40〜60代ITエンジニアの約6割が、選考時の「年齢による選別」を実感。3割は若手と働く機会がない【600名調査】
若手エンジニアに対して「尊敬」「刺激を受ける」が多数。一方判断の浅さを感じる場面も
シニアエンジニア特化のフリーランス求人サイト「レガシーフォース」を運営する株式会社モロ(本社:東京都港区、代表取締役:前田洋平)は、40〜60代のITエンジニア600人を対象に、「働き方と若手エンジニアとの関係性に関する実態調査」を実施しました。
本調査では、採用や案件選考の場面で、64%のシニアエンジニアが「年齢を理由にした選別はある」と回答しました。

調査サマリ
・40〜60代エンジニアの約6割が、「年齢を理由にした選別はある」
・若手エンジニアに対しては「尊敬」「刺激を受ける」。判断力の浅さを感じる場面も
・AIがあっても、エンジニアにとって基礎学習は欠かせない
・エンジニアの評価は「年齢」ではなく、「実務経験」「判断力」「成果」であるべき
・30%は、若手と働く機会がない。
約6割が、採用・案件選考で「年齢を理由した選別」はある

40〜60代ITエンジニアの600人のうち、採用・案件選考に関わる機会がある人は417人でした。その417人に、年齢を理由にした選別が行われていると感じるかを聞いたところ、約64%にあたる266人が、年齢による選別はある(「よくある」+「たまに感じる」)と回答しました。
この割合は、年代によって大きく変わらず、40代から60代までが広く年齢による選別を実感していることがわかりました。年齢による選別を「全く感じない」と答えた人は28人に留まり、多くのエンジニアがシニア世代になると、実力に関係なく年齢の壁にぶつかる機会があるようです。
年齢ではなく現場での実力で判断されるべき

エンジニアとして評価される際、最も重視されるべきだと思うものを聞いたところ、「年齢や在籍年数」を挙げた人は最も少なく2.7%(16人)でした。
最多となったのは「判断力や設計力、品質への責任」で42.7%(256人)。そして「過去の経歴や成果」で23.8%(143人)「最新技術へのキャッチアップ力」20.7%(123人)と続きました。
多くのシニアエンジニア自身が、エンジニアの評価は、年齢ではなく現時点でのアウトプット力であると考えていることがわかります。
若手エンジニアへの感情は「尊敬」「刺激」が中心。判断の浅さを感じる場面も

シニアエンジニアは、20〜30代の若手エンジニアの仕事ぶりに対してどのように感じているのでしょうか。「自分も学び続けなければと刺激を受けている」226人、「スキルや吸収力を尊敬している」が198人と、肯定的な意見に票が多く集まりました。
一方で、「経験不足や判断の浅さを感じる場面がある」という声も202人と、肯定的な意見と同等に集まりました。
AIや若手エンジニアの台頭も、学び続ければ脅威ではない

AIや若手エンジニアの台頭によって自分自身の立ち位置がどう変化しそうかを尋ねたところ、最も多かったのは「学び続ければ、今後も問題ないと思う」44.7%(268人)、次に「経験や判断力で、まだ十分に価値を発揮できる」23.7%(142人)といった前向きな回答が続きました。
一方で、「あと数年で厳しくなりそう」18.7%(112人)、「すでに先行きが見えない」13%(78人)と、合計で約31%の人は危機感を抱いていることもわかりました。
AIがあっても、エンジニアにとって基礎学習は欠かせない

若手エンジニアのAI活用については、「基礎学習と並行して使えば、AIは学習効率を高める」と捉える人が多く、227人と37.8%に上りました。
一方で、「AIに頼りすぎると理解力や問題力が育たない」も118人と19.7%おり、AI活用が当たり前になったエンジニアリングの業界で、テクノロジーに頼りすぎる懸念を感じる人も一定いることがわかります。
「AIの使い方を極めれば、基礎学習は要らない」と答えた人は4.7%(28人)に留まり、今後も基礎学習はエンジニアの成長において欠かせないものであり続けそうです。
3割は「若手と仕事をする機会がほぼない」

若手エンジニア(20〜30代)との仕事上の関係について尋ねたところ、最も多かったのは「若手と一緒に仕事をする機会がほぼない」で30%(180人)でした。若手とシニアエンジニアが交わる機会が限られていることが、経験の共有や技術の承継を阻んでいる可能性も推察されます。この回答は、特に60代から多く集まりました。
続いて、「若手のアウトプットをレビュー・補完する立場になることが多い」が29.8%(179人)とほぼ同数集まりました。「若手から学ぶことも多く、対等に意見交換している」も、26%(156人)が回答しており、対等なメンバーとして刺激を受け合うシーンも多いようです。
株式会社モロ 代表取締役 前田洋平のコメント
今回の調査で明らかになったのは、シニアエンジニアが、若手に刺激を受けながらも、今後も価値を発揮できると前向きに働いている姿です。現場ではすでに世代を前提としない役割分担が成立しており、若手への尊敬や協業意識も高い。一方で、採用や案件選考の入口では、いまだに年齢が判断材料として使われている現実があります。
エンジニア自身は年齢で評価されたいとは考えておらず、経験や判断力、成果といったスキルで見てほしいと考えています。人材不足が続く中で、年齢を前提にした選別が本当に合理的なのか、改めて問い直す必要があると感じています。
レガシーフォースでは、年齢ではなく役割やスキルでシニアエンジニアを評価し、スキルを求める企業との架け橋となるとで、現場の実態に即した人材活用を支援してまいります。
■アンケート利用条件
調査結果を引用する際は「レガシーフォース」の名前を記載の上、引用元として、調査全文の下記リンクを設置してください。
URL:https://freelance.legacyforce.jp/articles/detail/10
参照:第一弾調査
7割超が年下管理職「抵抗なし」フルリモート希望者多数も、5割超は収入次第で出社OK。ベテランエンジニアの柔軟姿勢が判明
URL:https://freelance.legacyforce.jp/articles/detail/1
【調査概要】
調査概要 シニアエンジニアの働き方意識調査
調査期間:2026年1月
調査対象:40代〜60代のITエンジニア600人(40代・50代・60代各200人)
調査方法:インターネット調査
【会社概要】
会社名:株式会社モロ
所在地:〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目7番17号
代表取締役:前田洋平
設立年月日:2024年1月23日
事業内容:ITエンジニアリング、コンサルティング、人材紹介
URL:https://morro.co.jp/
サービスURL:https://freelance.legacyforce.jp/
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