいります。引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

■ 投資家コメント

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社　西日本投資部　おおさか社会課題解決2号ファンド担当　本田勇人

今回、大阪府・大阪信用金庫と連携し運営する「おおさか社会課題解決2号ファンド」より投資をさせて頂きました。糖尿病は発症後のセルフケアの重要度が非常に高い病気ですが、適切なケアが行われないことで症状が進行し、足切断に至ってしまうケースも少なくありません。当社の提供する「Steplife」は、患者にとって最も身近な相談相手である医療機関が、患者に寄り添いながらセルフケアを促し、患者の自己管理力向上を支援するためのコミュニケーションツールです。一見するとシンプルですが、医療機関側、患者側双方の痒いところに手が届く非常に優れたプロダクトとなっており、「Steplife」の普及を通じて、今まで自己責任、と切り捨てられてしまっていた患者も救うことが出来るようになるのではないかと考えています。

「糖尿病による足切断ゼロの実現」という非常に難しいミッションを掲げている当社ですが、長年医療機関で糖尿病患者と向き合い続け、医療従事者としての在り方を常に模索し続けてきた石田さんが率いる当社であれば、きっと業界にイノベーションを起こし、世界の糖尿病治療を大きく前進させてくれると信じています。微力ながら、ファンド関係者一同、精一杯ご支援させて頂きます。

◾️足を守ることは、人生を守ること

糖尿病は、国内に約1,100万人いると推定され、その合併症の一つである足病変は、最悪の場合、切断に至るケースもあります。しかし、日々のフットケアを適切に行うことで、重症化のリスクを大幅に減らすことができます。そこで患者さんが日々の生活の中で簡単に足のチェックを行い、異常に気づき、医療機関とスムーズに連携できるよう、クラウド型フットチェックアプリ「Steplife」を開発しました。
セカンドハートは、糖尿病患者に対する医療機関の関わり方を変革し、糖尿病患者の自己管理能力向上、ひいては糖尿病患者の足切断ゼロの実現に取組んでいます。

製品公式HP：https://www.steplife-sh.com/