PRISM BioLab、13億円のシリーズC資金調達を実施
独自のペプチド模倣技術で難治性疾患の創薬を目指す
【資金調達の目的】
当社は独自の創薬基盤を活用して新規ターゲットに対する臨床候補化合物を見出しており、3つ目のパイプラインとして臨床試験に入るべく前臨床試験を進めるとともに、研究開発体制の強化と内部統制体制の構築によりさらなる成長を目指します。
【投資家からのコメント】
■DCI パートナーズ株式会社(リードインベスター)代表取締役社長 成田 宏紀
「今回リードインベスターとして参画させて頂きました。PRISM BioLabのPepMetics®は、低分子化合物により今まで創薬が困難であった標的を狙える画期性の高い技術と考えています。今回の調達資金で研究開発が更に加速し、革新的な医薬品の創出に繋がることを期待しています。」
■Newton BioCapital Partners SPRL(コーリードインベスター)アラン・パートーンス、マネージング・パートナー兼代表社長
「共同主幹事の投資家として、またベルギーを拠点とするファンドとして、日本で生まれた革新的な技術を支援できることを大変うれしく思います。PRISM社のライブラリーは、α-helixやβ-turnを模倣した化合物で構成されており、膀胱がんをはじめとする様々な疾患の新たなターゲットである天然変性タンパク質間の相互作用を阻害することができます。最近、PRISM社が世界的な製薬会社との提携をしていることも、そのユニークなアプローチに大きな可能性を示しています。今回の資金調達により、PRISM社が創薬分野におけるリーディングカンパニーの一つとなるよう支援していきたいと考えています。」
■DBJキャピタル株式会社 代表取締役社長 内山 春彦
「前回出資時からパイプライン、基盤技術を活用した製薬会社との共同研究の双方で大きな進展があり、追加投資しました。今回の資金調達で得た資金を基にPRISMの研究開発が更に加速することを期待しております。既存投資家として引き続き支援いたします。」
■株式会社ヘルスケア・イノベーション 代表取締役社長 宮田 満
「名だたるビッグファーマに技術導出、治験入りした2つの自社新薬の開発も順調です。独創的なペプチド設計技術を持つPRISM BioLabを、来るべき中分子医薬時代のパイオニアとして期待しております。」
■株式会社Gemseki(株式会社新日本科学・企業ベンチャーキャピタル)代表取締役社長 永田 一郎
「当社は事業開発プラットフォーム事業に加え、画期的技術を有するスタートアップに積極的に投資する投資事業を展開しております。PRISM BioLabの独自の創薬基盤技術は、これまで医薬品開発が難しいとされていたターゲットに対する創薬を可能とする大きなポテンシャルを秘めた技術です。PRISM BioLabが人類および社会に貢献する創薬を支える一員となることを確信しております。」
【代表取締役 竹原 大のコメント】
「既存投資家のみなさま、そして今回の多額のご支援をいただいた投資家のみなさまに心より感謝申し上げます。今回調達した資金をもとに、当社の創薬基盤のグローバルな認知を高め、多くの新たな治療薬を生みだすべく、研究開発を推進して参ります。」
【PRISM BioLabについて】
PRISM BioLabは、独自に開発したαヘリックス・βターン擬態技術を活用して、低分子化合物によるタンパク質間相互作用(PPI)の制御による創薬を目指しています。PRISMは、細胞内で様々な信号を伝達するPPIを制御する独自のペプチド模倣技術である『PepMetics®』を構築し、癌や線維症分野の臨床パイプラインを創出するとともに、国内外の多数の大手製薬会社と提携して新たな創薬標的に取り組んでいます。
【会社概要】
社名 :株式会社PRISM BioLab(PRISM BioLab Co.,Ltd.)
創業 :2006年11月
本社所在地:神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1湘南アイパーク
事業内容 :創薬技術開発及び創薬
代表取締役:竹原 大
U R L :http://www.prismbiolab.com/
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