組み込み型のものづくりサービス「Printio(プリンティオ)」がシードラウンドで8,000万円の資金を調達。サービスサイトもリニューアルオープンし、ウエイティングリストも公開

工場のアップデートを進めながら、事業者のビジネスに「組み込める」ものづくりサービスを提供すべく、「Factory as a Service」としての開発体制を強化します

株式会社OpenFactory

組み込み型のものづくりサービス「Printio(プリンティオ)」を展開する「株式会社OpenFactory(本社:東京都港区南青山、代表取締役:堀江 賢司)」は、シードラウンドにて、New Commerce Ventures 株式会社 、愛知キャピタル株式会社、株式会社アルファ、その他法人及び個人投資家数名を引受先とした8,000万円の資金調達を実施しました。

〈Printio〉では、オンデマンドプリントに特化した印刷APIを用いた「オリジナルアイテムを1個からつくる」組み込みサービスを提供。2023年秋には、お手持ちのWebサイトに簡単に組み込めるノーコードのサービスもリリース予定で、さらに事業の成長を加速させてまいります。

資金調達に伴い、事業拡大のためのサービスサイトをリニューアルオープン。「組み込み型のものづくりサービス」としてビジョンである「Goodであること」の実現を目指します資金調達に伴い、事業拡大のためのサービスサイトをリニューアルオープン。「組み込み型のものづくりサービス」としてビジョンである「Goodであること」の実現を目指します

  • Printioについて

〈Printio〉は、事業者の課題を工場のアップデートで解決するFactory as a Serviceです 。工場のアップデートを進めながら、事業者のビジネスに組み込めるものづくりサービスを提供することで「ものづくりの民主化」 を進め、ものづくり業界の大量生産による環境課題の解決、在庫のない社会の実現を目指しています。

私たちの提供する「組み込み型ものづくり」はインターネット上で完結しがちな顧客体験にリアルの価値をプラスします。オリジナルデザイン商品を1個から製造、販売・ギフト、出荷することで、「必要な相手に必要な時に必要な数だけ直接届ける」ことが可能です。 自社商品を用いたパーソナライズサービスの開始、IPなどのコンテンツを用いて在庫不要のECを展開、任意のトリガーの基で入会特典などのオリジナルアイテムを製造して送付するなど、あらゆる活用方法があります。

私たちは、工場の中の製造ワークフローシステムと工場が注文情報を受け取る受注口、届けたい相手が直接注文できる注文窓口、オリジナルアイテムのデザインを登録するデザイン窓口、それぞれの効率化・API化を行っています。
各窓口をつなぐことで、エンドユーザー(最終消費者)を含む「届けたい相手」のアクションを起点にオリジナルアイテムを個別にお届けすることが可能となり、「組み込み型ものづくり」が実現します。

届けたい相手を起点とした製造が行えることは、組み込み型のものづくりの大きな魅力です。

届けたい相手からの要請を受けて初めて製造を始めるので、オリジナルアイテムを作りたい事業者の手間やリスクは大きく削減 されます。デザイン登録後の面倒な取りまとめや工場とのやり取りもなく、作りすぎや売り逃しが発生せず、在庫リスクや在庫管理も不要 で、付帯業務を大幅に削減可能です。さらに、作りすぎによる廃棄資材も発生しないため、サステナブルなものづくりも実現 できます。


事業開始より2年を迎えた2023年、〈Printio〉の連携アイテムは387SKUにのぼり、年間製造数は約8万個です。年間発注数は約5万回​で、最終消費者からの平均発注数は1.4個。最終消費者が欲しい時に1個から直接お届けできています。製造パートナー面では、9社の個別製造可能な専門工場、海外のPOD(プリントオンデマンド)サービス企業と繋がっています。


また、2023年秋には、小規模なプロジェクトやチーム、コミュニティなど、ITを専門にしていなくても使いやすいノーコードのWebサービスもリリース します。
「チームでオリジナルアイテムを作ったり、贈ったり、売ったり」できるWebサービスで、iFrameやURL発行を通して、届けたい相手に直接オリジナルアイテムを渡せるようになります。

