Makeblock、ネットワーク対応のプログラミング教材「CyberPi」の販売を開始
Makeblockは、STEAM教育のソリューションプロバイダーとして、これまでプログラミング学習用のロボットやソフトウェア、レーザーカッターをはじめとするデジタル工作機器、教育コンテンツを提供してきました。2020年9月には、教育関係者や学校への支援を促進することを目的とし、教育に特化したブランド「Makeblock Education」を設立しました。
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されたとともに、中学校や高校、高等教育機関などでもプログラミング教育の実践が行われ、プログラミング的思考を育成することが重要視され始めています。これに伴い、Makeblockはより高度な学習活動を行うことができる教材への需要の高まりを受け、Makeblock Education ブランドのもと、基礎的なプログラミング学習から、高度なプロジェクト型学習に対応できる、複数の強力な機能を備えたマイクロコンピュータ「CyberPi」の提供を開始することを決定いたしました。今後、学校教育機関や民間のプログラミング教室でお使いいただける、CyberPiを用いたカリキュラムや指導案も提供していく予定です。
■製品機能・特徴
CyberPiは、コンパクトで軽量な見た目に、フルカラーディスプレイ、スピーカー、マイクなどの豊富な出入力モジュールと、強力なCyberOSを搭載しています。ソフトウェアと組み合わせて、データサイエンス、ネットワーク利用、AI音声認識や翻訳機能、IoTなどの高度な技術を体験することが可能です。また、ブロックをつなぎ合わせるビジュアルプログラミングから、テキスト言語Python(パイソン)のプログラミングまで、段階的に学習することができます。また、本体や拡張ボード「Pocket Shield(ポケットシールド)」に異なる規格のポートを複数備えているため、Makeblock製のmBuild(エムビルド)や他社製の電子モジュールを拡張し、電子工作の可能性を広げることが可能です。2020年10月、CyberPiはOSHWA(Open Source Hardware Association、オープ
ンソースハードウェア協会)による認証を受けています。
・製品詳細ページ:https://www.makeblock.com/jp/steam-kits/cyberpi
・OSHWA認証ページ:https://certification.oshwa.org/cn000007.html
・Pocket Shield外観と各部位の説明
・mBuildを用いたCyberPiの拡張イメージ
■製品仕様
チップ |
ESP32-WROVER-B |
プロセッサ(コア) | Xtensa® 32-bit LX6 dual core processor |
ボードのメモリ(ROM/SRAM) | 448KB / 520KB |
メモリ容量 | SPI Flash 8MB 、PSRAM 8MB |
寸法 | 84mm x 35mm x 13mm |
重量 | 36.3g |
通信方式 | Wi-Fi、Bluetooth、USB(Type-C) |
OS | CyberOS |
センサー | 光センサー、マイク(録音と音声認識用)、3軸ジャイロセンサー、3軸加速度センサー |
入力/出力(ディスプレイ、ライト) | ジョイスティック×1、リセットボタン×1、ボタン×2/1.44インチフルカラーディスプレイ(128x128)、フルカラーRGB LED×5、高音質スピーカー(録音の再生とテキストの再生用) |
■販売キット「CyberPi Go Kit」情報
・内容物:CyberPi / Pocket Shield / USBケーブル(Type-C)
・メーカー希望小売価格:9,800円(税別)
・購入予約ページ: https://www.amazon.co.jp/dp/B08S3MPG6Y
■Makeblock Co., Ltd
中国深セン市で2013年に創立されたMakeblock Co., Ltdは、世界有数のSTEAM教育ソリューションのプロバイダーです。世界140以上の国・地域の2万5,000校以上の学校、教育機関、家庭向けにハードウェア、ソフトウェア、コンテンツおよびロボットコンテストを提供しています。2020年9月、教育関係者や学校への支援をより促進することを目的として、教育に特化したブランドMakeblock Educationを設立しました。
代表者:創業者CEO 王 建軍(Jasen Wang)
所在地:中国広東省深セン市南山区学苑大道1001号南山智园C3棟3階
設立:2013年6月
Webサイト:https://www.makeblock.com/jp
■本件に関するお問い合わせ先
Makeblock Japan 株式会社
担当:東野 万美(jp@makeblock.com)
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