保育園の「食育」から生まれたレシピ本が発売開始
「ひより食堂」へようこそ 小学校にあがるまでに身に付けたいお料理の基本
ひより保育園(鹿児島県霧島市)が、2019年1月にクラウドファンディングによって資金調達を成功させ、編集作業を続けていたレシピ本がついに発売開始(2019年9月10日発売予定)
2017年に開園して以来、「食べることは生きること」、「子どもたちの親友でありたい」をテーマに様々なチャレンジを続けているひより保育園。
今回のレシピ本は、そんなひより保育園の食育活動をベースに、園外のみなさんにも、お料理の楽しさを味わっていただきたいと企画された。
食育を行う上で、大人(職員)がどのような距離感で子どもに寄り添うか、どんなタイミングでどんなことをしていけば、少しずつ子どもたちのできることが増えていくのか。
そういった試行錯誤や、保育園の調理師や栄養士などがまとめた旬の食材のおいしい食べ方や選び方、そして園児たちにも保護者さんたちにも人気のメニューのレシピなどをギュッとまとまった、 「小学校にあがるまでに身に付けたい料理の基本」と題した本が完成した。
幼稚園や保育園に通う子どもたちでも、パッと見て内容が理解しやすいよう、現場の先生たちのアイディアをぎゅっと詰め込んだ本になっている。
お料理をする前に知っておいてもらいたいこと、ひより保育園がどんな順序で食育活動をしているかがわかる表、少しずつ難易度が上がっていくレシピ20個。
【ひより保育園代表・古川理沙 談】
世界で一番おいしい卵焼きの作り方」をレシピにできるでしょうか。
答えは No だと、私たちは考えます。
なぜか。
その人にとって世界でいちばん おいしい卵焼きはきっと、子供のころに繰り返し食べたお母さんの味だからです。
一流の料理人が作る卵焼きや、行列ができるお店の卵焼き。
それはもちろん、ほっぺたが落ちるほどおいしいです。でもやっぱり「一番」じゃない。
大人になって、本当に心が折れそうな時に、一口食べただけで 涙がポロポロこぼれる。
いつものように「ちょっとしょっぱい」卵焼き。
いつものように「ちょっと焦げてる」卵焼き。
いつものように「カステラのように甘い」卵焼き。
それが「心」に届くのは、幼いころの自分の毎日を支えてくれた「愛された記憶」に繋がっているから。
私たちがつくるレシピ本も、「これが一番おいしい作り方だから、みなさんこの通り作ってください」というものにはせずに、きちんとコツは伝えつつも、「その子らしい味」が育つもの。
10年後、20年後に振り返る時、成長の記録として価値のある本にしたい。 そんな思いで書きあげたレシピ本です。
アマゾンで予約販売受付中(2019年9月10日発売予定)
「料理の基礎部門」2位 <2019年9月3日現在 >
https://www.amazon.co.jp/dp/4991071100/ref=cm_sw_r_cp_api_i_L6mBDbXTRJS76?fbclid=IwAR3eSgJmTDyQrVJa2rTq5LaP4Hdj-2CfMmltXHCdjGpmLmzqA3FM9W6U6No
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