ODAでアフリカに10万台超の導入実績をもつ「深井戸用手動ポンプ」を国内提供。災害に強く、子どもでも安全に使える“電力不要の水源”
過酷な自然環境下で長年使用されてきた、仏・Vergnet Hydro社製の深井戸用人力ポンプ。安全性・操作性・耐久性・デザイン性を兼ね備え、2025年品川区内小学校に防災井戸として設置しました。

小櫛探鉱鑿泉株式会社(静岡県富士市)は、フランス・Vergnet Hydro社が開発し、50年にわたりODAでアフリカに10万台以上採用されている深井戸用手動ポンプ「HPV30-2000」の日本販売を開始します。当社は同社特許技術によるポンプを日本で唯一取り扱い、先行モデルは国内で完売するなど高い評価を得ています。
■背景・社会課題
日本では歴史あるポンプメーカーが多く、定番商品があり、当初は普及が進みませんでした。また従来の防災ポンプはカバーが被されていたり、触れないように囲われており、日常利用しづらいことがほとんど。しかし、度重なる震災を経験し、「普段から触れ、誰でも使える防災設備」の必要性が高まり、導入相談が急増。前モデルは防災とデザイン性を兼ね備えていることから、東京オリンピックの整備で新宿区公園に設置されました。一般家庭でも導入され、信頼性と安全性が再評価されています。



■製品概要
「HPV30-2000」は、電力を使用せず最大揚程30Mから地下水を汲み上げられる深井戸用手動ポンプです。可動部を最小限に抑えた独自構造により、従来の手押しポンプに見られる突起物が少なく、指挟みの危険がない、子どもでも安全に扱えるのが大きな特長です。安全性と操作性を両立。地下部の消耗部品がほとんどないためメンテナンスが不要。過酷な環境でも長期使用に耐える堅牢性を備えています。ポリエチレン揚水管を使用しているため地殻変動などで井戸管が斜頸しても揚水が可能。




HPV30-2000は周囲に調和するすっきりとしたデザインも特長。
2025年8月には品川区小学校に防災井戸として導入されました。

■代表コメント

小櫛探鉱鑿泉株式会社 代表取締役 小櫛 邦敬
「災害が多い日本において、“電力がなくても必ず使える水源”を増やすことは、地域の命を守ることに直結し、それは僕たち井戸屋さんの使命です。見た目もシンプルで扱いやすく、安全性の高いHPV30-2000は、まさにその役割を担える製品です。防災井戸がもっと身近な存在となり、日常から触れてもらえる環境を作りたい──その思いで販売を決意しました。」
■今後の展開
自治体・学校・企業・福祉施設・一般家庭など、平時からの水利用と非常時の備えを兼ねる場所への積極的な導入を進めます。また、既存井戸への後付けも可能なため、既存設備の防災強化にも広く対応していきます。
■お問合せ
小櫛探鉱鑿泉株式会社 東京本社
TEL 03-6893-2960
MAIL info@ogushi.co.jp
担当:青木
■会社概要
社名:小櫛探鉱鑿泉株式会社
所在地:静岡県富士市厚原2202
東京都中央区銀座3-4-1大倉別館5階
代表取締役:小櫛邦敬
創業:1906年3月10日
設立:1958年2月1日
事業内容
削 井 工 事・・・温泉井・水源井・観測井・地下資源(ガス・油・地熱)開発井
土 木 工 事・・・地盤改良・地下水低下工事・構造物基礎工事
上水道工事・・・水源施設・水処理施設・配管
温 泉 工 事・・・温泉設備・配管・温泉総合利用
土 質 調 査・・・基礎調査・構造物調査
地 質 調 査・・・温泉調査・土木地質調査・地下資源調査
地下水調査・・・地下水開発調査・地下水保全調査
試験・探査・・・土質試験・物理探査・水質調査
会社HP:https://www.ogushi.co.jp/
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