高齢者のワクチン接種予約サイトが難解すぎる!
デジタルデバイドの解消ではなくデジタル上のサービス設計の見直しが必要
令和3年5月17日、日本初といえる人生100年時代の会員制地域交流サロンであるオトナ塾grandを運営する株式会社チャッカバン(本社:神奈川県横浜市旭区 代表取締役社長:平井直人)は、事前の来店ご予約をいただいた方と共に、皆さんのスマートフォンからインターネットを経由してのワクチン接種予約をサポート致しました。無事に参加者7名の全員が予約を取ることは出来ましたが、一方で、予約サイトの課題も浮き彫りとなりました。
■参加した高齢者の感想■
・そもそもQRコードの読み方がわからない
・読み取ってダウンロードしたが「どこを押せば良いかわからない」
・9時になったが繋がらず「画面の下をスクロールして見なければアクセス状況もわからない」
・無事にアクセスできたあと、「会場選択」の仕方がわからない
・メールアドレスが必要と認識しておらず、メールアドレスを探すのに手間取った
■予約サポートしたオトナ塾スタッフとしての感想■
・高齢者向けの予約サービスでありながらユーザー(高齢者)に全く寄り添った設計となっていない
・事前に送られてくる接種予約券の中にもネット予約の案内はない
・ダウンロードから予約完了までの流れがまったくわからない
日々、医療、保健衛生筆頭に行政のご担当の方のご苦労は大変なものと想像致しますが、
今回の「高齢者向けのワクチン接種」という事象に限っては、全くもって残念な現状が浮き彫りとなりました。
ほぼ3人に1人が高齢者という2021年の現実世界における課題として、「シニアのデジタルディバイト」という言葉を耳にしますが、この言葉は「デジタルがわかる人」から発出されている「上から目線」の言葉だと感じます。
今回の「高齢者向けの」ワクチン接種予約サイトが象徴するように、そもそも、サイトの設計がユーザーである高齢者の方に不親切極まりなく、「デジタルがわかる人」がユーザー目線を意識することなく、設計している気がしてなりません。
株式会社チャッカバンは、高齢化先進国と言われる日本を、年を取ることが「いいね!」と思える、思われる世の中に変えていくべく「NO TSUNAGARI NO LIFE〜高齢化社会を高繋化社会に〜」をビジョンに掲げて、人と人、人と地域の繋がりを創って参ります。
まだまだ当面はリアルでの接触が難しい状況が続いていきますので、スマートフォンを使いこなしていただくための「平日アプリ塾」や、スマートフォンに関するお困りごと相談である「パーソナルサービス」を通じて、地域の高齢者の皆さんに、便利なデバイスであるスマートフォンを使いこなして、交流をして頂けるように活動して参ります。
【お問い合わせ先】
株式会社チャッカバン
神奈川県横浜市旭区二俣川1−3−2相鉄ライフ二俣川3階
担当者:平井直人(代表取締役社長)
TEL:045−465−4058
E-mail:hirai@chakkaban.com
HP: https://chakkaban.com
【店舗SNS】
フェイスブック:https://www.facebook.com/OTONAgrand
公式LINE:https://lin.ee/yQod3Pe
インスタグラム:https://www.instagram.com/otonagrand/?hl=ja
ツイッター:https://twitter.com/grand60419677
【会社概要】
・社名:株式会社チャッカバン
・設立:令和元年10月25日
・代表取締役社長:平井直人
・株主:株式会社ザイマックス、平井直人
・取引銀行:横浜銀行 横浜駅前支店
<社名の由来>
「株式会社チャカバン 」は、オトナ塾grandという、人が元気になれる、ありたい自分が見つかる「着火場」を創出する会社です。安心、安全な着火場の「番人」であり、そんな着火場を全国一円に創出する「MEN(人)」の集団でありたいとの思いから命名致しました。
【代表・平井直人プロフィール】
■学生時代
