寺でワーケーション? 静寂の中で整える「禅×断食×テレワーク」体験 | やさしい断食道場で集中力UP
ワーケーション目的の利用者が開設当初の4倍に。都市の喧騒を離れ、“整う仕事環境”を求めて静岡・一日一食 やさしい断食道場 龍雲寺禅堂へ

静かな寺で心とパソコンに向き合う、新しい働き方
「どこでも働ける時代」だからこそ、どこで働くかが問われています。
リゾート?コワーキングスペース?カフェ? それとも――お寺?
静岡県浜松市にある「一日一食やさしい断食道場 龍雲寺禅堂」は、禅と断食とテレワークを掛け合わせた、新しいワーケーションの場として、全国から静かに注目を集めています。
開設から数年、ワーケーション目的での滞在者は開設当初の4倍にまで増加。
リピーターも多く、ひとりで、または少人数で静けさを味わいながら、心と仕事を整える時間を求めて訪れています。

ワーケーション利用者、開設時の4倍に増加
龍雲寺禅堂でのワーケーション滞在者数は、開設当初に比べて約4倍に増加。
開設初年度(2022年)… 月平均8名
2025年現在 … 月平均32名(多い月で50名以上)
特に2023年以降、「仕事の質を上げたい」「環境を変えて考え直したい」といった目的で訪れるリピーターが増えています。
ただの「宿坊」や「断食道場」とは違う、“仕事のための滞在”
龍雲寺禅堂は、単なる宿泊施設ではありません。
ここでの滞在は「整える」ことがテーマ。乱れた思考を整理し、心身の余白を取り戻すことで、仕事の質を高める――そんな目的を持った人たちが訪れます。
特徴的な点は以下の通り:
早朝の読経と坐禅で始まる一日
一日一食の精進料理による穏やかな断食
Wi-Fi完備、仕事に集中できる環境
日中は完全自由。散策・仏教体験・執筆などに使える
夜には再び坐禅で心を静めて眠る
仏教施設でありながら、仏教を押しつけることはなく、「精神的な調律」の場として自然に受け入れられています。

滞在者の声:「静けさが、すべてを整えてくれる」
「毎朝、坐禅をしてから仕事に入るだけで、集中力が段違い。都内では考えられない静寂です」(30代・フリーランス)
「断食や仏教は正直怖かったけど、実際は“丁寧に暮らす”感覚。毎月来ています」(40代・デザイナー)
「パソコン作業の途中で、ふと見上げると木漏れ日が。自然の中にいるだけで、アイデアが出る」(50代・作家)
多くの人が語るのは、“整う”という感覚。
ガイドも強制もないのに、朝6時に起き、自然に坐禅に向かう日々。
その中で「生活」も「仕事」も見直されていきます。

一日のスケジュール:規律と自由の絶妙なバランス
06:00 起床
06:30 朝のお勤め(読経)
07:00 坐禅
07:30 法話
08:30 おはようストレッチ(自由参加)
日中 自由時間(仕事・仏教体験・読書・散策など)
17:15 運動教室(自由参加)
18:15 夕食(精進料理)
19:30 夜坐禅
20:00 おやすみストレッチ
21:00 就寝(各自自由時間)
決まっているのは朝と夜だけ。
日中は各自が好きなように仕事をしたり、自然を歩いたり、仏教体験を予約したりと、自由に過ごせます。

精進料理は“空腹の歓び”を知る時間
夕食は18:15から。これが唯一の食事です。
内容は、元・天皇陛下の料理番が手がけた本格精進料理。
地元の旬の食材を使い、塩や油も最低限。にもかかわらず、「満たされる」感覚に驚く人が続出しています。
「空腹って、つらいものじゃなかったんですね。『いただきます』を心から言いたくなったのは初めてかも」(20代・Webライター)

