MKチャリティカップ寄付活動で日産軽EV「サクラ」を寄贈。子どもたちへの環境学習やV2H対応充電器で災害時の非常電源にも。
(写真 参加者一同で記念撮影)
贈呈式では子どもたちもEV車両に興味津々
贈呈式は京都ライトハウスのライトパークで行われ、京都府共同募金会の松田晃郎常務理事の司会進行のもと、エムケイホールディングス株式会社の金本達也取締役副社長による挨拶と目録の贈呈、日産自動車販売株式会社の須山義弘代表取締役社長によるゴールデンキーの授与、社会福祉法人京都ライトハウスの松田一成理事長からの感謝状贈呈と挨拶があり、最後に参加者全員で贈呈車両を囲んで記念撮影を行いました。
贈呈式には子どもたちも参加し、ゴールデンキーは代表する子どもに手渡されました。記念撮影後は運転席に座ったり、ゴールデンキーを持ったりと興味を持った様子でした。
(写真 金本副社長(左)から松田理事長へ目録授与)
金本副社長「MKタクシーは全国で初めて身障者割引を行った企業。京都市総合支援学校のスクールバスも民間初。その精神がいまも続いています。今回、日産さんにサクラを寄付に回したいと相談し快諾いただいた。」
(写真 須山社長から子どもたちへゴールデンキー授与)
須山社長「サクラは静かで滑らか、騒音がないので車酔いしにくく、災害時の非常電源にもなります。昨年、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。」
(写真 松田理事長(左)から金本副社長へ感謝状授与)
松田理事長「コロナ禍で運営が厳しいなか、背中を強く押していただき大変ありがたい。SDGsの環境学習として子供たちの意識向上の学びにもなります。」
多くの学校からのお迎えに活躍
京都ライトハウスは「京都に盲学生のための図書館を」という視覚障害者の願いを受け、創立者の寄進など多くの人の協力で1961年に創立されました。その後も時代のニーズに合わせて新たな事業を加え、視覚障害者総合福祉施設として全国でも注目されています。そのなかの事業の一つの「あいあい教室」は、2019年4月から小学生から高校生までの受入を始めました。視覚に障がいのある子どもたちが、友だちと一緒に楽しく過ごすことができ、保護者の方も相談しやすい施設として運営を続けています。
寄贈された車両は、「あいあい教室」の放課後等デイサービスに通う子供たちを放課後に地域の学校に迎えにいき、また放課後支援後には自宅に送る車両として使われます。「あいあい教室」としてこれまで送迎用車両として1台を持っていましたが、この度の寄贈によって、「あいあい教室」に通う子どもたちの送迎がより広い範囲で出来るようになると職員の方々に喜ばれています。
(写真 車両を見る子どもたちとあいあい教室の職員)
日産サクラとV2H充電器
今回の寄付では、日産サクラに加え同車の充電並びに非常時に活用できるV2H対応の充電器についても大会収益金より購入し寄付しました。これにより、サクラに蓄えた電力を取り出し、災害時には緊急時の連絡や情報収集のためにインターネットや電話などへの給電に使われ、福祉避難所としての役割を担うことを想定しています。車両を送迎や活動でご利用いただくことに加え事業継続対策、いわゆるBCPのツールとしても活用されます。
(写真 寄贈された日産サクラと充電器)
(写真 車体には京都府共同募金会のマークとMKチャリティカップ協賛社一同のシール)
(写真 第15回MKチャリティカップの協賛社208社の助成を示す)
(写真 V2H対応の充電器)
2006年から続くMKチャリティカップ、前回大会でまさかのアマチュア女子優勝
MKグループでは、2006年より障害者へのチャリティを目的としたプロボウリング大会「MKチャリティカップ」を毎年開催しています(2020年及び2021年は新型コロナウイルス感染拡大により中止)。
1970年代から、身障者優先乗車運動をはじめとして、社内のチャリティ活動も積極的に行ってきましたが、一社でできることに限界を感じ、17年前からプロスポーツ大会を主催しています。大会の開催を通じてギャラリーや協賛会社、プロスポーツ選手など「チャリティの輪」を広げることで、より多くのチャリティを障害者にお届けすることができる、と考えるからです。これまでの大会で集まったチャリティ金は累計1億1600万円を超え、寄付施設数はのべ214箇所を数えます。
