ギャラリー インカーブ | 京都が、日本最大級の国際的なアート市場「アートフェア東京2023」に出展。

人気の塚本和行をメインに、「東京2020オリンピック・パラリンピック公式アートポスター」制作アーティストの一人である新木友行、コレクターから熱い支持を受ける阪本剛史の作品を出品します。

さらにフェア初出品となる、内野真行・林健太郎・河野彩音の作品も展開。ギャラリーに所属する看板作家から若手作家まで幅広くご覧いただけます。ぜひ会場に足をお運びください。
[ギャラリー インカーブ | 京都_プレスリリース特設サイト]
https://g-incurve.jp/aft2023_press.html

  • アートフェア東京2023 開催概要

[公式Webサイト]
https://artfairtokyo.com
https://artfairtokyo.com/exhibitors/2867

[ 出品アーティスト ]
塚本和行 ・ 新木友行 ・ 阪本剛史
内野真行 ・ 河野彩音・ 林健太郎

[ 会期 ]
2023年3月10日(金) - 12日(日)
11:00-19:00
*最終日は16:00閉場
VIPプレビュー:9日(木)

[ 入場料]
前売券:4,000円(税込)
予約当日券:5,000円(税込)

[ 会場 ]
東京国際フォーラム B2・ホールE
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1

[ ブースNo. ]
Galleries:S003 | gallery incurve kyoto

フロアMAPフロアMAP

展示イメージ展示イメージ

 
  •  出品アーティストのご紹介 
塚本 和行 Kazuyuki Tsukamoto

「鑑賞者とあそびごころをシェアする

はんぶんにきられてふたつのかおになったリンゴ かおがちがうリンゴをさがしてね  ペン、色鉛筆/ベニヤ板 2022 382×542 mmはんぶんにきられてふたつのかおになったリンゴ かおがちがうリンゴをさがしてね  ペン、色鉛筆/ベニヤ板 2022 382×542 mm

● ただよう「おかしさ」
今回のメイン作家である塚本和行は、動物や食べ物、日用品など具象的なモチーフに ひとひねりを加え、それを何十、何百と描き連ねて画面を埋め尽くす。一つ一つはカラフルに塗られ、かわいらしく感じるが、細部をよく見ると、花に牙が生えていたり、 ウサギがサングラスをかけていたりと、シニカルなものも多い。淡々と数をこなして いるようにも見える一方で、モチーフの一つ一つや作品全体には、クスッと笑ってしまう ような「おかしさ」がただよっている。

● まずは自分が楽しむために
「お笑いより街を歩くほうがおもしろい」と話す塚本にとって、何気ない日常をおもしろおかしく捉えることは、自分自身が楽しむための素材でもあり、実際に塚本が画面に向かう目的は「まずは自分が楽しむため」でもあるようだ。

● 楽しみを人と共有する
上に紹介する作品では、「かおがちがうリンゴをさがしてね」というタイトルにある通り、「間違い探し」の要素を取り入れている。観賞者と楽しみを共有するような「あそびごころ」が感じられる。日常のなかに「おもしろさ」を探す塚本にとって、他者が作品に加わることで、自身の楽しみへと還元しているのかもしれない。ぜひ会場で探してほしい。

● あらたな試み
新作では、描かれたものを「消したり描き加えたり」(下の作品を参照)と鑑賞者が作品に参加できる新たな試みを行っている。塚本と制作を共有できるリレーショナル な作品だ。自分で自身を楽しませることへの追求は、 人が手を加えてもゆるがない強さを作品に与えている。 それは他者が加われる寛容さでもあるだろう。アートを通してアフターコロナにおける人々のコミュニケーション を開く可能性をも秘めている。

めかくしうさぎ 鉛筆、ペン、色鉛筆/ベニヤ板 2023めかくしうさぎ 鉛筆、ペン、色鉛筆/ベニヤ板 2023

( 上の作品に対し、観賞者がサングラスを消しゴムで消したり、 新たに描き加えることができる )

