タイルカーペットや漁網・エアバッグなど再生素材を使用したオフィスが完成
オフィス移転で廃棄物リサイクル率99.6%を達成
株式会社リファインバースグループ(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:越智晶)は、2024年10月にオフィスを移転しました。この移転に伴い、自社開発の再生素材を活用した内装が完成。また、移転プロセスで発生した廃棄物のリサイクル率が99.66%を達成したことをお知らせします。内覧映像も制作・公開しておりますので、ぜひご覧ください。
■再生素材を使用した新オフィス
当社は、タイルカーペット、漁網、エアバッグなどの廃棄物を新たな素材へと生まれ変わらせる独自技術を開発し、様々な素材の再資源化に取り組んでいます。今回のオフィス移転では、これらの素材を内装や家具に取り入れ、環境に配慮したデザイン空間を実現しました。
<エントランス>
エントランス左側には原料となる廃漁網を展示。右側には、漁網を再資源化したナイロン素材「REAMIDEⓇ」(リアミド)で作成したプレートやペレットのオブジェを設置し、当社の技術を象徴するデザインを施しました。
<タイルカーペット>
当社では、廃タイルカーペットから塩化ビニルコンパウンド「リファインパウダー」へマテリアルリサイクルを行う独自技術を開発し、20年以上前から再生リサイクルタイルカーペット事業を手掛けています。新オフィスでは、「リファインパウダー」を使用したリサイクルタイルカーペットを活用。執務スペースや会議室ごとに異なるアイテムを使用し、雰囲気の違いを演出しています。
<ショールーム>
ショールームでは、廃漁網を再資源化したナイロン素材「REAMIDEⓇ」の含有率が異なる(30%、50%、100%)のプレートを照明部分とテーブルの天板に設置。また、様々な漁網の色を生かした「REAMIDEⓇ」プレートを作成し、テーブルの天板へとデザインしました。「REAMIDEⓇ」の生地を使用したチェアも設置し、タイルカーペットをはじめ、漁網やエアバッグから再生した「REAMIDEⓇ」の製品を、実際に見て触れることができるショールームが完成しました。
<ライブラリー、執務スペース>
ライブラリーは読書や社内ミーティング、リラックスした作業に適した空間として新設しました。執務スペースではフリーアドレスを採用し、部署を超えたコミュニケーションが自然と生まれる環境を整えています。
5㎝と1㎝の方眼がデザインされているデスクや、執務室中央の柱には高さを測定できる柱も設置。プロダクトの制作時などに活用しています。
■リサイクル率は99.6%を達成
今回のオフィス移転では、居抜き物件を利用したものの一部レイアウト変更に伴い、タイルカーペットや木くずなどの廃棄物が発生しました。
当社グループ会社のジーエムエスにて、通常業務で実施している廃棄物リサイクルの取り組みを実施。今回の移転で発生した廃棄物をリサイクルすることで、99.66%を達成しました。
ジーエムエスでは、廃棄物の見える化システム「GMAC」も構築しており、通常業務でもリアルタイムで状況を把握できるようDX化を進めています。
リファインバースグループについて
「誰にもない視点と技術で、未来の富をつないでいく」
20年以上前からサーキュラーエコノミーを実践し、様々な素材の再生・開発に取り組んでいます。オフィスや施設で大量に廃棄されるタイルカーペットを、水平循環型リサイクルを実現した再生素材 「リファインパウダー」にするため自社工場で回収・再生をおこなう事業や、廃漁網や廃車エアバッグから高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDE」(リアミド)に再生する事業を展開。2023年からは、鳥の羽根「フェザー」を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」(リフェザー)を開発し新事業を開始するなど、ビジネスの力で循環型社会を実現するため事業の拡大と研究を行っています。
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