出版社と学術機関向けの新ソリューション。BookAIが「Heka」の導入を通じ、知的資産の可視化を支援します。
理解力を持つAIが、埋もれた知的資産を引き出す鍵となります。

AIナレッジソリューションのリーダーであるBookAIは本日、出版社および学術コンテンツプロバイダー向けに最適化されたAI検索導入サービス「Heka(ヘカ)」の提供開始を発表いたしました。
本サービスは、高度な自然言語処理技術を活用することで、従来の書誌情報検索における課題を解決し、読者や研究者が関連性の高い文献を容易に発見できるよう支援いたします。さらに、AIアシスタント「Miva」と併せて既存の出版プラットフォームに実装することで、著作権を厳重に保護しながら、選書プロセスの効率化とコンテンツの利用促進を実現します。
Heka:「キーワード」から「意味理解(セマンティック)」への検索革命
出版社や学術機関にとって、膨大なアーカイブの中から利用者が求める知見をいかに精確に提示するかは喫緊の課題です。BookAIの「Heka」サービスの中核は、文脈を理解する自然言語検索にあります。
従来の検索エンジンは、正確なタイトルや書誌メタデータの入力に依存していましたが、Hekaは「愛の定義とは何か」や「特定の概念について記述された箇所はどこか」というような、概念的な問いかけにも対応いたします。Hekaは登録された全書籍・論文の中から関連する概念を含むコンテキストを自動的に抽出し、利用者の文献探索(ディスカバリー)のハードルを大幅に低下させ、、埋もれていた知的資産の可視性を高めます。
Miva埋め込み型Q&A:選書と研究を支援する「AIコンシェルジュ」
BookAIのソリューションは単なる検索にとどまりません。プロバイダーは「Heka(検索)」と「Miva(対話型AI)」を同時に自社のデジタルライブラリーや販売サイトへ統合できます。
利用者がHekaを通じて関心のある書籍を見つけた際、即座にMivaを使用して内容に関する照会を行えます(例:章の概要や、特定のトピックが含まれているかの確認)。この機能により、読者は購入や購読の意思決定に必要な情報を素早く精査でき、検討プロセスを短縮し、成約率(コンバージョン)を高めることができます。このソリューションは完全にホワイトラベル対応しており、UI/UXを既存のブランドに合わせて最適化できます。
Nabuと著作権管理:知的財産の完全なコントロールとセキュリティ
BookAIは、出版社にとって知的財産権(IP)がいかに重要かを深く理解しています。サービス全体のバックエンドは堅牢なCMS「Nabu」によって支えられています。クライアント(学術出版社、大学出版局など)はNabuを通じて組織を管理し、著作権を保有する書籍や論文をアップロードすることで、自社のコンテンツに対する完全なガバナンスを維持できます。
最も重要な点は、Mivaが利用者の質問に応答する際、その内容がBookAIのアルゴリズムによって要約・再構成(シンセサイズ)されるということです。このメカニズムにより、一次資料(原文)の無断流出を未然に防ぎ、著者の権利とオリジナリティを尊重しながら、高精度なナレッジサービスを提供します。
データ駆動型マネジメント:利用動向の可視化とROI追跡
BookAIのソリューションは、出版パートナーのために完全な利用サイクルの分析基盤を構築します。Mivaのインターフェースには「書籍の購入(またはアクセス)」リンクが統合されており、利用者はクリックするだけで指定された購入ページやリポジトリへシームレスに遷移できます。
BookAIが提供するアナリティクスには、「Content Performance(コンテンツの利用実績)」や「Redirect URL click counts(購入リンクのクリック数)」などの重要指標が含まれており、クライアントはAIエンゲージメントから実際の購読・購入に至るまでの効果を定量的かつ明確に追跡することが可能です。
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BookAIについて
BookAIは、先進的なAIナレッジソリューションの提供に尽力しています。Miva(AIリーディングパートナー)、Nabu(コンテンツ管理システム)、Heka(AI検索サービス)を傘下に持ち、出版社、学術機関、教育事業者が著作権を保護しながらナレッジベースを活性化させ、読者により深く効率的な学習・研究体験を提供できるよう支援しています。
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日本市場に関するお問い合わせにつきましては、以下の連絡先までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
BookAI 日本市場担当
氏名:Aya Liao
Email:bookai_bd_jp@xuniv.co
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