【悪天候を乗り越えて17隻が出漁】11月6日にズワイガニ漁解禁、初セリと最高額を決める「蟹-1グランプリ」開催。第七重福丸の「一番推し」が26万円で最高値に。

9尾がエントリーした今年の蟹-1グランプリでは、復興応援トロフィーの贈呈やサッポロビール・カルビーのPRブースなど、新たな取り組みも実施。

石川県漁業協同組合

最高落札額で一番推しのカニを競り落としたいきいき亭の寺西氏
「蟹-1グランプリ」のセリの様子

石川県漁業協同組合を中心としたおいしかわ県PR協議会は、11月6日(金)のズワイガニ漁解禁に合わせ、各船が厳選した自信の1尾をセリにかけて最高額を競う「蟹-1グランプリ」を、石川県漁協かなざわ総合市場で開催しました。

当日は悪天候の影響で、約100隻のうち出漁したのは17隻にとどまり、水揚げがあったのはかなざわ総合市場のみでした。そのため、加賀支所でのセリは行わず、かなざわ総合市場のみでの開催となりました。

今年は、令和6年能登半島地震の復興応援として、日本回転寿司協会の皆さまからの義援金を原資に製作されたトロフィーの贈呈が行われました。また、サッポロビール株式会社、カルビー株式会社のPRブースも設けられました。悪天候ではあったものの、多くのメディアの皆さまにご取材いただき、会場は盛り上がりました。

昨年から始まった、漁師がその日一番の高品質と認めた1尾を出荷する通称「一番推し」は、今年は9尾がセリにかけられました。加能ガニの最高級ブランド「輝」、香箱ガニの最高級ブランド「輝姫」の認定はなく、姫-1グランプリの開催には至りませんでした。

最終的に、第七重福丸の「一番推し」が、いきいき亭の寺西さんによって26万円で競り落とされ、今年の蟹-1グランプリの最高値となりました。

■「蟹-1グランプリ」当日の様子

解禁初日の11月6日(金)は悪天候となり、出漁したのは約100隻のうち17隻で、水揚げはかなざわ総合市場のみとなりました。海況が厳しい中、漁師たちがその日一番と認めた「一番推し」のカニが次々と持ち込まれ、9尾がエントリーしました。

当日は、海況による帰港時間や入荷量を踏まえ、セリの開始を予定より1時間繰り上げて18:30とし、スケジュール全体を前倒しして実施しました。

セリでは、「一番推し」の加能ガニが次々とセリにかけられ、買い人たちの熱気に包まれる中、第七重福丸のカニが最高値の26万円で落札されました。

■出漁隻数

17隻

■加能ガニ全体の水揚げ

 かなざわ総合市場 865箱

合計 865箱×6尾= 約5,200尾(昨年33,894尾)

■香箱ガニ全体の水揚げ

 かなざわ総合市場 1,440箱

合計1440×25尾=約36,000尾(昨年201,875 尾)

■加能ガニ「輝」・香箱ガニ「輝姫」の認定数

 輝:0尾/輝姫:0尾

■蟹-1グランプリ エントリー数(事前エントリ)

 9尾(63尾)

■初セリ最高落札額

金額:260,000円
船名:第七重福丸
落札者:いきいき亭

■最高額の一番推しの蟹を水揚げした底曳網漁師のコメント(第七重福丸 船主 川島和彦氏)

左から橋本会長(JFいしかわ)、川島氏(第七重福丸)

良い蟹がとれたと思ったので、すごくうれしいです。天候の厳しい中、皆で力を合わせて良い漁ができたと感じています。金沢以外の地域で出漁できなかったことは非常に残念で悔しい思いもありますが、来年は全員で海に出られればと思っています。何より安全にみんな怪我無く帰って来れたことが一番嬉しいです。

■かなざわ総合市場 最高額落札者のコメント(いきいき亭 寺西政人氏)

父と一緒に金沢でいきいき亭というお店を営んでいます。今日は一発目ということで、期待にこたえたいという気持ちで頑張らせていただきました。毎年、蟹のシーズンは市場全体が盛り上がるため、石川県のさらなる活気につながればという思いも込めています。落札した蟹は近江町の店舗に飾り、多くのお客様に見て楽しんでいただいた上で、皆様に喜んでいただけるよう大切に販売してまいりたいと思います。 

