クラーク記念国際高等学校が、災害時の生徒安否確認システムを実装
全国各地にいる教員の横の繋がりを強化、災害時の生徒の安否確認をより効率的に
クラーク記念国際高等学校は、災害時に全国に広がるキャンパスに所属する生徒の安否情報を素早く確認するため、生徒がそれぞれ固有のアカウントを持つ独自のWEB学習ポータルサイト上で安否確認を取るシステムを実装しました。
■導入の経緯
地震や台風などの大規模自然災害による被害が危ぶまれる昨今、生徒や家族全員の安否を迅速、かつ正確に確認することは学校にとって大きな課題となっています。これまで本校では、災害発生時の在学生の安否確認は全国の各キャンパスに配属された教員が各々の在籍生徒に個別に連絡を行うことを基本の方針としてきました。
しかし、大規模災害ではキャンパスそのものや教員も被災し、教員からの連絡が困難になる場合も考えられます。そこで、広域通信制高校である本校のスケールメリットを生かし、遠隔地にいる教員が他キャンパスの生徒の災害安否確認情報にアクセスできるような仕組みを実装しました。このシステムにより北海道から沖縄まで全国各地にいる教員の横の繋がりが強化され、災害時の生徒の安否をより効率的に把握することが可能になります。
■安否確認システムの詳細
- 本校独自のブラウザ学習システム「クラークWebキャンパス」内に設置。
- 「クラークWebキャンパス」とは、在籍生徒全てが単位認定に必要な報告課題(レポート)を提出するために定期的に使用するツール。(その他にも様々な学習教材や電子図書館が利用できる)
- 生徒は「クラークWebキャンパス」上で「本人の安全」「避難場所」「家族の安全」「連絡手段」を逐一報告できる。
- 教員は「クラークWebキャンパス」上で学校の状況などを逐一生徒に連絡できる。
- 「クラークWebキャンパス」上で学校からのお知らせ(情報)が更新された場合に、生徒はメールで通知を受けることができる。
- 緊急時は、遠隔地にいるキャンパス外の教員もその情報にアクセスすることができる。
■安否確認システムのスケジュール
- 11月8日(金)以降 生徒・保護者へ通達、ガイダンス等を実施
- 11月25日(月) 安否確認訓練を実施
■クラーク記念国際高等学校について
「Boys, Be Ambitious!」で知られる、クラーク博士の精神を教育理念に受け継ぐ唯一の教育機関として1992年に開校。全国57拠点、在校生1万人以上、卒業生6万人以上に上る日本最大級の通信制高校です。通信制でありながら全日制と同様に毎日制服を着て通学して学ぶ「全日型教育」という新たな学びのスタイルを開発・導入。これにより、一般的な通信制高校とは一線を画した、より充実した学校生活を送ることが可能となりました。
通信制における全日型教育の大きな特徴・強みのひとつが、カリキュラムの柔軟性です。生徒のニーズに合わせたカリキュラム設定が可能なので、分野を絞った授業展開も可能。国際教育に特化したコースや、表現教育に特化したコース、国公立大学進学に特化したコースなど、多彩なコース展開で生徒の可能性をより高いレベルで広げる教育を実施しています。近年では海外大学や国公立大学などの難関大学への進学者も多く輩出しています。
■クラーク記念国際高等学校 公式サイト
https://www.clark.ed.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像