医療機関へ提供している子宮内フローラ検査を基にした自宅でできるセルフ検査キットを株式会社ファミワンと共同事業化
ティザーサイト(https://flora.famione.com/)にて先行登録を開始
Varinos株式会社はゲノム医療の実現化を目指し、現在は生殖医療および産婦人科領域を中心に女性のヘルスケアを支える新規の臨床検査を開発・提供しております。当社は最新のゲノムテクノロジーを活用して「子宮内フローラ検査」を独自開発し、世界で初めて医療機関向けの検査サービスとして実用化いたしました。「子宮内フローラ検査」は、現在140以上の日本全国の不妊治療クリニックや大学病院に導入されています。
この子宮内フローラ検査の技術を用いて、医療機関にいかなくとも自宅で腟内検体を採取することで簡易的に子宮内フローラの状態を検査できる一般消費者向けの [腟内検体採取式 子宮内フローラCHECK KIT] を開発いたしました。2021年春頃のサービス展開を目指して現在準備を進めており、サービスの購入や結果の報告は株式会社ファミワンを介して行われる予定です。これにより、手軽に自身の子宮内フローラを知ることで、自身の妊活の選択肢を広げ、また正しい理解を持って適切な妊活や不妊治療へ一歩踏み出す契機となれればと考えています。
[コンセプトイメージ]
ティザーサイト: https://flora.famione.com/
[子宮内フローラ]
近年の科学技術の進展により、これまで無菌とされていた子宮内にも細菌が存在し、女性や胎児にとって有益な細菌叢(フローラ)を構成していることがわかってきました。
子宮内フローラで一番大切と考えられているのが、乳酸を産生する乳酸桿菌ラクトバチルス菌です。
子宮内・腟内ラクトバチルス菌の割合が少ないと妊娠の成功率が低いという複数の報告があり、妊娠の成立にはラクトバチルス菌がとても重要だと考えられています。
[Varinos株式会社]
診断や治療方針の決定にゲノム情報を利用するゲノム医療の実現化を目指したベンチャー。他国から遅れをとっている日本のゲノム検査業界をけん引すべく、本格的なゲノム解析が実施できる衛生検査所として、精度管理を徹底しながら次世代シークエンサーを使った新しい検査サービスを医療機関に提供してゆく。子宮内フローラ検査を世界で初めて実用化し、直近では、日本産科婦人科学会が主導するPGT-A多施設特別臨床研究に解析機関として参加している。最新のゲノム検査をタイムリーに市場に投入することで日本のゲノム医療の活性化を図り、医療の現場でゲノム検査がもっと身近なものになる社会の実現を目指す。中小企業基盤整備機構が主催するJapan Venture Awards 2020(2020年2月25日:虎ノ門ヒルズフォーラム)では経済産業大臣賞を受賞した。
会社ホームページ: http://www.varinos.com/
[株式会社ファミワン]
「子どもを願うすべての人によりそい 幸せな人生を歩める社会をつくる」をビジョンに掲げ、LINEを活用した妊活コンシェルジュサービス「famione(ファミワン)」(https://lp.famione.com/)を提供している。「famione(ファミワン)」ではユーザーがLINEのアカウント登録をすることで専門のチェックシートが届き、その入力内容を分析し、ユーザーの妊活状況に合わせたアドバイスを提供している。不妊症看護認定看護師や臨床心理士、培養士、NPO法人Fineの認定ピアカウンセラーなど、多くの専門家によるアドバイスを受けることができ、妊活を意識し始めたばかりのタイミングから、病院選びや治療中までのあらゆる過程をサポートしている。また、小田急電鉄などへの企業への福利厚生導入、神奈川県横須賀市への自治体提供、東京大学等との共同研究も行っている。
会社ホームページ: https://famione.co.jp/
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