Webサービスのウエイティングリストはこちら:https://printio.tayori.com/f/printio-waitinglist-new

※β版を使ってくださる事業者・団体も募集中です!上記のウエイティングリストからお申し込みくださいませ。
 

​〈Printio〉サービスサイト:https://printio.me/


  •  今回の資金調達について

今回の資金調達は、下記の投資家を引受先としています。

・New Commerce Ventures 株式会社

・愛知キャピタル株式会社

・株式会社アルファ

個人投資家

・佐渡島 隆平さん(セーフィー株式会社(Safie Inc.)代表 )


〈Printio〉のビジョンは「Goodであること」です。事業者やその先のユーザーにとっても、工場や工場で働く人にとっても、社会や環境にとっても、そして私たち自身にとってもGoodであることを目指して〈Printio〉は始まりました。Goodであることを掲げる以上、1度きりの現象ではなく、〈Printio〉のもたらす未来が“あたりまえ”の慣習として定着し、さらに“生態系”として循環するところまでを見据える必要があります。

組み込み型ものづくりは、「大量生産・大量消費」という既存の在り方を産業構造ごと変革します。私たちは、“必要な相手に必要な時に必要な数だけ直接届ける”ことが「ものづくりの新しい“あたりまえ”」になり、豊かなものづくりの生態系となって育まれることを信じているのです。

今回の調達した資金は、エンジニア採用・営業採用など開発体制と営業体制の両面の強化に活用します。
APIでの組み込みだけではなく、ノーコード化も行うことで「組み込み型のものづくり」をより多くの人が導入しやすい体制を構築する予定です。これからも、エンドユーザー起点での発注や、在庫を持たないオリジナルアイテムの在り方が“あたりまえ”の社会になるよう、全国の工場と共に準備を進めてまいります。


〈Printio〉では、オープンポジションでチームの一員となるメンバーを募集中。

採用についての詳細はこちら:https://printio.me/blog/careers-202303/


New Commerce Ventures 株式会社 / 代表パートナー・大久保洸平さん からのコメント

家業が印刷工場である堀江代表の語った「ソフトウェアにより日本のものづくり産業全体をアップデートしていきたい」という熱い思いに共感し出資させていただきました。ものづくりAPIの開発により、①ユーザーはより多様な商品に出会え、②事業者はコマース事業への参入が容易になり、③工場はDX推進・新たな商流開拓を行えるなど三方良しのビジネスを実現しています。世界的にも“embeded commerce”によるコマース事業の民主化はトレンドになっており、日本においてはOpenFactory社の皆様が推進してくれると期待しております。New Commerce Ventures一丸となり支援して参ります。


New Commerce Ventures 代表パートナー 大久保 洸平



愛知キャピタル株式会社(あいぎんベンチャーファンド1号投資事業有限責任組合)
 / 代表取締役 磯部勝雅さん からのコメント



あいぎんベンチャーファンド(愛称:金しゃち)は成長性のあるベンチャー企業への支援を通じて、地域活性化に寄与することを目的としています。OpenFactory社の提供するサービスは、大量生産大量廃棄というアパレル業界における環境課題の解決に繋がるものと期待しています。また、愛知キャピタルの母体である愛知銀行グループの取引先を含めた地域の中小製造工場のDX化推進、生産性向上にも貢献できるビジネスであり、当ファンドとしても今後一層の支援をしてまいりたいと思います。


愛知キャピタル株式会社 代表取締役 磯部 勝雅


株式会社アルファ / 代表取締役社長 高尾宏和さん からのコメント
 


株式会社OpenFactoryならびに堀江社長が提唱される「必要な相手に必要な時に必要な数だけ直接届ける」という概念・行為は、弊社の事業領域においても、新たな可能性を生み出すものと考えております。
Printioと店舗のPOPやチラシが手軽に作成できる弊社サービス「POPKIT(ポップキット)」はシナジーの高いサービス連携になるのではと期待しておりますし、会社員時代の堀江社長とは共に広告代理店業としてさまざまな印刷物を発注してまいりました。これからの新たなるステージで、また共に働き、事業を進めることができることを楽しみにしております。

株式会社アルファ 代表取締役社長 高尾 宏和


 佐渡島隆平さん(セーフィー株式会社(Safie Inc.)代表 )


