MPSジャパン、日本導入20周年を機にリブランドを始動
「認証」のその先へ、「選ばれる花のブランド」へ
MPSジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松島義幸 https://www.mps-jfma.net)は、2026年8月1日、日本での事業開始から20周年を迎えました。
MPSは、花き生産における環境負荷や資材の使用状況などを記録・評価し、持続可能な花づくりを支える国際的な認証の仕組みです。
これまで国内では、主に花き業界の中で活用されてきました。一方で、認証の内容や、生産者が日々積み重ねている取り組みの価値が、花店や消費者まで十分に伝わっていないという課題がありました。
MPSジャパンは20周年を機に、認証としての信頼を基盤に、その背景にあるGrower(花き生産者)の努力や想いを、より多くの人へ届けるブランドづくりを始めます。
本年を機に、MPSは「認証」から「選ばれる花の信頼ブランド」へと進化していきます。
20年間、積み重ねてきたもの
MPSは1995年、オランダの生産者による共同の取り組みとしてスタートしました。
花き生産の環境認証「MPS-ABC」では、農薬、肥料、エネルギー、水、廃棄物などの使用状況を継続的に記録し、審査を経て、生産活動の環境負荷を評価します。現在では、世界50カ国で、約3,300の生産者に利用されています。
「MPS-ABC」は、単に基準への適合を確認するだけでなく、記録したデータをもとに、生産者自身が環境負荷の低減や経営改善に取り組むためのモニタリングツールとしても位置づけられています。
日本では、2006年8月1日にMPSジャパン株式会社を設立。以来、国内におけるMPSの普及、参加者の支援、審査・認証などを行ってきました。
この20年間で積み重ねてきたのは、国際的な認証としての信頼、環境に配慮した花づくり、そしてGrowerによる日々の記録と継続的な改善です。
なぜ今、リブランドするのか
花を選ぶ基準は、少しずつ変わり始めています。
これまでは、色や形、美しさ、日持ちなど、花そのものの魅力が主な選択基準でした。これからは、それに加えて、『どのように育てられた花なのか』という背景も、花を選ぶ価値の一つになっていくとMPSジャパンは考えています。
環境への配慮、生産資材の管理、日々の記録、よりよい花づくりを目指す試行錯誤。そうしたGrowerの見えにくい努力を、誰にでも分かる形で伝えていくことが必要です。
また、GREEN×EXPO 2027の「持続可能性に配慮した植物の調達基準」では、MPS-ABCまたは同等の環境認証を取得した植物は、環境・労働安全・人権などに関する基準への適合度が高いものとして扱われます。花と環境の関係が、業界内だけでなく社会全体から注目される契機になっています。
「認証」のその先へ
MPSジャパンが目指すのは、認証を別のものに置き換えることではありません。認証として積み重ねてきた信頼を土台に、その意味や価値を、より多くの人に伝えていくことです。
これまでのMPSが積み重ねてきたものを、次の価値へと広げていきます。
花づくりの取り組みを、見える価値へ 生産者が誇れるブランドへ 消費者から選ばれる理由へ
生産者にとっては、自らの努力や工夫を伝えられるブランドとして。花店や流通事業者にとっては、花の背景まで含めて提案できる価値として。消費者にとっては、育て方を知り、納得して花を選べる基準として。MPSを、Growerと社会をつなぐブランドへ育てていきます。
これから目指していくこと
MPSジャパンは、次の取り組みを順次進めていきます。
ブランドデザインの刷新
新たなタグラインを軸に、MPSの価値が直感的に伝わるブランド表現を整えていきます。
ホームページのリニューアル
MPSとは何か、どのような取り組みを認証しているのか、Growerや花き業界、消費者にどのような価値があるのかを、より分かりやすく伝えるサイトを目指します。
MPS Growerのストーリー発信
環境に配慮した花づくりの工夫や、Growerの想いを紹介するコンテンツを展開していきます。
花店・ブランドとの連携強化
MPSを花の「選ぶ理由」として伝えられるよう、花店や関連ブランドとの取り組みを検討・推進していきます。
消費者とのコミュニケーション
ホームページをはじめとするさまざまな方法を通じて、花づくりの背景やGrowerの想いを発信していきます。
業界・社会との共創
生産者、花店、流通事業者、関係団体などと意見を交わしながら、持続可能な花き産業の未来を具体的な企画や今後の展開については、決定次第、順次発表します。
20周年は、はじまりです
20周年は、これまでの歩みを振り返るためだけの節目ではありません。
MPSジャパンにとって、花づくりの価値を、より多くの人へ届けるための新しいスタートです。
このブランドは、MPSジャパンだけでつくるものではありません。
MPS Growerの皆さまと。
花店や流通に携わる皆さまと。
花を贈る人、飾る人、楽しむ人と。
花づくりの価値を、これからも一緒に育てていきましょう。
MPSとは
MPSは、1995年にオランダの生産者による共同の取り組みとして設立された、花き・園芸分野の国際的な認証システムです。
環境負荷の低減、品質管理、社会的責任などの観点から、持続可能な生産・流通の取り組みを評価します。
花き生産の環境認証「MPS-ABC」では、農薬、肥料、エネルギー、水、廃棄物などの使用状況を記録し、審査を経て認証を行います。MPS自身も、MPS-ABCを「認証以上のもの」であり、環境負荷を低減するためのモニタリングツールと説明しています。公表資料によると、世界50カ国で、約3,300の生産者に利用されています。
MPSは、オランダ語の「Milieu Programma Sierteelt」の略称です。日本では「花き産業総合認証」と表現しています。

MPSジャパン株式会社
MPSジャパン株式会社は、MPS本部の承認を受け、2006年8月1日に設立されました。
国内におけるMPSの普及と参加者支援を行うとともに、生産者向けの「MPS-ABC」、市場向けの「MPS-GPA」、流通向けの「MPS-GTP」などの審査・認証に取り組んでいます。
また、「花き日持ち品質管理認証制度(リレーフレッシュネス)」を運営しています。2023年8月24日には、日本農林規格「日持ち生産管理切り花」の登録認証機関として登録されました。
お問い合わせ先
MPSジャパン株式会社
〒106-8587 東京都港区南麻布1-6-30
Tel 050-3644-9330 Fax 050-3535-4852
Mail info@mps-jfma@net Web www.mps-japan.co.jp
広報担当 彦田、拝野(はいの)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
