―京町家再生プロジェクト ― 「京都五条坂プロジェクト」において 京焼窯として初めての全面発掘調査を実施
中古マンション再生流通事業を手がける株式会社インテリックス(東京都渋谷区 代表取締役社長 山本 卓也)は、京都の現存する古きよき町家、街並みを生かしたリノベーションにより新たな価値を創造する 京町家再生プロジェクトを展開しております。
今般、当社が保有する京都五条坂の京町家の再生『京都五条坂プロジェクト』において、敷地内に存在し ている登り窯跡(道仙化学製陶所窯跡)の発掘調査を実施し、このたび、調査作業を行った公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所及び京都市による記者発表が4月9日、プロジェクト現地にて行われました。 研究所によると、本調査は京焼窯として初めての全面調査となり、窯の構造や改修の変遷など、京都の 近代産業の一端が明らかになる成果とのことです。
今般、当社が保有する京都五条坂の京町家の再生『京都五条坂プロジェクト』において、敷地内に存在し ている登り窯跡(道仙化学製陶所窯跡)の発掘調査を実施し、このたび、調査作業を行った公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所及び京都市による記者発表が4月9日、プロジェクト現地にて行われました。 研究所によると、本調査は京焼窯として初めての全面調査となり、窯の構造や改修の変遷など、京都の 近代産業の一端が明らかになる成果とのことです。
当該プロジェクトは五条坂の真ん中ほどの好立地に位置しており、本来の清水焼(京焼)産業の様式を 残している市内でも数少ない場所でもあり、経済的にも文化的にも希少な場所であると考えております。 敷地は奥から作陶場、登り窯、職人長屋、そして大通り(五条通)に大店(ミセ)が存在していたと いう、京焼の製販一貫体制が敷地と建物の関係としてほぼ残っているのが最大の特徴です。その中でも シンボリックな存在である登り窯について今回は調査を行いました。
市内でもすでに4箇所しか残っていないと言われる希少な登り窯跡ですが、閉窯の際に土中に埋め られていた経緯から逆に解体調査に臨むことが可能となり、京焼の窯としては初めての全面調査と なりました。
この五条坂プロジェクトにおいては、当該登り窯の部分復旧を行い、本プロジェクトのシンボルにする とともに、残存する大店(ミセ)と作陶場を連携させたリノベーションを模索しております。また、職人 長屋だった部分は宿泊施設を新たに建築することにより、施設全体の事業性を確保しながら、かつての 文化的遺構を残すという新たな取り組みとなっております。具体的計画については当局と調整のうえ、 策定を行っている状況です。
◆京都市埋蔵文化財研究所及び京都市による記者発表会の様子(2020年4月9日)
◆参考1
道仙窯は「入江道仙窯」や「道仙化学製陶所窯」とも呼ばれる明治から昭和にかけて陶磁器の生産を 行っていた連房式登窯である。1893年(明治26年)以降に築造され、1968年(昭和43年)に閉窯 し、その後放置されていた。主な生産品として理化学陶器がある。2005年~2010年に立命館大学に よって一部調査が行われている。 今回の発掘調査は、京焼の窯としては初めての全面調査で、窯の構造や規模の変遷が明らかとなり、 京焼の窯を考える上での基本資料を得る事が出来たのは大きな成果である。
以上、京都市取材案内より抜粋
◆参考2
公益財団法人 京都市埋蔵文化財研究所
https://www.kyoto-arc.or.jp/index.html
調査資料
https://www.kyoto-arc.or.jp/News/houdou/20200409.pdf
株式会社インテリックス
https://www.intellex.co.jp/
業界に先駆けて、中古マンション再生流通事業を展開。15年連続で1,000戸以上の販売を行い、2020年 2月末現在、累計販売戸数22,000戸を達成。首都圏に加えて全国主要都市での事業展開を進めております。 リノベーションのみならず、住まいの買取(売却)、資産運用など不動産にまつわる様々なニーズにワン ストップで対応するリノベーション総合カンパニーです。
【代 表 者】
代表取締役社長 山本卓也
【資 本 金】
22億53百万円
【本社所在地】
東京都渋谷区渋谷2-12-19
【設 立】
1995年7月
【上場取引所】
東京証券取引所 市場第一部(証券コード8940)
【主な事業内容】
中古マンション再生流通事業、その他不動産事業
【事 業 所】
札幌店、仙台店、横浜店、名古屋店、大阪店、広島店、福岡店
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