1998年関西学院大学卒業。学生時代は2年生の秋シーズン直前までアメリカンフットボール部に所属。日本一になるためのマインド、行動、仲間、組織、、、沢山の大切なことを学びました。怪我による挫折で退部をした自身への自責の念から自暴自棄となり、その後2年留年。留年中に受講した英語の授業で、オーストラリアで日本語教師をする機会があることを知り、即座に応募。翌年より1年休学し、豪州・パースの私立学校に日本語補助教員として勤務。この一年の最終日、将来の誓いとして「学校を創る」という夢を持ったことが現在の起業に繋がっている。
■サラリーマン時代
1998年春~2019年9月までのサラリーマン生活。大学卒業後、リクルート系列の不動産管理会社に就職し、同社がリクルートよりMBOにより独立し(株)ザイマックスとなる。海外ではメジャーなプロパティマネジメントという領域の仕事で、2000年に法改正され勃興期を迎えることとなる不動産の証券化市場において、パイオニアかつトップシェアとして業界を牽引する仕事に充実した日々を過ごす。幸い、上司や同僚にも恵まれ、転職をすることなくずっと1社で仕事をしてきました。2006年に東京に転勤して以降は、一貫してショッピングセンター、商業施設の開発、運営、テナトリーシングに携わる。仕事を通じて、間接的にではありますが、「作ってくれてありがとう」、「この店を連れてきてくれてありがとう」、「この地域に活気を取り戻してくれてありがとう」と言われたことが、最大の仕事のモチベーションでした。
■起業のきかっけ
2018年7月7日、札幌に出張中、北海道ミシュランに最多掲載された名店飲食ビルの開発をご一緒した方が突然の事故で急逝されたとの知らせを「偶然」にも札幌で知る。当たり前に命には限りがある事、その命をどう使うのか、誰のために使うのか、自分にしかできないことをすることが人生だと思い至り、起業を決意。代わりの利くサラリーマンではなく、平井直人だからこそできる事業に残りの人生を費やすことを決断致しました。
■なぜに交流サロンなのか?
全国の商業施設の開発、再生を手掛けていましたが、今回のコロナ禍以前より、ECの影響を受けてリアル店舗には閉店、整理の動きが出始めていました。とりわけ、住宅地に立地する郊外立地の商業施設の多くは、閉店店舗の後継が決まらず、空いたままの状態が続いていました。こうした施設には、多くのテナントが顧客ターゲットに据える子育てファミリー層の来店は少ないのですが、元気なお年寄りの方は来店されていました。ただ、彼らが楽しんで、時間を過ごせる場所を提供するテナントはそもそも少なく、大手チェーンでは、女性向けフィットネスのカーブスが思いつくぐらいでした。これまでは、空き区画にテナントを紹介することを通じて「ありがとう」と言われていましたが、自らテナントとなることで、お世話になってきた施設オーナーの方にも、立ち寄るところがなかったお年寄りの方にも「作ってくれてありがとう」と言ってもらえることこそが、自身の使命だと感じました。その後、50名の方へのインタビュー等をするなかで、「地元で、家族以外の人とのコミュニティがあると人生は楽しい」と感じる人が9割を超えている事実を発見し、まさに学生時代に抱いた「学校を創る」ということは、「交流サロンを創る」ことだと自分の中で思い至りました。
■これからの夢
いくつになってもチャレンジが出来る体(医療・介護)と、お金(金融)と、仲間(社会)をもって、生き生きと過ごす人が増えていけば、そんな人が集まる空間が日本に溢れていけば、『年を取ることが「いいね!」と思える世の中は実現できる!』と、大真面目に考えています。シニアという言葉には、お年寄りに対するネガティブなイメージも伴います。また、そもそもこれからの時代においては、物理的な年齢で人をカテゴライズする意味さえ薄れていきそうです。そんな意味も含んだ「シニア」ではなく、「オトナ」が、「来ると元気になれる」、「ありたい自分が見つかる」居場所として、「オトナ塾grand」を日本中に多店舗展開していきたいと考えています。1,000店舗の出店が当面の目標ですが、私の夢そのものは、『年を取ることが「いいね!」と思える人生100年時代の実現』そのものです。
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