また、集まったチャリティ金を元に福祉施設に必要な物品をプロボウラーとMKの社員が直接お届けする活動も行っており、障害者を取り巻く厳しい環境を目の当たりにし、継続的な支援の必要性を実感しています。昨年の第15回大会では660万円のチャリティ金が集まり、京都府下4施設に必要とされている物品に形を変え、寄付・助成を行ったことに加えて、本大会史上初となるアマチュアの近藤菜帆選手(当時)が優勝し、当初女子優勝副賞として予定していた「日産サクラ」が提供されなくなったことを受け、同車両及び災害時に活用できるV2H対応の充電器を大会収益金から購入し、京都府共同募金会での選考を経て京都ライトハウスへの寄贈が決定されたものです。なお、電気自動車の寄付・助成につきましても大会初の取組となります。
2023年5月の寄贈活動の様子は、
MKメディア https://media.mk-group.co.jp/entry/charitycup-donation-2023/
寄付活動実績
寄付施設数 | のべ214か所 | うち京都府下143か所、震災復興支援71か所 |
チャリティ金 | 合計1億1,611万円 | うち京都府下4,860万円、震災復興支援6,751万円 |
本年も9月14日~16日の3日間、京都市北区のMKボウル上賀茂で「第16回MKチャリティカップ」を開催することが決定しています。第16回MKチャリティカップの大会概要は、
MKチャリティカップ https://www.mk-group.co.jp/charitycup/
大会概要
大会名 | チャリティオープンボウリングトーナメント |
運営 | ■主催 MKグループ ■公認 公益社団法人日本プロボウリング協会 ■主管運営 MKチャリティカップ実行委員会 |
後援 | 京都市、京都府、(公財)全日本ボウリング協会、(一社)京都府ボウリング連盟、 日本ボウラーズ連盟、(公社)日本ボウリング場協会 |
協賛 | ■特別協賛 日産自動車販売株式会社、AIG損害保険株式会社 ■協賛 協賛各社 |
開催期日・会場 | 男女とも |
参加選手 | 【プロ】男子108名、女子72名 |
賞金総々額 | 1,040万円 |
チャリティ | 本大会は収益金に加え、公益社団法人日本プロボウリング協会並びに協賛各社からのチャリティを自治体を通して寄付し、障がいのある方々の福祉向上に役立てていただきます。 |
入場券 | 一日券 1,000円 |
大会事務局 | エムケイ株式会社アミューズメント事業部内 |
(写真 第15回MKチャリティカップ表彰式。MKグループのマスコットキャラのマシュー(左)とカロン(右))
(写真 第15回大会女子優勝の近藤菜帆選手。アマチュアの優勝は大会初。近藤選手は2023年にプロ入り)
(写真 授産施設による出店)
(写真 必要とされる物品を寄贈した施設)
関係各社のコメント
日本プロボウリング協会のコメント
優勝者の副賞として男女それぞれに新車が提供されるという、選手にとって最高にモチベーションが高まる夢の大会である「MKチャリティカップ」。この度は前回大会の女子優勝者がアマチュア選手だったことから「寄付」という形が生まれ、「日産サクラ」は災害時の非常電源としても使用できる、まさに「チャリティカップ」という名に相応しい場所にお送り出来ました。
プロボウリングを通じ、社会貢献ができますよう今後も取り組んで参ります。
(写真 公益社団法人日本プロボウリング協会 谷口健会長)
日産自動車販売株式会社のコメント
今回はご縁があり京都ライトハウス様に日産サクラをお使い頂けることになり大変うれしく思っています。V2Hも設置され送迎だけで無く非常時の施設の電源として活用頂けるとのことで福祉活動だけに留まらず地域貢献活動にもお役立て頂ければ幸いでございます。
エムケイホールディングス株式会社のコメント
毎年200社を超えるMKチャリティカップの協賛社のお陰で寄付活動を続けられることに感謝します。一社ではできないことをチャリティの輪を広げていくことで、今後も地域への貢献につながればと思います。
京都府共同募金会のコメント
MKグループ様及びMKチャリティカップの協賛社並びに関係の方々には、長年にわたり、京都府共同募金会を通じて、障害のある方々への御支援をいただいておりますことに、心からの感謝と敬意を表します。今後も、「困ったときは、おたがいさま。支える方々を支える」赤い羽根共同募金への御支援を賜りますようお願い申し上げます。
京都ライトハウスのコメント
送迎はご要望も高かったのですが、京都市からの補助金が削減されるなど運営状況が厳しい中思案しておりましたが、今回のご寄贈により送迎範囲を広げることが実現できました。ご家族様からもこれにより安心できて喜んでいる旨のお声をたくさんいただいています。本当にどうもありがとうございます。環境にも優しい電気自動車「サクラ」をきっかけに、SDGsについてなどの社会的な課題についても子どもたちと一緒に考えるきっかけにしていきたいです。
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