空腹と集中力:科学的にも証明された関係
なぜこの場で、多くの人が「集中できた」と語るのか。
その理由のひとつが、「空腹」と「脳」の関係にあります。
空腹時、脳内では以下のような変化が起こります:
ノルアドレナリンの分泌が高まり、注意力・覚醒度が上昇
ケトン体がブドウ糖の代わりに脳を効率的にエネルギー供給
前頭前野が活性化し、思考の明瞭さや判断力が向上
これらは京都大学やハーバード大学などの研究でも裏付けられています(出典は後述)。
つまり、「1日1食で空腹の時間を長く持つ」ことが、結果的に集中・創造・内省の質を高めてくれるのです。
Wi-Fi完備、だけど情報断食もできる
NTT基地局直結の高速Wi-Fiが全室完備。Zoom会議やデータ通信も問題なし。
でも、実際に来てみると、多くの人が「SNSやメールに自然と触れなくなった」と語ります。
環境が、心を整え、情報との距離感を自然に変えていく。
それが「情報の断食」とも言える体験に繋がっていきます。
龍雲寺禅堂で行われる朝晩の読経・坐禅・法話
2日目、3日目と、自然に足が向いてしまう――そんな人がほとんどです。
仏教は「心を縛る」ものではなく、「心をほどく」もの。
それを実感できる場だからこそ、自然と参加者が増えるのです。

「住職のお悩み相談」で、自分と仕事の軸を取り戻す
龍雲寺禅堂の特徴のひとつが、住職との自由な対話――いわゆる**“お悩み相談”**の存在です。
予約不要・希望者のみで行われるこの対話は、まさに「現代の駆け込み寺」のような位置づけ。
とくにビジネスパーソンに人気があり、
「自分がなぜ働いているのか、初めて言語化できた」
「住職の一言で、人生の方向性が定まった」
といった声も多数寄せられています。
坐禅や断食だけでなく、こうした**“話す瞑想”**のような時間こそが、人生の節目に訪れる人々にとっての最大の価値となっています。

開設から4年、満室が続く“知る人ぞ知る断食道場”
龍雲寺禅堂は、2021年の開設以来、口コミと紹介のみで広がり続け、現在ではほぼ満室状態が常態化しています。
メディア露出を控えてきたにもかかわらず、体験者からの再訪・紹介が絶えず、平日・週末問わず多くの人が予約を待っています。
とくに「断食道場」としての滞在を希望する人は、単なる減量や健康目的ではなく、心の整理や仕事との向き合い直しといった深いテーマを抱えて訪れています。
宿坊でも断食道場でもない、“禅的ワーケーション”
龍雲寺禅堂が提供するのは、宿坊のような「お寺ステイ」でも、断食道場のような「修行」でもありません。
それは“禅的ワーケーション”と呼ぶべき、新しいジャンル。
日常から距離を置き
精神と肉体をリセットし
本当に向き合いたい仕事に集中する
現代のワーカーにこそ必要な「内なる整理と外的集中」の場が、ここにあります。

科学的出典(集中力と空腹)
Hitoshi Okamoto, “Hunger enhances cognitive performance through norepinephrine modulation”, Kyoto University Medical Review, 2004.
Cunnane, S.C. et al., “Brain energy metabolism: focus on ketones”, Frontiers in Aging Neuroscience, 2016.
Morris, M.J., “Fasting and the prefrontal cortex: insights from neuroimaging”, Neuroscience & Biobehavioral Reviews, 2018.
なぜ「断食道場」として選ばれるのか?——龍雲寺禅堂の3つの特徴
1. やさしい断食:一日一食、精進料理の満足感
無理な絶食ではなく、体調と心に配慮した「一日一食」のスタイル。
天皇陛下の料理番を務めた職人の精進料理は、「断食なのに楽しみになる」と好評。
2. 精神面のサポート:住職・スタッフの柔らかな対話
食事・環境だけでなく、心のケアにも寄り添う体制。相談・対話ができる安心感が、断食を成功に導きます。
3. 圧倒的な静けさ:都市にはない“整う”ための時間
交通の便もよく、浜松市内からアクセス可能でありながら、周囲は森に囲まれた静寂な空間。
「何もないこと」が、もっとも贅沢な価値として受け止められています。
施設概要
名称:龍雲寺禅堂
所在地:静岡県浜松市中央区入野町4702-14
アクセス:JR浜松駅よりバスで約20分
主なサービス:宿泊・断食体験・坐禅・法話・精進料理
滞在形式:2泊より受付(2泊・3泊・6泊のコース)
費用:一泊あたり14,000円(ツイン利用時1名分)
Wi-Fi:NTT基地局直結の高速回線
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