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尾畑酒造株式会社
会社概要

佐渡の酒蔵に東京大学と芝浦工業大学の研究室が誕生!ゼロカーボンの先にある持続可能な未来社会の実現を目指して。

東京大学未来ビジョン研究センターおよび芝浦工業大学地域共創基盤研究センターによる佐渡研究室の開所式が6月4日、新潟県佐渡市の学校蔵で行われました。

尾畑酒造株式会社

佐渡市の尾畑酒造が廃校を酒蔵として再生させた学校蔵に、東京大学未来ビジョン研究センターと芝浦工業大学地域共創基盤研究センターのサテライト拠点として研究室が設置され、6月4日に関係者が集まって開所式が執り行われました。東京大学未来ビジョン研究センター、及び芝浦工業大学は佐渡市と包括連携協定を結んでおり、尾畑酒造ともそれぞれ約10年来の協働を続けてきました。今後は課題先進地・佐渡島から課題解決型実証実験を通して、エネルギーや資源の地域循環から持続可能な地域づくりの創造に向けて共創活動を進めてまいります。なお、両センターとも学外に研究室を設けるのは初めての試みとなります。
  • 酒蔵「学校蔵」に大学の研究室が開所

尾畑酒造株式会社(佐渡市)は廃校を酒蔵として再生させた「学校蔵」で酒造りを行っています。この度、学校蔵の中に東京大学未来ビジョン研究センターと芝浦工業大学地域共創基盤研究センターの拠点となる研究室が設置され、大学関係者や佐渡市長など参列のもと開所式が行われました。

式では東京大学未来ビジョン研究センター長の福士謙介教授、菊池康紀准教授、芝浦工業大学地域共創基盤研究センター長 栗島英明教授、同大学建築学部の蟹澤宏剛教授、佐渡市 渡辺竜五市長、尾畑酒造株式会社 平島健社長、尾畑留美子専務らが出席し、研究内容や今後のビジョンについて説明を行いました。

学校蔵の外観学校蔵の外観

テープカット(写真右から東京大学・福士教授、芝浦工大・栗島教授、渡辺佐渡市長、尾畑酒造・平島社長)テープカット(写真右から東京大学・福士教授、芝浦工大・栗島教授、渡辺佐渡市長、尾畑酒造・平島社長)

開所式の様子開所式の様子

  • 研究室開所までの背景

尾畑酒造と東京大学未来ビジョン研究センター(旧 東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構)は2014年に「佐渡西三川地区太陽光発電実証試験に関する確認書」を交わし、学校蔵における再生可能エネルギーを取り入れた酒蔵の可能性についての研究をスタートさせました。その後、可能な限り自主電源を使用する地域循環型のゼロカーボン・ブリュワリーを目指すために協力を続けています。

学校蔵の太陽光パネル学校蔵の太陽光パネル

学校蔵の仕込み学校蔵の仕込み

佐渡市と東京大学は2013年より地域のエネルギー自立化に関する取組を始め、自然資本を最大限に活用した自立可能で持続可能な地域社会の実現に取り組むため、佐渡市と東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(現 東京大学未来ビジョン研究センター)との間に自然共生社会の実現に向けた連携・協力に関する覚書を結びました。その後、各種府省の研究プロジェクトや産学官連携の取組を続けています。


また、尾畑酒造と芝浦工業大学は、2011年より建築学部建築学科(旧 工学部建築工学科)の蟹澤宏剛研究室が佐渡島において木材を使った伝統的な建築や工法を学び実践する「佐渡木匠塾」との協業を始め、学生たちが学校蔵を舞台に学びながら制作した作品を多くの方に見て使って頂けるようにしています。

芝浦工大「佐渡木匠塾」芝浦工大「佐渡木匠塾」

2022年、芝浦工業大学は社会的課題の解決と持続的な地域づくりの創造に向けて地域社会の発展及び世界貢献に資する人材育成と地域産業の振興に寄与することを目的として、佐渡市と脱炭素地域及び地域経済循環の形成などに協力・連携して取り組む包括連携協定を締結しています。


