GreeusAI™、Longevity 7 Scoreを8指標へアップデート
新たに「酸化ストレススコア」を追加し、“未病”の可視化を強化

株式会社GREEUS(本社:東京都、代表取締役CEO:中川智裕)は、
血液データを基盤としたパーソナルウェルビーイング解析AI「GreeusAI™」において、
これまで提供してきた Longevity 7 Score(L7S)を、
新指標「酸化ストレススコア」を加えた Longevity 8 Score(L8S)へアップデートしたことを発表します。
本アップデートは、
健康か病気かという二分論では捉えきれない
「未病(発症前の不調・劣化状態)」を、より立体的に捉えるための進化です。
社会的背景|「未病」をどう捉えるかが問われている
日本では、健康・医療戦略(令和2年3月27日閣議決定、令和3年4月9日一部変更)において、
健康か病気かという二分論ではなく、
健康と病気を連続的に捉える「未病」の考え方や、
その取組を進めるための指標の構築が重要
という方向性が示されています。
一方、現実の現場では、
健康診断では「異常なし」
しかし本人は不調や違和感を感じている
医療介入の対象にはならない
といった 未病領域が可視化されないまま蓄積している状況 が多く見られます。
Longevity 7 Score(L7S)の役割と限界
Longevity 7 Score(L7S)は、
-
栄養
-
炎症
-
代謝
-
排出
-
循環
といった、
未病に関与する主要な体内要因を多角的に評価する指標として設計されてきました。
しかし近年、
なぜ回復しにくいのか
なぜ同じ生活でも消耗度に差が出るのか
といった問いに対し、
体内の「消耗そのもの」を捉える視点がより重要になってきています。
新たに加わった指標|酸化ストレススコア
今回のアップデートでは、
Longevity 7 Scoreに 「酸化ストレススコア」 を新たに追加しました。
慢性的な外的ストレスは、
体内で処理され続けた結果として、
代謝・炎症・回復のバランスに影響を与え、
その状態が血液データに反映されることがあります。
酸化ストレススコアは、
ストレスそのものではなく、
それを受け続けた体内環境の状態
(いわゆる「体のサビ」や「見えない疲労の蓄積」)を
捉えた指標です。
GreeusAI™では、
血液15項目データを横断的に解析することで、
未病状態における体内消耗や回復負荷の傾向を数値化しています。
Longevity 8 Score(L8S)構成
アップデート後の Longevity 8 Score(L8S)は、以下の8指標で構成されます。
-
体内年齢
-
栄養バランススコア
-
炎症スコア
-
糖代謝スコア
-
腎デトックススコア
-
脂質スコア
-
鉄貧血スコア
-
酸化ストレススコア(新設)
これによりL8Sは、
健康から病気へ向かう連続的な変化を、より構造的に捉える指標体系へと進化しました。
GreeusAI™のスタンス
GreeusAI™は、
診断や治療を行う医療サービスではありません。
私たちが提供するのは、
病名がつく前に
数値が基準を外れる前に
体内環境の状態を理解するための指標です。
未病は曖昧なグレーゾーンではなく、
本来は測定し、理解し、向き合うことができる状態だと考えています。
今後の展望
GreeusAI™は今後も、
未病領域における指標開発
血液データを基盤とした状態変化の追跡
個人・企業・社会に実装可能なウェルビーイングAIを通じて、
健康と医療の間をつなぐ基盤技術を目指していきます。
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