■今年の新たな取り組み

(1)日本回転寿司協会からの義援金トロフィーの贈呈

木下副会長(日本回転寿司協会)から嶋崎組合長(JFいしかわ)へ贈呈

令和6年の能登半島地震の復興応援として、日本回転寿司協会の皆さまからの義援金を原資に製作されたトロフィーが、グランプリを獲得した船と落札者へ贈呈されました。

(2)PRブースの設置と副賞の贈呈

会場にはPRブースが設けられ、次の商品が紹介されました。

また、グランプリに際し、サッポロビール株式会社様からはサッポロ生ビール黒ラベル『北陸かにデザイン』缶を、カルビー株式会社様からはポテトチップス 甘えび味 素材引き立つ醤油仕立てを副賞として贈呈されました。

 ・サッポロビール株式会社「サッポロ生ビール黒ラベル『北陸かにデザイン』缶」(売上1本につき1円をJFいしかわに寄付)

 ・カルビー株式会社「ポテトチップス 甘えび味 素材引き立つ醤油仕立て」(石川県産甘えびを使用)

【加能ガニとは】

 

「加能ガニ」は、平成18年に石川県内の漁協が一つに合併したことを契機に他県産ズワイガニとの差別化を図るため、県下統一の呼び名として県漁協で決定したものです。石川県沖のズワイガニ漁場は港から近く、漁もほぼ日帰り操業のため、市場に並ぶ加能ガニは鮮度抜群です。日本海の荒波の中、水揚げされる加能ガニは、太い脚身のしっとりとした甘さと濃厚なカニみそが特徴で、その味はまさに絶品です。

【加能ガニ最高級ブランド「輝」とは】2021年~

身がぎっしりとつまった加能ガニの中でも、めったに水揚げされないほどの大きさと、上質なものだけが「輝」とされ、その貴重なカニは全国の高級料亭などに出荷されていきます。加能ガニのうち以下の条件をすべて満たすものだけを市場の限られた目利き人により「輝」に認定します。
 <認定基準>
 ・重さ:1.5kg以上
 ・甲羅の幅:14.5cm以上
 ・全ての脚がそろっている
 ・甲羅が硬く、身入りが良い
 ・鮮度の徹底(獲れた日をタグに記載)
 ・資源管理に積極的に取り組んでいる
 (法令で定める漁獲数量の上限や禁漁期間の設定、甲幅9cm以上のサイズ規制の他、自主的管理として、ズワイガニの禁漁期間に別の漁での混獲を防ぐため、ズワイガニ漁期外の保護区域の設定や、改良網を用いてズワイガニが網に入らないよう工夫するなど、積極的に資源管理に取り組んでいるもの)

【香箱ガニ最高級ブランド「輝姫」とは】2022年~

 石川県産の雄のズワイガニ(加能ガニ)の最高級ブランド「輝」に続き、翌年「おいしかわ県」PRプロジェクトの一環として、2022年(令和4年)新たに設定開始。「香箱ガニ」のうち、以下の条件をすべて満たすものだけを市場の限られた目利き人により「輝姫」に認定いたします。
 <認定基準>
 ・甲幅9.5cm以上
 ・全ての脚が揃う
 ・傷がなく色が美しい
 ・身入りが良い
 ・資源管理への積極的な取組
 (香箱ガニの資源保護のため、カニ漁期以外の禁漁期間での混獲を防ぐことを目的とし、「保護区域の設定」や「改良網の使用」など自主的な資源管理を実施しているもの)

【昨年度から始まった取り組み:一番推しとは】2025年~

 

各操業毎に、漁師がその日「一番」の高品質と認めたズワイガニを1尾選び出荷する取り組み「一番推し」。一番推しのカニには船名タグ・九谷焼タグがつけられます。漁師がその日一番と思うものを出すため、船により推しの基準は異なりますが、どれも自信のある1尾を出します。

【おいしかわ県PR協議会について】

 おいしかわ県PR協議会は、石川県内で水揚げされる四季折々の水産物を県内外に広くPRすることを目的に、石川県漁業協同組合を中心に結成されました。メンバーは石川県漁業協同組合を含む漁業関係者だけでなく、石川県水産課やデザイン会社等、業界問わず案件に合わせて様々なメンバーが参画し、各種PR施策を企画・実行しております。

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会社概要

石川県漁業協同組合

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URL
http://www.ikgyoren.jf-net.ne.jp/index.html
業種
水産・農林業
本社所在地
石川県金沢市無量寺町ヲ51
電話番号
076-268-1410
代表者名
中田 亨
上場
未上場
資本金
-
設立
2006年09月