リアルZ世代のトレンドを調べるZ総研トレンド通信〜Z総研トレンド通信Vol.4『ゲーム編』〜
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Z総研とは、国内初となる「Z世代」を研究対象としたシンクタンク組織です。シンクタンクとして機能すべく、調査結果や専門知識をレポートなどで企業やメディアに提供するのはもちろんのこと、従来のシンクタンクでは行われづらかった、その先のクリエイティブプランの提案まで行える組織を目指しています。
Z総研トレンド通信では、Z総研が抱えるリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーにヒアリングを実施し、「Z世代」で今流行っていることをお知らせいたします。
第四回はZ世代のゲーム事情に対するトピックスを深堀りと、リアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへのアンケートをとりました。
調査時期:2020年7月28日~8月3日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国、12〜15歳11名、16〜18歳18名、19〜22歳19名、23歳〜25歳8名、年齢未回答1名、計男女58名
■「Z世代」のゲームに対するトピックス
- 情報サイトとSNSを使い分けて情報収集
アンケートの結果ゲームをプレイする時間は夜がいちばん多く、プレイする時間は30分以上1時間未満が全体の約30%を占め、1番多い結果となりました。
ゲームをプレイするのは大体21時や22時ごろからと言う意見が多く、夕飯などが一通り済んでからやり始めるそうです。長い時は7時間ほどゲームをしているというリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーもおり、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴うおうち時間の増加で自粛中は特にゲームをしている時間が普段より長かったとのことでした。
情報収集をしているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーの割合は約51%と半数を少し上回る結果となりました。情報収集といえばZ世代はSNSを利用することがほとんどですが、ゲームでは情報サイトを活用している人も多く、約34%と3番目に多い結果となりました。
リアルZ世代コミュニティ所属のメンバーによると、SNSよりも情報サイトの方が定番の情報から細かいマイナーな情報まで載っているので視覚的にわかりやすいため使っているそうです。また、自分にとってわかりやすいサイトを見つけたらそれをずっと見るという意見も上がりました。
情報収集はゲームをプレイしてわからないところがあった場合、苦戦した場合や勝ちに行く場合といったタイミングでプレイしながら調べるという意見が多く上がり、YouTubeで調べる際にはそのゲームの名前で調べて出てきた人を見るといった特定の実況者を決めずに見ることが多いとのことでした。
また、広告から新しいゲームを知ったというリアルZ世代コミュニティーのメンバーも多く、ゲームの広告は他の種類の広告と比べるとそこまで嫌悪感を抱かないと言っているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーもいました。
- オンラインでの交流、対戦相手はリアルの友達だけじゃない
アンケートの結果オンライン上での交流、対戦をするというリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーは約60%となり、オンラインでの交流が当たり前になりつつあると感じます。
特にFPS(ファーストパーソン・シューティング/一人称)視点(※1)やTPS(サードパーソン・シューティング/三人称)視点(※2)などのゲームでオンラインでの交流をすることが多く、一緒に戦う人を募るためのゲーム用Twitterアカウントを持っているというリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーもいました。
また、ゲームを一緒にやる人たちとのグループをLINEやDiscordなどで作って遊んでいるとのことで、ボイスチャットをしながら協力して敵チームと戦っているそうです。
オンライン上でできた友達とリアルの場で会う際には本当にこの人は信用して大丈夫かをゲーム配信のコメント欄やSNSでの行動をよく見て判断しているとのことで、彼女たちなりに様々な判断基準をもってオンライン上の友達との交流を楽しんでいることがわかります。
(※1)FPS(ファーストパーソン・シューティング/一人称)視点とは、操作キャラクター自身の目線の位置がカメラ視点になるモードで、実際に自分がゲームの中にいるような感覚でプレイすることができます。
(※2)TPS(サードパーソン・シューティング/三人称)視点とは操作キャラクターの少し後ろの客観的な視点でプレイするモードです。
引用:https://appmedia.jp/pubg
- 課金は計画的に
アンケートの結果ゲームに課金しているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーは約31%で、課金をしたことがない人が大きく上回る結果となり、課金へのハードルはまだまだ高いように見受けられます。
