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STANDARD COGNITION, CORP.
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Standard Cognition、3,500万ドルの資金調達に成功

資金調達総額は8,610万ドルに、わずか8ヵ月で企業評価額は2倍以上の5億3,500万ドルに

Standard AI

小売業の次世代のインターフェイスとなりうるAI(人工知能)を基盤とした小売店舗向けレジ無しチェックアウトシステムの開発を手掛けるStandard Cognition(スタンダード・コグニション、本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:ジョーダン・フィッシャー、https://www.standard.ai/ 、以下スタンダード)は、現地時間2019年7月25日(木)、シリーズB投資ラウンドで、3,500万ドル(約37億8,300万円)の資金調達を完了しました。
今回資金調達をリードしたのは、スウェーデンの投資会社EQTパートナーズのベンチャーキャピタル部門であるEQTベンチャーズ(EQT Ventures)です。また既存の投資企業であるイニシャライズド・キャピタル(Initialized Capital)とCRV、ワイ・コンビネーター(Y Combinator)も追加投資を行ったほか、今回の契約において、コビントン・アンド・バーリング法律事務所(Covington & Burling LLP)が顧問弁護士を務めました。スタンダードの資金調達の総額は、8,610万ドル(約93億700万円)に上り、企業評価額は、5億3,500万ドル(約578億2,800万円)と、2018年11月のシリーズA投資ラウンド時からわずか8ヵ月で2倍以上となりました。今回の増資によりスタンダードは、組織として成長し、アメリカ国内、海外においてさらに事業を拡大できることになります。また、アメリカと日本の創業当時からの顧客との事業を成功に導くことに引き続き重点を置いていく方針です。

スタンダードの創業者でCEOを務めるジョーダン・フィッシャー(Jordan Fisher)は、「われわれは、EQTベンチャーズと本当に良好な関係にあり、次の成長段階に入ることできることに非常にワクワクしています。 スタンダードのシステムを使った最初の顧客体験は実現に向けて開発が急速に進んでおり、近いうちに、取り組みの詳細について明らかにできるようになるでしょう。 小売業者からは、当社システムの導入を決めた要因について、設置面積が小さくて済み、ハードウェア費用が低く、手軽かつ迅速に設置できることだとのフィードバックをいただいています」と述べています。

スタンダードのAIチェックアウトシステム「Standard Checkout(スタンダード・チェックアウト)」は、レジ待ちやスキャン作業をする必要なく、買い物客が商品購入・支払いを済ませることを可能とするAIを活用したシステムです。また、あらゆる小売店舗に導入が可能で、顧客体験を向上させるのと同時に、店舗側のコストを削減し、新たな収入源も創出します。

またスタンダードは、「Standard Checkout」を導入した最初の直営店「Standard Store(スタンダード・ストア:名称を当初のStandard Marketより変更)」を2018年8月にサンフランシスコにオープンしました。(詳細については、当時のリリース < https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000036366.html > やウェブサイト < https://standard.ai/app/ >、YouTube < https://www.youtube.com/watch?v=Ap7Aq-N552Q > をご覧ください)

当社はこれまでに、複数の小売企業と契約を締結し、世界の複数の場所で2つの企業と導入を進めています。今年の第3四半期から第4四半期には稼働の予定です。また、何百もの他の小売企業も現在、スタンダードの技術の導入を検討しています。

【「Standard Checkout」の競合他社との違い】
  •  設置面積が小さくて済むため、既存の店舗に後付けしても、どんな店舗のレイアウトにも柔軟に合わせることが可能
  • 拡張性が高いハードウェアとソフトウエア
  • 顔認証などの生体認証を一切使わないため、世界中のプライバシー規制に柔軟に適応することが可能
  • 顧客が決済を意識することのない「フリクションレス(手間がかからない)体験」の提供(出入口に改札のような装置の設置も不要)が可能
  • 電子商取引の環境で収集されたデータに匹敵する、深いデータ洞察・分析を小売企業に提供可能

今回の投資ラウンドについて、EQTベンチャーズの顧問兼投資アドバイザーであるアラステア・ミッチェル(Alastair Mitchell)氏は、「昔ながらの実店舗による小売りを行っている企業は今、最悪の状況にあります。 Amazonのような巨大企業が市場に参入することで、忙しい人々がより効率的なショッピング体験を求めるようになるなど消費者の動向に変化が起き、利益はこれまでにないほど縮小しています。こうした中、才能に溢れ、こうした状況に突き動かされたスタンダードのメンバーは、規模にかかわらずすべての小売企業が問題に立ち向かえるようにするためのシステム構築に迅速に対応しました」と、これまでのスタンダードの働きを評価したうえで、「特にわれわれは、ヨーロッパに進出しようとするアメリカ企業を支援したいと強く考えており、優れた実績と素晴らしいスマートテクノロジーを持ち、将来的な事業拡大に対して強い熱意を持つスタンダードに投資することは喜ばしいことです」と今回の投資について述べました。

また、今回追加投資を行ったイニシャライズド・キャピタルのマネージング・パートナーであるガリー・タン(Garry Tan)氏は、「スタンダードは、業界において他のどのスタートアップよりも最先端にいます。スタンダードは、世界レベルのソフトウエア技術者からなる実用性を非常に重要視した企業で、彼らのイノベーション(技術革新)のスピードは、会社が拡大するにつれて加速しており、業界でのリードを広げています。スタンダードは、AIと機械学習を活用することで、ショッピング体験の新しい未来をもたらすというジャンルを確立したスタートアップです」と話しています。

■EQT Ventures(EQTベンチャーズ)について
EQTベンチャーズは出資総額が5億6,600万ユーロ(約685億5,000万円)強の様々な事業進捗度において投資を行うベンチャーキャピタルです。ルクセンブルクを拠点とし、ストックホルム、アムステルダム、ロンドン、サンフランシスコ、ベルリンに投資顧問を配置しています。 欧州で最も経験豊富な起業家などに支えられながら、EQTベンチャーズは、資金やハンズオン支援により、次世代の起業家をサポートします。 EQTベンチャーズは、29のファンドで610億ユーロ(約7兆3,900億円)以上の資金調達を行い、約400億ユーロ(約4兆8,400億円)の運用資産を持つ大手投資会社であるEQTパートナーズの一部です。

■Standard Cognition(スタンダード・コグニション)について
Standard Cognitionは、AI(人工知能)技術に基づいたレジ無しチェックアウトシステムを提供しているアメリカのスタートアップ企業です。当社システム「Standard Checkout(スタンダード・チェックアウト)」は柔軟性が高く、どんな小売店にも導入しやすいのが特徴です。また、当社システムの導入により、買い物客は、レジに並び商品のスキャンや精算のために立ち止まることなく買い物することが可能になるほか、小売店が人件費の削減や顧客体験の改善、利益率を最大限に向上させることにも貢献します。さらに、あらゆる規模の小売店が、Amazonなどの大手チェーンやオンラインサービスと競合するためにサポートします。詳細については、https://www.standard.ai/やツイッター(@standardAI)をご覧ください。

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種類
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業種
情報通信
本社所在地
164 Townsend St. #9 San Francisco, CA 94107
電話番号
-
代表者名
ジョーダン・フィッシャー
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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