 塚本のイメージ画 塚本のイメージ画

「おかしい」には、滑稽な「可笑しい」や、訝(いぶか)しげな「可怪しい」などいくつかの意味がある。塚本の作品は、そのどちらも感じさせる。それは即興的なギャグとも、品格を感じさせるユーモアとも言い切れず、滑稽で風変わりで、哀愁さえ含む、日本語で言うところの「おかしさ」ではないだろうか。「おかしい」は、風情や趣深さといった、日本古来の美的理念をも包含する「をかし」に辿りつきもする。塚本の作品からは、滑稽な面白さや怪しさ、悲しみをまとった美しさといった、複雑な感覚が絡みあう「おかしさ」が漂い、緊迫感や開放感が移ろう社会の中でひとを惹きつけるのかもしれない。


塚本 和行 プロフィール

▼作家紹介ページ(ギャラリー インカーブ|京都)
http://g-incurve.jp/artists/tsukamoto.html

▼インタビューサイトはこちら
https://g-incurve.jp/tsukamoto.html

ニコニコヒマワリ ペン、色鉛筆/紙 2022 227×227 mmニコニコヒマワリ ペン、色鉛筆/紙 2022 227×227 mm

1984年生まれ。動物や花といった具象的なモチーフを、色鉛筆でカラフルに画面いっぱいに描き連ねる。それと並行して描かれる、数字やりんごをキャラクターに仕立てた物語性のある作品。何気ない日常をおもしろおかしく、自分自身を楽しませるために画面に向かっているようにも見える。展覧会や広告のメインビジュアルに採用されるなど、キャッチーな作品群が人々の心を掴む。


■ 主な展覧会 ・ アートフェア
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(2022)、アートフェア東京(2022, 2019)、ギャラリー インカーブ|京都(2019, 2017, 2015, 2011)、ギャラリーアセンス美術(大阪・2013, 2011, 2009)、浜松市美術館(静岡・2010)、(marunouchi)HOUSE(東京・2010)
 

 

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新木 友行 Tomoyuki Shinki

http://g-incurve.jp/artists/shinki.html

ダイビングエルボー ペン、色鉛筆/キャンバス 2022 970×1620 mmダイビングエルボー ペン、色鉛筆/キャンバス 2022 970×1620 mm

1982年生まれ。無骨なファイターたちの隆々とした筋肉の動きと体のもつれを的確にとらえる繊細な黒のライン。近年その対象はファイターたちにとどまらず、陸上や水泳、車椅子バスケットボールなど様々なアスリートにまで広がり、デフォルメされたその動きは躍動感が溢れる。「東京2020 オリンピック・パラリンピック公式アートポスター」のアーティストの一人に選ばれるなど国際的な評価を得ている。

■ 主な展覧会 ・ アートフェア
心斎橋 PARCO(大阪・2023)、刈谷市美術館(愛知・2022)、WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京・2022)、阪急うめだ本店(2022)、ART@DAIMARU(京都・2022, 2021)、アートフェア東京(2022, 2021, 2019, 2018, 2014, 2013)、イケシブアートウォール(東京・2021)、STRAYM アートエキシビジョン(東京・2020)、東京2020公式アートポスター展(東京・2020)、TRUNK (HOTEL)(東京・2020, 2018)、The Royal Academy of Arts(ロンドン・2018)、The Gallery of Everything(ロンドン・2018)、art on paper (ニューヨーク・2017)、SCOPE NEW YORK(2015)、artgenève(スイス・2014)、東京オペラシティ アートギャラリー(2012)、サントリーミュージアム[天保山](大阪・2008)など。
 

 

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阪本 剛史 Takeshi Sakamoto
http://g-incurve.jp/artists/sakamoto.html

ポルトガル シントラの世界遺産 ペン、色鉛筆/紙 2022 1303×803 mmポルトガル シントラの世界遺産 ペン、色鉛筆/紙 2022 1303×803 mm

1988年生まれ。世界遺産や日本の祭りなど、さまざまなシーンにオリジナルのキャラクターたちが登場する。細部まで精緻に描きこまれた風景に、ほのぼのとした表情の愛らしいキャラクターが登場することで、現実とファンタジーの境界が曖昧になっていく。毎年のように国内外のアートフェアに出品し、日本だけでなく、海外の数多くのコレクターも魅了している。

■ 主な展覧会 ・ アートフェア
心斎橋 PARCO(大阪・2023)、WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(東京・2022)、阪急うめだ本店(2022)、ART@DAIMARU(京都・2022)、アートフェア東京(2022, 2017, 2015 - 2013)、art on paper(ニューヨーク・2017)、SCOPE NEW YORK(2015)、hiromiyoshii roppongi FARM(東京・2014)、アート大阪(2014)、伊勢丹新宿(東京・2013)、NEW CITY ART FAIR(大阪・2013)、銀座三越ギャラリー(東京・2012)、SELFRIDGES(ロンドン・2011)、(marunouchi)HOUSE(東京・2010)など。
 