課金をしたことがあるリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへの毎月どれくらい課金しているかのアンケートでは500円未満が1番多く、比較的少額を課金している人が多いことがわかります。
実際に課金している内容をリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーに尋ねたところ、効率的にゲームを進めるためのアイテムなどへの課金、ビジュアルを自分好みにしたり好きなキャラクターを手に入れるため、限定のものを手に入れるためという意見が多くあがりました。他にもオンラインでの対戦をするのに欠かせないコンテンツへの課金など目的を持った課金をしている印象でした。
また、課金しすぎて依存してしまわないように周りの友人へどれくらい課金をしているかを聞いたり、自分のルールを決めるなどして楽しんでいるようです。
他にも趣味を持っているリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーも多く、そちらとのバランスも意識して課金をしているとのことでした。
今後も「今、Z世代に流行っている事象」をZ総研が抱えるリアルZ世代コミュニティ所属のメンバーにヒアリングしていく予定です。リアルZ世代コミュニティに所属して活動したいZ世代の方や、Z世代にヒアリングしたい企業様は、以下のメールアドレスからお問い合わせください。
Info@zet.tokyo
また、今回の「ゲームについて」のヒアリングの詳しい内容は、こちらのnoteで9月上旬に公開予定です。
Z総研公式noteアカウント:https://note.com/zet_tokyo
Z総研公式Twitterアカウント:https://twitter.com/Zsouken
Z総研公式サイト:https://www.zet.tokyo/
■プロジェクトメンバー
WHITEJOKEは、新時代=若者のボイスを元に、若者視点でのプロモーション、コンテンツをプランニングするクリエイティブユニットです。既存概念やシステムに囚われない、ダイバーシティに富んだ今の若者ボイスを正確に捉え、クライアントや社会の課題解決に対して、企画立案からプロモーション実施までを行います。
会社概要
会社名:WHITEJOKE , inc
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-7-6
代表取締役社長:望月勇哉
事業内容:ボイスリサーチ、PRプロモーション企画、コンテンツマーケティング
株式会社N.D.Promotionは、原宿系モデル・タレントのマネジメント及びメディア運営、若年層マーケティングを展開する総合エンタメ企業。運営しているZ世代女子向けメディア「Nom de plume」はTwitter400,000フォロワー、Instagram100,000フォロワーとSNSを中心に若年層女子へ圧倒的なリーチ力を持っています。
会社概要
株式会社N.D.Promotion
URL:https://www.ndpromotion.co.jp
設立:2014年7月8日
代表取締役社長:金丸雄一
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-1 渋谷S-6ビル3F
業務内容:プロモーション事業・芸能事務所(モデルマネジメント)・メディア事業・インフルエンサーアサイン・ 広告代理業 ・クリエイティブ制作事業(映像・スチール)・主にZ世代をターゲットとしたプランニング事業
株式会社オールブルーは、全く新しい手法で広告、プロモーション、PRにアプローチしていくコンテンツブティックです。企業ブランディング、商品広告、イベント、キャンペーン・・・etc.クライアントの課題解決に対して、プロモーションから事業開発、採用活動までもをワンストップで提供。
会社概要
会社名:株式会社オールブルー
本社所在地:〒107-6322 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
代表取締役社長:助野 太祐
事業内容:メディア運営、PRプロモーション企画、コンテンツマーケティング
株式会社ZEROは、インフルエンサーの唯一無二の才能と共に未来を創造することを軸に、事業の起ち上げ、企業との広告コミュニケーションデザイン、映像・音楽制作、オフラインのイベント空間の演出、ファンコミュニティのデザインまで、従来の手法に捉われない統合的な手段で企業をサポートするインフルエンサーマーケティング業務を展開。
会社概要
会社名:株式会社ZERO
本社所在地:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町3-6 1F-A 大和田第2ビル
代表取締役社長:土屋匡範
事業内容:インフルエンサーを主としたO2Oイベント/広告代理/マーチャンダイジング、SNSコンサルティング/運営/制作代行
■本件に関するお問い合わせ先
Z総研 運営事務局
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-1 渋谷S-6ビル3F(N.D.Promotion内)
MAIL:info@zet.tokyo
担当:道満
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