リアルな印刷業界に個別化されたユニークで付加価値高いプリンティングシステムをAPI連携で挑戦する堀江さんチームのビジョンに共感して応援させていただきました。


セーフィー株式会社(Safie Inc.)代表 佐渡島 隆平

  •  Printio導入企業様からのコメント

株式会社スタジオプレーリー 共同代表 片山大地さま

Printio はものづくりを行う企業にとって非常に強力なパートナーです。API による自動化が便利なのはもちろんのこと、OpenFactory さんはものづくりのプロフェッショナルなので制作物の品質が高く、デリバリー速度にもこだわりを感じます。発注工数を極限まで削減することができるので、弊社としては自社事業に集中でき、顧客との対話やマーケティング等に時間を割くことができています。オンデマンド製造によって顧客ごとにオリジナルデザインの商品をお届けできるので、パーソナライズの観点としても現代のニーズに合ったサービスであり、弊社でも活用させていただいています。代表の堀江さんをはじめとしてチームみなさまのホスピタリティが高く、協力し合える心強い味方として、ともに成長していけると嬉しいです。熱烈に応援しています!

株式会社スタジオプレーリー 共同代表 片山大地
 

  • 月1開催のトークイベント「Printioラボ」がスタート!



オリジナルアイテムへ込められた思い、工場の製造現場に潜む知恵や工夫など、ものづくりの面白さやオリジナルアイテムの楽しさをご紹介するトークイベント「Printioラボ」をスタート します。

初回となる2023年4月14日(金)は世界一ワクワクする印刷工場〈HappyPrinters〉にて、代表の堀江とちばによるトークイベントを実施します。初回のテーマは「ものづくり業界を印刷からもりあげる!API連携でオリジナルアイテムをつくる“組み込み型のものづくり”とは?」 です。トーク後には、会場にきてくださった方との交流会も実施します。ぜひお気軽にご参加ください。

また、本トークイベントは、毎月にどこかの金曜日にさまざまなゲストをお招きしながら実施します。素敵なオリジナルアイテムを制作しているみなさまのゲストとしての参加も募集中です。

日程:2023年4月14日(金) 19:30~20:30(トーク・収録)20:30~21:30(交流会)
トークテーマ:ものづくり業界を印刷からもりあげる!API連携でオリジナルアイテムをつくる“組み込み型のものづくり”とは?
会場:HappyPrinters(〒107-0062 東京都港区南青山7丁目1−12 南青山高樹町ハイツ 246沿いの店舗)
※YouTubeライブにてリアルタイムのオンライン配信も行います
登壇:代表・堀江賢司 / Printioチーム ちばひなこ
参加費:無料
申込み:https://printiolab-001.peatix.com
 

  • 代表取締役 CEO 堀江賢司 コメント


Eコマース市場は毎年拡大しており、事業者同士の競争は激しくなる一方です。
そのような中でユーザーニーズは多様化し、大量消費を前提とした「大量生産のものづくり」ではなく、よりパーソナルに対応した「柔軟なものづくり」への期待が高まっています。

私たちは、「柔軟なものづくり」を一人ひとりに合わせたものづくりを可能にする印刷(プリント)から普及します。現在の印刷業界のEC化率は4%程度と低く、DX(デジタルトランスフォーメーション)の実現までは道半ばです。多様化するユーザーニーズには、大量生産を前提とした非効率な受発注では対応できていません。

今回の資金調達により、全国の専門工場でつくれる多くの商品をAPIで提供できるようになります。これは、全国のパートナー工場と共に築いてきた適量生産のための効率的な受発注を活かしたものです。今後は、Webからノーコードで小ロットから大ロットまで“必要な数だけ”発注を可能にし、より多くの事業者のビジネスをものづくりでサポートしていきます。

代表取締役 CEO 堀江賢司
 

  • 株式会社OpenFactoryについて

名 称 株式会社OpenFactory(カブシキガイシャ オープンファクトリー) 
住所 〒107-0062 東京都港区南青山7丁目1−12 高樹町ハイツ103 
代表者 代表取締役:堀江 賢司 
Printioサービスサイト :https://printio.me
お問い合わせ hello@printio.me 〈Printio〉

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会社概要

株式会社OpenFactory

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URL
https://www.openfactory.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区南青山7-1-12 高樹町ハイツ103
電話番号
090-7506-8535
代表者名
堀江 賢司
上場
未上場
資本金
-
設立
2013年07月