 

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内野 真行 Masayuki Uchino
http://g-incurve.jp/artists/uchino.html
1984年生まれ。人物や動物、架空の生きものを描く。強い目ヂカラをそなえた満面の笑顔は、 歌っているようでもあり、にぎやかにおしゃべりしているようでもあり、普段の本人の姿を思い起こさせる。

リスとドリ リノカット 2022 300×400 mmリスとドリ リノカット 2022 300×400 mm

■ 主な展覧会 
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(2022)、(marunouchi)HOUSE(東京・2010)
 

 

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河野 彩音 Ayane Kono
http://g-incurve.jp/artists/kono.html

レストラン おはし ナイフ スプーン ペン/紙 2019 297×210 mmレストラン おはし ナイフ スプーン ペン/紙 2019 297×210 mm

1999年生まれ。お菓子や身近な小物を、自分で切り出した小ぶりな画用紙に描く。道ばたの猫や花を撫でるように、やさしく力強く幾重にも塗り重ねるうち、事物が生命力を帯びてくる。


■ 展覧会
ギャラリー インカーブ|京都(2019)
 

 

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林 健太郎 Kentaro Hayashi
http://g-incurve.jp/artists/hayashi.html

タイトルなし アクリル絵具/キャンバス 2022 297×210 mmタイトルなし アクリル絵具/キャンバス 2022 297×210 mm

  2002年生まれ。キャンバスの周りに小さな容器を並べ、1色ずつ絵具を絞り出す。容器を高く持ち上げて、素手で絵具を搔き出し、画面に一気に広げていく。この一連の作法のような所作を終えると、絵具の感触を愛でるよう優しくなでたり、戯れるようリズミカルにタッピングする。飛び散った絵具の偶発的な痕跡。手のひらが生む意志をもつような色彩のうねり。それらが共存し、観る者に解釈の余地を残す。

■ 展覧会
WATOWA GALLERY / THE BOX TOKYO(2022)
 

 

 
  • ギャラリー インカーブ | 京都とは

ギャラリー インカーブ|京都  外観ギャラリー インカーブ|京都  外観

ギャラリー インカーブ|京都は、社会福祉法人 素王会 アトリエ インカーブに所属する約30名(2023年2月現在)のアーティスト専門のコマーシャルギャラリー(展覧会を企画し、作品販売を行うギャラリー)です。アトリエ インカーブのアーティストたちは、ニューヨークでのデビュー以来、サントリーミュージアム[天保山]や高梁市成羽美術館、浜松市美術館など、国内外の美術館やギャラリーで展覧会をかさねてきました。作品を定常的に鑑賞・購入できる場を、とのご要望をうけ、2010年6月、壬生寺近くの京町屋を改修しギャラリー インカーブ|京都を開廊しました。

今年はコロナ禍によって2年以上休止していたギャラリー インカーブ|京都での展覧会を再始動いたします。所属アーティスト全員の作品をご紹介する「allstars 2023」の開催も予定しています。今後の展覧会情報は「WEBサイト」および「Instagram」でも随時更新していきます。 

 ▼ ギャラリー インカーブ | 京都 
WEBサイト:http://g-incurve.jp
Instagram:https://www.instagram.com/gallery_incurve
オンラインマーケットプレイス(OIL by 美術手帖):
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/903

▼ニューヨークのアートフェア「art on paper」での展示風景

 

▼「アートフェア東京」での展示風景

 

 ▼ アトリエ インカーブ
WEBサイト:http://incurve.jp
20周年 特設WEBサイト:http://incurve.jp/incurve_20th.html
Instagram:https://www.instagram.com/atelier_incurve
facebook :https://www.facebook.com/incurve.jp
グッズ・書籍 オンラインストア:https://b-incurve.stores.jp

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会社概要

URL
http://incurve.jp
業種
医療・福祉
本社所在地
大阪府大阪市平野区瓜破南1-1-18
電話番号
06-6707-0165
代表者名
今中 博之
上場
未上場
資本金
-
設立
2002年09月