環境配慮型製品「超高塩基度ポリ塩化アルミニウム」の製造設備増強のお知らせ
~市場成長を追い風に、トップシェアのさらなる拡大を目指す戦略投資を実施~
多木化学株式会社(本社:兵庫県加古川市、代表取締役社長:多木 勝彦、以下「当社)は、成長戦略の一環として、環境負荷低減に貢献する製品である水処理薬剤・超高塩基度ポリ塩化アルミニウム「PAC700A(特許第 4953458 号、商標第 5725761 号)」の需要拡大に対応するため、本社工場における製造設備の増強を決定いたしました。投資額は約30億円で、令和10年(2028年)7月の完成を予定しております。

同製品は、従来製品と比較して優れた凝集性能を有し、薬剤使用量や汚泥発生量の低減による経済的メリットに加え、近年の気候変動に伴う原水水質の悪化への対応や水処理設備の安定運転にも貢献する高機能製品です。こうした優位性が高く評価され、販売数量は継続的に拡大しております。
このたび、近畿・中四国・東海エリアを中心とした需要の拡大に対応するため、本社工場におけるPAC700Aの生産能力を年間約4万トン増強し、現在の能力の約2倍とすることを決定いたしました。
今回の能力増強により、供給体制を一層強化するとともに、全国市場での競争優位性をさらに高め、市場シェアの拡大を加速してまいります。なお、国内PAC市場は年間約59万トン規模で推移しており、今回増強する生産能力は市場規模の約7%に相当します。
当社は半世紀以上にわたり水処理薬剤事業を通じて、人々の暮らしや産業活動を支える水インフラの維持・発展に貢献してまいりました。現在、国内PAC市場において30%超のトップシェアを有しております。既に製造設備の増強を完了した千葉工場に加え、昨年公表し現在工事を進めている九州工場および今回の本社工場の製造設備増強により、全国規模での供給能力を一層強化し、早期に国内市場シェア50%の達成を目指してまいります。
今回の投資は、単なる生産能力の増強にとどまらず、拡大する市場需要を着実に取り込み、市場シェアをさらに高めるための戦略的な成長投資です。トップシェアメーカーとしての供給優位性を一段と強化することで、新規需要の獲得および既存顧客との取引拡大を図り、持続的な売上・利益の伸長を目指してまいります。
当社は今後も、環境課題の解決に貢献する製品・サービスの提供を通じて社会的価値と経済的価値の両立を図るとともに、お客様への安定供給責任を果たしてまいります。また、市場の成長を上回るスピードで事業を拡大することにより、企業価値のさらなる向上と持続的な発展に取り組んでまいります。
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