このような背景のもと、東京大学未来ビジョン研究センターと芝浦工業大学地域共創基盤研究センターの研究室が外部施設としては初めて、佐渡島の学校蔵の元音楽室に設置されることとなりました。


  • 地域との共創の場づくり

佐渡市と両センターは、地域の持続的な発展のためにネットゼロカーボンへの取り組みを地域の環境・生態系、食料生産、雇用、伝統・文化の発展など地域の豊かさに繋げられるような社会実装を可能とする方法論を開発していくにあたり、アクション・リサーチ(課題解決型実証研究)を通じて複合的な社会課題(エネルギー、資源循環、生態系保全、健康長寿、医療福祉、安心・安全・Well-being、地域文化等)に横断的・自律的に対処可能な社会システムの仕組みを実現していきます。

今回の研究所開室はこれらの活動の一環であり、常駐者は置きませんが、学校蔵を含め、島内で展開されている他のプロジェクトとも共創しながら ゼロカーボンの先にある持続可能な社会を目指すための取り組みを行ってまいります。また、モノづくりを通じた共創ワークショップや人材育成なども予定しています。


  • 尾畑酒造「地域循環型ゼロカーボンブリュアリーを目指して」

尾畑酒造㈱社長・平島健尾畑酒造㈱社長・平島健

「尾畑酒造は、地域循環企業=ローカル・サーキュレーション・カンパニーを標榜しており、そのひとつの目標である地域循環型ゼロカーボン・ブリュワリーの実現を目指すにあたって、これを機に両者と更なる連携を深めてまいります。また、学校蔵に研究室が設置されることで、まさに共創の場として佐渡と大学との交流が成されることによって、新たなる人の循環から新しい希望が生み出せれることを期待しています。」

(尾畑酒造株式会社 代表取締役社長 平島健)

尾畑酒造では、地域循環型日本酒として佐渡の自然のハーモニーから生まれるという意味合いを込めた「Kanadelかなでる」を通して、活動の進化を発信してまいります。

学校蔵の酒「かなでる」シリーズ学校蔵の酒「かなでる」シリーズ


【学校蔵が生まれるまでのストーリーについて】
 廃校を日本酒造りの場として再生した「学校蔵」が「日本酒特区」第一号に認定。老舗蔵元が挑む持続可能な地域づくりの軌跡→ https://prtimes.jp/story/detail/AxM31NF7EbK


【学校蔵の2023年夏の予定】

学校蔵では冬の環境を整えて夏に仕込みを行っています。2023年は5月中旬より

7本のタンクを仕込みます。酒造りと共に、ヒトの循環を生み出す下記のプロジェクトも実施します。

●「学校蔵の一週間酒造り体験プログラム」(~9月上旬まで全7回)

 国内外から体験者が集まり、日本酒とともに地域を学ぶプログラム

 https://www.obata-shuzo.com/home/gakkogura/gg_taiken_form2023.asp

学校蔵の酒造り体験プログラム学校蔵の酒造り体験プログラム

●「学校蔵の特別授業」(6月24日開催)

 藻谷浩介氏、養老孟司氏を迎え、”佐渡から考える島国ニッポンの未来”をテーマに実施する

 一日限りの白熱授業。

 https://www.obata-shuzo.com/home/gakkogura/gg_school_form2023.asp

●コワーキングスペースの開所(夏予定)

その他
 
 《尾畑酒造株式会社について》

尾畑酒造株式会社尾畑酒造株式会社

w1892年創業。代表銘柄「真野鶴」「学校蔵」。
 米、水、人、そして佐渡。四つの宝の和をもって醸す「四宝和醸(しほうわじょう)」をモットーとして酒造りを続け、朱鷺の住む環境に配慮した酒米や、棚田保全に貢献する棚田米での酒造りにも取り組んでいます。
 2014年には廃校を第二の酒蔵として再生させた「学校蔵」の運営をスタート。
 住所:新潟県佐渡市真野新町449 尾畑酒造株式会社 代表取締役社長:平島健
 TEL:0259-55-3171 FAX:0259-55-4215
 HP: https://www.obata-shuzo.com/home/

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業種
製造業
本社所在地
新潟県佐渡市真野新町449
電話番号
0259-55-3171
代表者名
平島健
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
-
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