「世界を見てこい!」ー 会社が社員の "世界一周" を支援!? 山形県の100年企業 山本製作所が、10年以上実施する衝撃の社内制度とは?

「世の中をワクワクさせる」モノづくりを支える、豊かな感性を持つ社員を育むために。これまでに9人の社員(2025年は2人)が世界一周を経験しています。

株式会社山本製作所

2025年6月 世界一周を経験した社員の一コマ(ドイツ・フーグルフィングにて)

創業1918年、穀物乾燥機など農業関連機器や、プラスチック材質判別装置「ぷらしる」など環境関連機器を製造・販売する株式会社 山本製作所(本社:山形県天童市、代表取締役:山本丈実)は、「世界を肌で感じ、国際的な視野を広げてほしい」「モノづくり企業で働く社員として感性を磨いてほしい」という想いから、社員の世界一周を支援するユニークな社内制度を実施しています。

2014年 世界一周(イギリス)
2017年 世界一周(ケニア)
2024年 世界一周(スロベニア)

「世界一周支援制度」は2013年にスタートし、これまでに9人の社員が世界一周を経験しています。2020~2023年は新型コロナの感染拡大により中止となりましたが2024年に同制度を再開。今年は2人の社員が世界一周を経験しました。

なぜ、社員の「世界一周」を支援するのか?

社会人にとって長期休暇を取ることは難しく、特に弊社の所在する山形県は国際空港へのアクセスが不便なため、ヨーロッパやアメリカ、アフリカなど遠方への渡航は容易ではありません。さらに、円安・物価高が進む昨今、個人での費用負担も大きな壁となっています。

山本製作所では、このような時間的・金銭的な制約をできるだけ会社側で取り除こうと、「世界一周支援制度」を開始しました。弊社代表の「世界を肌で感じ、国際的な視野を広げてほしい」「モノづくり企業で働く社員として感性を磨いてほしい」という想いが込められています。

対象:正社員(入社2年目以降)

人数:最大2名(年度につき)

期間:1ヶ月程度(2026年1月~2026年12月の任意の期間)

条件:スターアライアンスやワンワールドが販売する「世界一周航空券」を使用すること

   外務省渡航情報を確認し、危険な地域を訪問しないこと

費用負担:世界一周航空券・燃油サーチャージ・空港税等の費用は会社負担

     その他、宿泊代・渡航保険代として日当を支給

2025年6月 ラオス・ルアンパバーン
2025年7月 インド・デリー

2025年 世界一周体験者のご紹介

農機事業部 技術部 Eさん「未来の豊かさを探す旅」

Eさんは「地域の持続可能性」をテーマに、約1ヶ月間でアジア・ヨーロッパ・北米の7ヶ国を巡りました。ラオスでは農村に入り田植えや収穫を体験し、日本とは異なる「もち米文化」に触れました。オーストリアではウィーンフィルの演奏を鑑賞し、芸術が生活に根付く文化を実感。さらにイギリスでは世界初の「田園都市」を視察し、自然と都市が調和したまちづくりを学びました。こうした経験を通じ、江口さんは「地域の未来は自分たちで創るもの」という意識を一層強め、地元に還元していきたいと語っています。

世界一周支援の決定プロセス

世界一周支援を希望する社員は、世界一周航空券の就航都市を結び、自分が希望する世界一周プランを作成して人事担当者に提出します。作成する世界一周プランのテーマは自由。その後、社長へのプレゼンテーションを経て、世界一周を支援される社員が決定されます。

なお、2025年世界一周体験者のテーマは、前述の「未来の豊かさを探す旅」と「自分の一週間を深耕する旅」でした。「自分の一週間を深耕する旅」では、自身のライフワークである卓球(地域クラブのコーチを務める)と、大好きな世界遺産にスポットを当てて、中国・ドイツなど世界の卓球強豪国で武者修行をしながら、各地の世界遺産を巡る旅でした。

2026年度の募集は現在受付中。10月31日に応募を締め切り、11月中旬のプレゼンテーションを経て、11月中には世界一周を支援される社員が決定する予定です。

イギリス・ロンドン
イタリア・ローマ
卓球修行@ネパール

取材のご案内

今回 帰国した社員は、山形県という地方に根差す企業で働きながらも、世界を体験し、地域の未来をどう描くかを考える貴重な旅をしてきました。「円安や地方の人口減少など、日本社会が抱える課題」とも重なるテーマを、自らの体験を通して語れる人材は決して多くありません。ぜひ本制度の背景や社員本人の生の声を取材いただき、「地方から世界へ挑戦する企業文化」 を広く社会に届けていただければ幸いです。インタビューでは現地で撮影した写真や映像も交えながら、旅の実体験を直接お話しできます。

山本製作所のビジョン「つくる力で世の中をワクワクさせる」

この「世界一周プレゼント企画」は、弊社ビジョンである「つくる力で世の中をワクワクさせる」に沿った活動の一環です。弊社は、100年以上にわたるモノづくりで培った「つくる力」で、国内はもとより世界的な食糧生産における課題、循環型社会の実現に向けた課題の解決を目指しています。

このような世界的な課題の解決にあたっては社員の成長があってこそ。「世界一周支援制度」によって、グローバルな感覚と豊かな感性を持つ社員を増やしていきます。

(参考)山本製作所のミッション・ビジョンはこちら

https://www.yamamoto-ss.co.jp/company/mission.html

リリース会社概要

会社名:株式会社山本製作所

代表者:代表取締役 山本丈実

住所:山形県東根市大字東根甲5800-1

HP:https://www.yamamoto-ss.co.jp/

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会社概要

株式会社山本製作所

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URL
https://www.yamamoto-ss.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
山形県東根市東根甲5800-1
電話番号
0237-43-3411
代表者名
山本 丈実
上場
未上場
資本金
9600万円
設立
1918年01月